漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

アンのドレスのデザイン

「赤毛のアン」の中でアンが最初にもらう美しいドレス。
これはどんなデザインだったのか、訳と原文を読んで、自分なりに考えてみた。
それがこういうデザイン。
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でも、本の挿絵に載っているのはこういうデザイン。半袖なのだ。
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赤毛のアンが日本に紹介されたのは戦後だし、その当時、ちょうちん袖というと、日本では半袖が一般的だった。長袖のパフスリーブって、例えば鹿鳴館で社交ダンスをしているようなご婦人方が着ていたくらい? だから、昭和になってパフスリーブ、ちょうちん袖と言うと、半袖しかイメージできなかったのかも。イラストレーターも、編集者も。

自分で考えたデザインに、ちょいと色も付けてみた。
これは、私にしては珍しく、フォトショップで着彩したのではなく、紙に描いた線画に、透明水彩で着彩。
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これは一応スキャンもしてみたんだけど、カメラで撮影したもののほうがなんとなく「絵」の感じが出るような気がしたので、撮影したものをアップ。

実際に、プリンスエドワード島の赤毛のアン記念館では、茶色のドレスが展示してあるそうで、その実物の写真をもとに絵を描いてみた。
これも紙に透明水彩で着彩。
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私の想像よりもパフスリーブを仕切っているリボンが大きいのと、袖そのものも大きい感じ。なので、このほうが華やかになるなあ。
なるほど、これはマリラが「袖だけでブラウス一枚分はある」と細かいことを言いそうなデザインだ。

紙に絵を描いて、水彩で着彩するって、ホント最近はなかなかやらないけど、これも面白かった。

また描こうかな。

(と思って、さっき、大塚家具のお家騒動で有名になった家具屋姫を描いてみた。
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うーん、水彩でチャチャチャッと色付けするのは、丁寧にやるよりかえって難しいかも。)
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by akaboshi_tamiko | 2015-03-28 00:02 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)
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