2012年 10月 11日
映画アイアンマン、勇気あるなあ
ところが、いざ見てみると、これが面白かった。
テレビの洋画劇場で見ただけだけど。
内容もさることながら、ちょっとしたところがオシャレ。というか、日本離れしている!(つか、それ当たり前なんだけど。日本の映画じゃないんだから)
それはどんなシーンかと言うと、映画の中で、美術品を買いまくるというようなせりふがあって、買った絵がバーネット・ニューマン。おお!
現代絵画を買う、というときバーネット・ニューマンを持ってくるのか!
日本の映画ではなかなか出てこない名前じゃないかなあ?
お金があるから絵画を買う、というときに出てくる名前はゴッホとか、モネとか、フェルメールとか、ピカソとか、そういう名前が多いような。
バーネット・ニューマン、こんな絵を描いてます。
横長のキャンバスのほとんどが赤一色。両サイドに細く白い部分がある。赤と白だけの絵だ。
(上の画像、ちょっとわかりにくいけど、左端にもちゃんと白い部分が細く入ってます)
私が映画を作るとして、登場人物が金に飽かせてアートを買う、という設定にしたら、そういうときに出すのはやっぱり印象派とか、フェルメールの新発見の絵とかにすると思う。バーネット・ニューマンを持ってくるのはなかなかに勇気がいる。ホント、勇気あるなあ。