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漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

カテゴリ:言葉( 81 )

俳句も短歌も面白い!

木曜日午後7時から、TBSのプレバトを毎週見ている。
真っ先にあるコーナーが俳句。

夏井いつき先生の毒舌というか、厳しい指導ですごい人気だ。

最初に夏井先生を見たのは、Eテレの俳句番組。10年くらいまえだったかなあ。ほかの選者の先生とすごい口喧嘩をしているを見て、面白いなあと、ファンになった。

と言いつつ、別に句作に励んだわけではないんだけど、Eテレの俳句番組は夏井先生が出ていると見てしまう。俳句だけでなく、短歌の番組も結構好きで見ている。

好きだからと言って一句作れたり、一首詠めたりするわけではない。私が作るのはどうしても標語みたいになってしまって、詩心がないのだ…。残念。

ただ単に七五調に言葉を並べるのが好きなだけ。
そういえば、あまりにも七五調にはまって、普通の会話が五七五になったときがあった。
以前のブログから抜粋
「今晩の 夕飯なんに しようかな」
「寿司 うどん 蕎麦かカレーか タイ料理?」
「外食は 塩分濃いので やめようよ」
「じゃあうちで ご飯炊いて つけもので」
「味噌汁と サバの塩焼き 大根おろし」


これ全部、五七五です、笑えます (←これも五七五)

似非標語 みたいなものなら いくらでも 作れるけれど、詩心は無し 

短歌のうまい小説家の友達に、どうやって勉強したらいいのか聞いたら、古典を学ぶのが一番いい、とのこと。
うーむ。
古典から 学べば我も うまくなる ような気がする けれど面倒。(ここまでも 受けを狙って 七五調 しなくていいのに やるのは性か)

だけど、俳句も短歌も、面白いなあ。古典からじっくり勉強するのはさすがにしんどいけれど、テレビで見たり、たまに本で読んだりするには楽しくて面白いですね。

さて、10年前に買った歳時記、たまには開いてみようかな。

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by akaboshi_tamiko | 2017-02-24 01:39 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

よだきい という言葉

宮崎の代表的な方言に「よだきい」という言葉がある。

疲れたときや面倒くさいときに「よだきい」と言う。
ただ単に「面倒くさい」イコール「よだきい」というわけでもない。
もっと複雑なニュアンスがある。

「よだきい」に限らず、あらゆる方言はほかのひとことでは言い表せない複雑で多様な意味が含まれているのだと思う。

今、疲れているわけではないし、めんどくさいわけでもないけれど、何かやる気が出ない、今の状態を、「そうだ! よだきいんだ、私!」と思い当たった。

義母が亡くなってから、何をするにもよだきい。
その前から、愛猫も亡くなっていたんだった…。

そら吉のことを忘れていたわけではない。大きな悲しみがあった。
でも、義母の看病や葬儀のことが大きすぎて、そら吉を失った悲しみが覆い隠されてしまった。

今、どちらの悲しみも表れてきていて、ダメージ大きいなあ…。

今月は病院の予約を間違えて次の日に行って、先生に怒られた。
昨日は大事な会議をすっかり失念していた。最後の最後に電話で参加させてもらったが、責任が果たせず、本当に申し訳ないことをしてしまった…。

ご迷惑をおかけした方々に、この場を借りてお詫び申し上げます。
本当に申し訳ありませんでした。

時間が解決する、とは思うけど、それを頼りにしているとどんどん無責任になって不義理をしてしまいそうなので、少しずつ気持ちを前向きにしていかねば・・・ と思ってますが、どうなることやら。

無理しないで、というコメントをいただきそうだけど、甘えてつけあがるので、少しは無理しないとね。

と、このブログを書きながら、ちょっと気持ちが変化してきた。
この状態が「よだきい」のだ、と気づいた、ということだったんだけど。

よだきいと気づく前は、どこか体悪いかな、と思ってたんだけど、そうじゃなくて、「ああ、私はいま、よだきいだけかー」と思ったら、少し前向きになれそうな気がしてきた。

よだきがる人のことを、よだきんぼ、ともいう。日之影では「ずうそご」とか「ずそご」と言ったなあ。最後の「ご」は「ずうそ子」ってことかな。

よく父に「ずうそごじゃなあ、たみ子は」と言われたのを思い出し、ちょっとほのぼのしてきた。しみじみ切ない感じじゃなくて、ほのぼの。
ほら、少し前向きな感じ。いいかもしれない。


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by akaboshi_tamiko | 2016-11-26 22:27 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

この葡萄パン、スイート

昨日、私は無類の葡萄パン好き、と書いた。

いつ頃から好きだったのか記憶にないけれど、子供のころから好きだったなあ。

子供の頃の葡萄パンは、昨日紹介したような、葡萄がびっしり入ったものではなかったと思う。
コッペパン型で、干し葡萄が全体的に疎らに入っていたような記憶がある。食パン型はあんまり見かけなかった。

葡萄パンは、干し葡萄が入っているのだから、甘くてしっとりしている。

私の子供時代は今ほどスイーツ類が充実していなかったから、葡萄パンは今よりももっとお菓子っぽい食べ物だった。スイーツ、デザートの範疇に十分入ったのだ。

私に取って葡萄パンはお菓子と同じ。これを嫌いな人がいるなんて信じられない、と思うくらい美味しいものだった。

さて、子供のころ、とても仲の良かった友達がいた。
ある日、その子と一緒に葡萄パンを食べたときのこと。

こん葡萄パン、スイート

「ええっ!!!!!」

すいーき、すかん


「えええええっ!!!」



・・・・
・・・・・・・

ぷーっ!! このニュアンスがわかるあなたは、宮崎県人!?

友達の言った言葉の意味は、

「この葡萄パン、酸っぱいんです」

酸っぱいから、好きじゃない」
でした!!

「酸っぱい」を、「すいー」と言うのは、西の方では普通、、、かな?

そして、宮崎県では、語尾に「と」をつけることが多々あります。
「すいーと」と言った場合は、「酸っぱいのよ」というような意味です。

この「すいーと」には私の夫(北海道人)も混乱したようで、「こんみかん、すいーと」と言うと、「それは甘いのか酸っぱいのかどっちだ?」と聞いてきました。
「すいーとに決まっちょるじゃん!」と言うと、さらに「???」という反応。

スイートとすいーとは、正反対。覚えちょってね。



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by akaboshi_tamiko | 2016-03-21 20:59 | 言葉 | Trackback | Comments(2)
Q様を見ていたら、漢字の読みを当てるクイズがあって、

集まる
集う
集る
集く

ひゃー。「集まる=あつまる」と「集う=つどう」しかわからない。

「集る」は「たかる」ですってよ、奥さま!!

そして「集く」は「すだく」なんだって!!

「集く」は、虫などの小さなモノが集まっているさま、だそうです。
ロザン宇治原が、「漢検の勉強やってた時にチラッと読んで、引き出しに入ってた」と言ってました。

ああいう人たちは、本を一回読んだだけでほとんど頭に入るそうですが、それを目の当たりにした感じ。

いいなあ、一回読んだら頭に入るって。
最近は何度読んでも覚えられない。

だからブログに書いてみました。覚えられるかな…。
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by akaboshi_tamiko | 2016-01-30 19:20 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

万歩計と歩数計

先日、万歩計を買いました。
パッケージをよく見ると、「万歩計は山佐時計機器株式会社(YAMASA)の商標登録です」とありました。万歩計という場合は、YAMASAの商品を指すんだそうです。

そうだったのか! 万歩計という言葉を最近聞かないなあ、歩数計ってみんな言ってるなあ、と思っていたら、「万歩計」は商品名だったんですね。私が買ったのは、まさにYAMASAのものだから「万歩計」です!

ほかの商品には「歩数計」と書いてありました。「歩数計」が一般名詞なんですね。

似たような話で、「宅急便」というと、それはクロネコヤマトのことです。

荷物を相手先へ届けるシステムの一般名詞は「宅配便」です。

でも、宅配便と宅急便、厳密に使い分けている人はあまり見かけないなですね。たいていは佐川で送ります、ヤマトで送ります、とか言ってるし。

商品名と一般名詞(普通名詞、って言うのかな)の違いは、なかなか難しいですね。
下の名詞、どっちが商品名で、どっちが一般名詞か、わかりますか?

クレパスとクレヨン、セロテープとセロハンテープ、ゼロックスとコピー機、クリネックスとティッシュペーパー、ホッチキスとステイプラー、カップヌードルとカップ麺、、、


(太字が商品名。ゼロックスとかクリネックスは、アメリカの小説にはよく出てくるけど、日本ではあんまり言わないかな)
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by akaboshi_tamiko | 2016-01-06 22:50 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

今年の一文字

今年も残すところあとわずかになりました。
毎年恒例の私版「今年の一文字」を考えてみます。

公的な2015年の今年の一文字は「安」でしたが。

私版「今年の一文字」は、「空」かなー。
大空のようにパーッと広がる気持ち、、、、(に、なりたいな、と)。

そうだ、うちの猫の名前、そら吉も、元々は「空吉」です。
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そら吉のように、可愛く凛々しく生きたいものです。

と、今年の一文字は、私のことを表すというより、願望の一文字でした。

私自身を表す部分も無くは無いんだけど、それは、空っぽ、空虚など、「何も無い」意味のほうかな。空しい、とかね。
ちょっと空しいこともいくつかあって。

今年の一文字、いい面と、ちょっとネガティブな面と両方ありました。
来年はいい文字になるよう、頑張らねば!
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by akaboshi_tamiko | 2015-12-30 19:40 | 言葉 | Trackback | Comments(0)
夕方のテレビの生活情報コーナーで、外国人視点の日本観光が面白い、というようなことをやっていました。
その中で、英国から日本へ観光にやってきた家族(3か月日本に滞在しているそうです)が、息子さんがカラオケの先生について歌を教えてもらっている、ということをやってました。

英語圏の子供なので、ローマ字で書かれたodoketa(おどけた)という歌詞を、オドゥ-ケタと発音してしまいます。先生が何度も繰り返し「オケタ」と直すんだけど、どうしても「オドゥ-ケタ」になるんです。
doはどうやっても「ド」ではなく、「ドゥー」なんですよね。

でも、「ド」と発音させたいときは、dough と書くと、ほとんどの英語圏の人は「ドー」と発音します。
dough 「ドー」は、パン生地、生パン、練り生地のことです。

確か、大きな森の小さな家シリーズでも酸っぱいパンが出てきますが、それは「サワードー」と言って、やはりこのdough というスペルです。

「おどけた」という言葉を「オドケタ」と発音させるには、
o・dough・keta と書いてみるといいかも?

そういえば、昔こんなことがありました。
以前、私の家で宴会をしているとき、一人の友だちがアメリカ人のボーイフレンドを連れてやってきました。その時、彼は日本語がほとんど話せず、みんなで「役に立つ日本語」を教えることに。

一番役に立つ日本語といえば「どーも」でしょ! と、みんなで「どーも」を教えたんだけど、ローマ字で domo と書いて教えると、どうしても「ドゥーモ」に。「ドゥーじゃなくて、ドーだよ、ドー!」と、彼のガールフレンドも繰り返し教えたんだけど、どうしてもドゥーとしか発音できない。

私が、「じゃあ、これ読んでみて」と紙に dough と書いたら、彼はくっきりはっきりした発音で「ドー」というではありませんか!

ドーナツ、サワードーなど、「ドー」という発音はちゃんとあるので、「ドー」と発音させたいときはこの綴りで教えてあげると、くっきりかっちりした日本語の発音をしてくれます。

ローマ字だけではどうしても発音が難しい場合も多いので、外国の方に撥音を教えるときはdough を覚えておくとちょっと便利ですよ、ってことで。よろしく~。
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by akaboshi_tamiko | 2015-12-01 22:05 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

愛着と癒着

私の友達Mさんが大学生のTさんと話をしていて、こんな質問を受けたそうです。
Tさん「公務員て、3年で異動になるみたいですけど、どうしてですかねー?」

Mさん「長くやってると、地元の業者との癒着とか起きる可能性もあるからね」
Tさん「ああ、長くいると愛情もわくし、離れ難くなりますよねー」

Mさん「それは、愛着、 癒着とは違うよ」
Tさん「えっ? そーなんですかぁ?」

Tさんの無邪気な返事に、ああ、このコは愛着と癒着の違いがわかってないんだな、と思ったMさんは、それ以上何も言わずに話を終えたそうです…。

という話を夫にしたところ、「うーん、膠着状態だね」と。う、、うまいかも…?


お知らせ
6月28日、東京ビッグサイトのアルトヴァリエに出ます!
スペースは 東2チ33 です。
よかったらぜひ、いらしてくださいね!

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by akaboshi_tamiko | 2015-06-20 13:01 | 言葉 | Trackback | Comments(0)
なんでいきますか?
なにでいきますか?

友だちのバイト先でこんな言葉遣いをする若いコがいるそうです。
Aさん、私の友だち。40代女性。B君、大学生。

Aさん「○○を160gで6個作ってください」
B君「はい」

しばらくして
B君「○○はなんでいきますか?」

この文脈だとどう聞いても○○を作る道具のことを聞いているように思えます。
Aさんは○○を作る道具(ボウルとか、桶とか)の説明をしたら、B君は怪訝な顔をして黙っているのだそうです。

Aさん「もしかして何グラムか、ってこと?」
B君「あ、あ、、はい」
Aさん「何グラムなのか、というのが聞きたいのなら、そう言ってくれないとわからないから。なんでやりますか、だと道具だと思うよ」
B君「はぁ・・・・・」(あまり納得していないようす)

B君は以前にも同じようなことがあって、Aさんが「▼▼を10個作ってください」と頼んだら、やはりしばらくして「▼▼はなんで行きますか?」と聞いてきました。

その時も、道具かと思って説明したら、実は個数を聞いていたんだそうです。

こういうわけのわからない聞き方をされるので、困ったAさんは、B君と同じ年代のCさん(大学生の女性)にちょっと相談したら、、、、なんと、Cさんは

「それって、若者言葉なんですかねー? 私には違和感ないです」という反応!!

こういう文脈で「なんで行きますか?」という聞き方をされたら、グラムや個数を聞いているとわかるのって、若者だから??????

で、あれこれ考えて、私はAさんに尋ねました。
「その子たちって、どの道具を使うかを訊ねるときはどうやって聞いてる?」
するとAさん、
「そういうときは『なにで行きますか?』ですかね?」と。

そ、それだ!!

若いコたちは、グラムや個数のときは「なんぐらむ」「なんこ」と言うので、「なんでいきますか?」はグラム(または個数)のことだ、と区別しているんじゃない??

Aさん、驚愕の表情!
「あああああ! そうかも!!!」

確かに、なにグラムとか、なに個とは言わない!! グラムや個数の時は、絶対「なん」ですわ!!

道具の時も「なんでいきますか?」と言うことはあるんだけど、きっと彼ら(若いコ全般とは言わない。そのバイト先の若いコたち)は、「なんで」をグラムや個数に取っておいて、道具類に関しては「なにで」と使い分けているのではないか。

いや~、、、そんな使い分けしなくっても…。
ちゃんと「これ、何グラムで行きますか?」と聞いてほしい。グラムという言葉を省かないでほしい。じゃないと、間違いの元だから。仕事場では言葉は省略しない方が無難なんだから。

その前に、何グラムで何個と指示されているんだから、あとから聞きなおすなよとか、「~~で行きますか?」じゃなくて、「何グラムで作りますか?」と正しく聞いてほしいとか、そういう突っ込みもあるけど、ま、そこまで言うと、口うるさいおばさんになってしまうので、それは言わないでおきましょうかね。

追記
フェイスブックで、この記事に対するコメントがたくさんついて、それがとても興味深いので、付記しておきます。
https://www.facebook.com/tamiko.akaboshi/posts/883796198326541?pnref=story

FBって、時間経つと検索が全然ダメなんだもんなー。こうやって記録しておくとイイネ!
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by akaboshi_tamiko | 2015-03-31 00:01 | 言葉 | Trackback | Comments(4)
3月は5月の顔を持っている、、、とかなんとか、誰か、詩人が書いていたはず。だれだったかなあ…

どういう意味だろうと考えていたら、別のルートから、なるほど、ということが分かりました。
天気予報の番組で、「3月は5月と変わらないくらいの紫外線量です。日焼けに注意しましょう」と言っているのを聞いて、なるほど、これのことか!と思いました。

3月は5月と同じ顔、というのは、3月は紫外線量が増えて、光が強くなる、ということかな。冒頭の詩人は、3月にはすでに5月と同じくらい明るく、強い日差しが射す、ということを感じていたのでしょう。
詩人の観察力、ってやつはスゴイなあ、と思ったんだけど、この詩人、だれだったっけ。
なんという詩だったっけなあ。

誰かご存知ないですか?
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by akaboshi_tamiko | 2015-03-29 01:58 | 言葉 | Trackback | Comments(0)