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乗換案内に「手助けモード」はどうですか

先週、東京へ行った時のこと。
最初の用事が早めに終わり、次の目的地まで行くのに30分以上余裕があった。

乗換の神保町駅で電車を降りると、キャリーバッグを引いた80代くらいの女性が降りてきた。私たちが歩いている先には階段がある。

この階段、キャリーバッグを引きながら降りるのは無理じゃないか? そう思って「お荷物おもちしましょうか」とつい声をかけた。

すると、その女性は「あら、ありがとう、いいのいいの、これ軽いから」と言って、片手でするする引いて、階段も片手で持ち上げながら降りていく。

大丈夫かな、と思って、数段降りるの見ていたら、ほんとに軽いものらしい。難なく歩いているのを確認して、私は自分の目的路線のほうへ向かったのだった。

次の電車に向かいながら、これが時間に余裕がないときだったら声かけたかなあ、と考えた。
その時は、電車2~3本くらい遅れても大丈夫なくらいの時間のゆとりがあった。だから声をかけたけど、急いでいたらどうだっただろう? 電車一本でも見逃してしまったら遅刻してしまう! というときだと、大丈夫かな、と思いながら足早に通り過ぎるだけだったかもしれない。

乗換案内のサイトがいくつかあるけれど、最近は乗換時の徒歩時間を「速め」とか「ゆっくり」に設定できるものがある。

もし「ゆっくり」に設定したら、荷物を持った高齢者と一緒に歩くくらいのゆとり時間は取れるだろうか? いや、そこまでのゆとりは無いんじゃないかなあ? せいぜい次の電車に乗り換えるとき焦らずゆっくり歩くだけ。

だったら、乗換案内に「ゆっくり」だけじゃなくて、「手助けモード」をつけたらどうだろう!? どんな駅でも、困った人を見かけたら声をかけて荷物を持って一緒に歩く時間(大体20~30分くらいの余裕)が取れるような時間配分の乗換案内。いいじゃん!!

手助けモード付き乗換案内! これはいい!! まるで世紀の大発明をしたかのようにウキウキしながら、私は次の電車に乗ったのだった。

・・・・・・・・・。

だけど、わざわざそういうモードを作らなくても、30分くらいのゆとりをもって早めに家を出れば済むことかも・・・。
だよね・・・。

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by akaboshi_tamiko | 2016-05-31 00:59 | つれづれ日記 | Trackback | Comments(0)