2008年 03月 27日
機内で携帯電源入れる人
26日に帰ってきましたが、春休みなので旅行者がいつもより多く、空港は混雑していました。
空港の混雑は別にいいんだけど、いつもビジネスユースの人たちが多い機内が、子供づれや高校生、大学生風の旅行者が多くなり、そうするといろんなことがいつもより違っていました。
若い子が多いと、機内にシャンプーとかリンスのニオイがあちこちからだよってきます。若い子の使うシャンプーって、香りが強いんだなあ。
それと、いつもならまず見ないんだけど、今日はものすごくたくさん見たあるシーン。
飛行機が着陸し、駐機場まで動いているとき、まだシートベルトはつけたままにしてください、とか、携帯電話の電源は飛行機を降りてからお入れ下さい、というアナウンスの真っ最中に、携帯の電源を入れる人。
私の隣のおばさまがまさに、そのアナウンスの真っ最中にバッグから携帯を出して電源入れて、何か見てました。このおばさま、60代くらいの上品な方で、客室乗務員の方ともにこやかに話をしていたので、アナウンスが聞こえなかった、ということはないと思います。
メールの確認、時間の確認でも携帯電話の電源は入れないで下さい。飛行機を降りてから、電源をお入れ下さい。と、丁寧なアナウンスが聞こえているにもかかわらず、そのおばさま、電源を入れているので、もしかしたらこれは「電波オフ」してある常態なので、電源を入れても大丈夫、と判断して入れたのかな、きっとそうだわ、と無理に自分を納得させてそのおばさまには何も言わずにいました。
そして、さあ降りようと、通路に立ったら、私の前の席に座っていた高校生男子の4人グループが、みんなで何か話しながら携帯を出して電源を入れて中を確認していました。4人中、3人が。
もしかしたら外国人で、日本語が聞き取れなかったのかな、と思って耳をそばだててみたけれど、日本語で話をしていたので、日本の若者でした。
また、乗客が出口へ動き始めたので、私も前へ進んだら、まだ座席に座っている人が携帯の電源を入れて中を確認していました。
それから、私の前を歩いていた乗客はお子さん連れの若いカップルで、お父さんらしき男性が赤ちゃんを抱いていて、お母さんらしき女性が荷物を持って歩いていました。
お母さんはバッグから携帯を出して電源を入れて、中を見てます。
普通、赤ちゃんが通りかかると、通路の途中でお見送りをしている客室乗務員の方が、必ず赤ちゃんに手を振ってにこやかに話しかけたりするんですよね。「ばいばーい」とか「またね~」とか、その程度ですが。すると親ごさんも必ず「またね~」と子供の手を振ってあげる、と。
今日も、最初の客室乗務員は、ニコニコしてたんですが(そのときはまだ携帯出してなかったから)、二人目の方のときに、お母さんが携帯にスイッチオン。するとその客室乗務員の方、ニコニコしていた顔の、笑顔をちょっと引きつらせて、それでもまだ笑顔っぽい顔で、「お客様、携帯電話の電源は飛行機を降りてからお入れ下さい」と注意していました。
他人に注意をするって、けっこう大変ですよね。
客室乗務員って、大変だなあ、って思いました。
私も高校生たちに「電源は飛行機を降りてから入れてくださいね」と言えばよかった…。
でもこういうことって、言うのが難しいんですよね。私が「飛行機を降りてから入れてください」と頼むのもちょっと変じゃないかな? 「電源は飛行機を降りてから入れるようにってアナウンスありましたよ」では、回りくどいし…。
「電源は降りてからだろ!聞いてなかったのか!!」と、きっぱり叱ることが出来ればよかったんだけど。なかなか高校生に注意するのは出来ないですね。
だけど、飛行機を降りるまでのたった数分が、どうして我慢できないのだろう?
最近あまりにも自分中心というか無神経な人が増えているように思えてなりません。
注意もしたいけど集団が相手では無力感もありますねー。
そうです、そうです、くるくるピッ!したかったですよ~。
でも、やっぱり高校生の男の子数人に何かを注意するのって、ちょっと怖いですね。
隣のおばさまにも、言えばよかったなあ、と思いつつ、なかなか難しいですね。
みんな携帯依存症でしょうかね。一分一秒を争うような取引をしている人には見えなかったし。どうして数分が我慢できないのか、不思議です。
祖母がペースメーカーを入れているので、余計に気になります。
うちも叔母がペースメーカーを入れているので、病院内の携帯電話は気になりますねー。
ペースメーカーをお使いの人で、携帯電話の電波を遮断する金属繊維のシャツとか出たそうです。自衛もしないといけない時代なのかもしれませんね。
↑この作戦はどうでしょう?
おお、この作戦、考えていたけど実行はしてなかったんですよ。今度やってみようかな。この方はやさしく静かに言ったからいいですよね。うちで考えていたのは、「ううっ、く、苦しい!!」と言って倒れる、というもの。これだと人騒がせですもんね。静かに、やさしく、がコツかも!