2006年 06月 10日
これはアートだなあ
今日はグランマ!の原稿が上がったのがお昼でした。前日からほとんど寝てないで仕事したので、午後から夕方まで寝ました。
その後、エリモン製作にとりかかりました。
エリモンとは、彫物と書きますが、宮崎県の高千穂町では「エリモン」と読みます。それがなまって日之影では「エリメ」と呼びます。
エリモンとは何かと言うと、神楽を舞うステージを「神庭(こうにわ)」といいますが、その神庭の周りぐるりに吊り下げる白い紙のことです。
この紙には、いろいろな図柄が「彫って」あります。彫ってあるから彫物、それが宮崎訛りでエリモン、エリメになったわけです。
エリモンで区切ることにより、結界をつくり、外道・悪魔が入るのを防ぎ、その場所が神庭となり、神楽を舞うことが出来るのです。
エリモンは悪霊や悪いことを防ぐ神々しいもの、と言ってもいいかな。正式にはちゃんとした説明があるんだけど、私の理解はこんな感じ。
さて、そのエリモン、日本中にあるんだけど、特に宮崎のは図柄が複雑で面白いとのこと。
そのエリモンを、作ることになりました。
伝統的な図柄もたくさんあるんだけど、私は「じっとしちょ連」という団体のロゴをエリモンにしてみました。
本来、この図柄の下に、長方形やひし形に切れ込みを入れて下がるようにする部分があるんだけど、それはまたあとで。
このエリモンつくり、面白くてはまっちゃうんですよね・・・。
仕事中は出来なかったので、今、思いっきりはまってます。