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映画アイアンマン、勇気あるなあ

アイアンマンはアメリカンコミックが原作で、人造人間で、正義の味方で、となると「ちょっと子どもっぽい話かな?」と、うっかり思っていた。

ところが、いざ見てみると、これが面白かった。
テレビの洋画劇場で見ただけだけど。

内容もさることながら、ちょっとしたところがオシャレ。というか、日本離れしている!(つか、それ当たり前なんだけど。日本の映画じゃないんだから)

それはどんなシーンかと言うと、映画の中で、美術品を買いまくるというようなせりふがあって、買った絵がバーネット・ニューマン。おお!

現代絵画を買う、というときバーネット・ニューマンを持ってくるのか!
日本の映画ではなかなか出てこない名前じゃないかなあ?
お金があるから絵画を買う、というときに出てくる名前はゴッホとか、モネとか、フェルメールとか、ピカソとか、そういう名前が多いような。

バーネット・ニューマン、こんな絵を描いてます。
映画アイアンマン、勇気あるなあ_b0019674_3111935.jpg

横長のキャンバスのほとんどが赤一色。両サイドに細く白い部分がある。赤と白だけの絵だ。
(上の画像、ちょっとわかりにくいけど、左端にもちゃんと白い部分が細く入ってます)

私が映画を作るとして、登場人物が金に飽かせてアートを買う、という設定にしたら、そういうときに出すのはやっぱり印象派とか、フェルメールの新発見の絵とかにすると思う。バーネット・ニューマンを持ってくるのはなかなかに勇気がいる。ホント、勇気あるなあ。
by akaboshi_tamiko | 2012-10-11 03:26 | アート系 | Trackback | Comments(0)