漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

カテゴリ:更年期( 10 )

男性ホルモンと加齢臭

ムーちゃん(猫)のホルモン療法だけでなく、オットもホルモン療法を受けています。

初めて男性ホルモンの注射を受けたとき、無性に眠くなったり、ウキウキしたり、イライラがなくなったり、激昂しなくなったり、とかいろんな症状が出てきたけれど、臭いが変ったのも大きな変化でした。

とにかく、男性ホルモンを補充したら、男子高校生のような臭いがし始めたのです。
その後、鼻の頭にニキビが出来たりもしました。脂の分泌が急に増えたのでしょう。

今日も病院で注射を受けてきたんだけど、帰ってきてから「耳の後ろが臭くない!」と言い出しました。「オレ、耳の後ろがときどきオヤジ臭いんだよ」と言うオットですが、それが今日はないのです!! 

これってどういうこと???

オヤジ臭というのは、いわゆる加齢臭のこと。
加齢臭の主成分はノネナールという物質。皮脂が酸化してノネナールが生成されるので、加齢臭は皮脂の分泌が盛んな男性に多い、というような記述を読んだことがあります。

ということは、皮脂の分泌が多いほうがノネナールが出来やすいはず。でも、一番皮脂の分泌が盛んな高校生のころは加齢臭ではなく、青臭いというか、男の子臭いというか、年取ったオヤジのニオイとは違う匂いがします。

男性ホルモンの多い若い身体にはノネナール生成を阻む何かがあるのでしょう。

で、ホルモン補充を受けた今日のオットの身体の中では、ノネナール生成を阻害するなんらかの作用が起きたのかも。それで耳の後ろのオヤジ臭が無くなったのかも!
男性ホルモン、恐るべし!!

生物って、ホルモンにすごく左右されるんだなあ、と思います。
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by akaboshi_tamiko | 2010-08-16 20:53 | 更年期 | Trackback | Comments(1)

加藤和彦さん

音楽プロデューサーの加藤和彦さんが亡くなりました。
自殺だったということです。うつ病だったというニュースもあったとか。
音楽関係者に、「もう音楽でやりたいことが無くなった」ということをもらしていた、ということも聞きました。

中高年の男性がうつ病で自殺するのを見ると、夫は「更年期だったんじゃないかなあ」といつも言います。

それは、夫自身が、数年前にものすごい落ち込みを経験し、それを更年期の治療で治した経験があるからです。

もともと夫は、私が外科的更年期で気持ちが荒れたり、落ち込んでいるのを見て、更年期に人がどれだけ落ち込むかを知っていました。そして、私が漢方薬で症状が激変したのを見て、「更年期はこういうことをすればこんなにもよくなるのだ」ということを知ったのです。

その後、今度は夫の性格が変わったり、体調が悪くなってきました。それを見た私が、「それは男性更年期だ、治療したほうがいいよ」と、病院に行くことを勧めたのです。
普通、男性はそういうことを言われると病院に行くのをためらうらしいのですが、私が更年期の治療を受けてよくなったのを知っていたからでしょう、すぐに病院へ行くようになりました。

更年期の治療のために男性ホルモン補充療法を受けていた夫ですが、二年ほど前にものすごい落ち込みがきたそうです。そのときは詳しくは言わなかったけれど、今、告白してくれたところによると、落ち込みがひどくて、死にたいと思うことも多々あったとか。

でも、私が良くなったのを知っていた夫は、先生に相談し、ホルモン補充療法に加えて漢方薬も処方されました。それで気持ちが激変したのです。

「あのときの落ち込みを考えると、普通はうつ病と診断されると思う。でも更年期の治療で良くなったんだよ。中高年が落ち込んだら、うつ病の治療する前に、更年期の治療を受けてみるといいのになあ」と、夫はいつも言っていました。
そして、今回の加藤和彦さんのニュースを聞き、「更年期だったんじゃないかなあ」とポツリともらしました。
もちろん、われわれは医療に関しては素人で、正確な診断ではなく、単なる印象ですが、更年期のうつ症状を体験した身としては、可能性はあると思っています。

私も、卵巣摘出手術のあと、ものすごく落ち込んだとき、「落ち込んでいる」ということにすら気づかず、とにかく何もやる気が起きない、生きていても仕方ない、という思いに取り憑かれていました。
これが更年期の治療で漢方薬を飲んで乗り越えられたわけです。

中高年の自殺の報を聞くたびに、「これがもし更年期のうつ症状だったら…。適切な治療をしていれば亡くならずにすんだのではないか…」という思いが消えません。

何でもかんでも更年期のせいにするわけではないけれど、ホルモンは自分が思っている以上に精神状態を左右します。
感情が乱れると、家庭不和も引き起こします。

更年期は誰にでも訪れます。ホルモンのバランスが乱れ、閉経する時期ですから、必ず来ます。でも、そのときの不調が、軽いのか重いのかは人それぞれ。男性にだって閉経にあわせて「閉精」という言葉を提唱する人もいるくらいです。男性にも更年期はちゃんと来ます。
そこをどう乗り越えるかが問題です。

そんな体験を本にしました。私と夫の体験が、たくさんの人の役に立つかもしれません。
ホルモンを侮らず、適切に付き合うことで、家庭不和も回避できるかもしれません。

よかったら是非読んでみてください。中高年の悲劇が、少しでも減るかも…。そのお手伝いができるかも…。そんなことを思いながら書いた本です。
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最後になりましたが、加藤和彦さんのご冥福をお祈りいたします。
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by akaboshi_tamiko | 2009-10-19 00:51 | 更年期 | Trackback | Comments(7)

泰葉、更年期説

07年、小朝師匠と離婚した泰葉。
昨年からの暴走振りを見ていて、ああ、これは更年期特有の暴走ぷりだ、と思った。
私自身も、同じ経験があるのだ。

私は、97年に子宮がんの手術をし、卵巣を摘出した。
卵巣摘出によって、女性ホルモンがぷっつり途切れて、そのときまだ30代だったけれど、いきなり更年期に突入。   
これは、通常の年齢を重ねることによっておこる更年期と区別して、 「外科的更年期」と言うそうだ。

まあ、哺乳類ならどんな動物も、更年期は来る。男も女も。ホルモンのバランスが、若い頃と変わってくる時期は、男女どちらにも訪れる。でも、それは徐々にホルモンが減ってくるので、体もなんとなくそれに慣れていく

外科的更年期は、今まで普通に女性ホルモンが分泌されていたのに、いきなりゼロに近くなるので、 症状も激烈に出る。

更年期は、一般に集中力がなくなると言われているが、それは私の経験によるとちょっと違う。

私はこれを「更年期熱中症」と名づけているが、ある一つのことに熱中してしまうのだ。ホルモンのバランスが乱れると、周りを広い目で見ることが出来ず、一つのことに徹底的に集中してしまう。学業に集中すると、ノーベル賞を取るくらいだ。(キュリー夫人とかね)

しかし、私の場合は「周りの人の嫌なところを見つける」、特に「夫のいやなところを考える」ということに集中した。

夫と出会ってから、現在に至るまでの、彼の嫌なところを思い出しては腹を立て、何でこんな人と結婚してしまったか後悔し、むかつき、でもこんなこと表情に出してはいけないわ、と思って我慢し(我慢しているつもりでも顔には出まくっていたけど)、むかつきを悟られないように気を使っているつもりだった。(バレバレだったけど)

そして、「自分がこんなに我慢しているのに回りはなんて無神経なんだ!」と考えていた。 
周りの人が余りにも無神経なのに、私はそれを我慢して、なんて偉いんだろう。私はもともとわがままな人間なのに、自分を抑えてこ~~んなに我慢しているんだ。私みたいなダメ人間だってそこまで我慢しているのに、どうしてほかの人には出来ないんだ!? こんなダメダメ人間の私ごときですら出来ることなのにっ!!


というような心理。

この「私みたいなダメ人間」というのは、決して謙遜や卑下していっているのではない。「私って、自分のダメさをちゃんと自覚しているのよ」→「私って謙虚でしょ」という隠された自慢なのだと思う。

または、「私は自分のダメさをちゃんと認めた上で言っているのだから、私の言っていることは正しいのよ! でしょ、でしょ?」と、自己弁護というか、言い訳というか、自分のやっていることを単に肯定してもらいたいから言っているだけなのだ。

さて、そういう目で昨日の安葉の記者会見を見ると、「自分はダメ女だ」とか、「暴力的な女だ」とか、暴走ぶりを自ら認め、小朝師匠あてに脅迫メールを送ったことを報道陣に告白している。

暴走振りを自ら認めて謙虚に反省している、というのではなく、「私って、ほら、ちゃんと自分のダメな部分、把握してるのよ。冷静なのよ!」と、必死に自分をアピールしているような感じ。

そして、「もう、止まらないんです」とも。

ああ、これって10年前、外科的更年期になった私と同じ…。

私も夫に対して、相手のイヤな面、ダメな面をあげつらって、あれこれあれこれあれこれモンクを言ったことがある。これを言うと傷つけるよね、でも、言わないと気持ちが納まらないのよ! 口が止まらないのよ!! とばかりに、ありとあらゆる暴言を吐いた。

夫は最初はいや~な顔をして聞いていたが、そのうち、私の言葉がどんどんエスカレートしていくのを見て、なんだか痛ましいものを見るような目になっていった。

このことは、私の著書「はいッ! ガンを治した赤星です!!」に詳しく書いたけれど、このときの夫の態度で、私は更年期を乗り越えたのだった。今では漢方薬を飲んで、更年期「障害」は治まり、いくつもあった「更年期の症状」は激減し、気分の落ち込みも収まった。

泰葉も、そういう人が回りにいればよかったのに。
でも、今からでも遅くない。漢方薬やホルモン補充療法で、彼女の暴走は劇的に収まるのではないか、と思う。

私はすぐに何でもかんでも更年期のせいにする、と言われるのだが、いや~、人は思っている以上にホルモンに左右されるのだから。そこは自覚していたほうがいい。

そして、漢方薬を処方してもらったり、ホルモン補充療法を受けて、それで気分が収まれば、万々歳。納まらなかったら、また別のカウンセリングや何らかの対処法を考えればいい。

泰葉の暴走、私も経験あるからよくわかる。

昨日の記者会見
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by akaboshi_tamiko | 2008-10-30 23:52 | 更年期 | Comments(8)
福田総理が職務を投げ出して、その言い訳会見を見ながら、うちでは「これって更年期だよなあ」「だよね~という話をした。
あと、石原伸晃も。

二人とも目元の力のなさと、不満そうな顔が気になるのだ。

その二つだけで「更年期」だと断定するわけではないんだけど。

福田総理の場合は、言うことが全部「人のせい」になってた。ここが更年期の特徴の一つ。

あ、言っときますが、全ての更年期の人が何もかも人のせいにする、と言ってるのではない

私自身の外科的更年期体験と、過去10年間にさまざまな人へのインタビュー(多分100人以上)から、ホルモンバランスが乱れたときは精神状態がネガティブなほうへ動くことが多いとか、
自分のつらさを人に言えないで問題を抱え込む人が多い、
ということをたくさん見聞きしたのだ。

そして、そういう人は、「自分がこんなにがんばっているのに回りは何もしてくれない、自分だけが大変だ、という思考回路になり、何か問題が起きると、我慢に我慢を重ねて、ある日突然爆発して投げ出してしまう、と言う事例もたくさんあったのだ。

そういう目で福田首相を見ると、まさにこの更年期ネガティブスパイラルにぴったり当てはまっている。

あと小池ゆりこも眼光の力の無さ、首の辺りの汗のかき具合から、「これも更年期じゃない?」「だよな~」という判断をうちではしている。笑顔もあるにはあるけれど10年前の屈託の無い笑顔とちょっと違う。カメラに向っていないときの「不満そうな顔」「不服そうな顔」というのもK度高い。(K度というのは今私がでっち上げた言葉で「更年期度」の意味である)

更年期は、誰にでも訪れる「ホルモン変調時期」。
これは生物なら必ず訪れる。更年期の「症状」は人ぞれぞれだが、それが「障害」となるのか「症状」で終るのかは、体質と性格と対処法しだい。

ほかに、最近、私が見て更年期だなあ、と思ったのは天皇陛下。前立腺がんの治療のためにホルモン療法をお受けになって(ホルモンバランスが乱れる)、多少お太りになリ、ご家族のご心配をなさっている、という報道を見ると、「やっぱり…」と思うのであった。
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by akaboshi_tamiko | 2008-09-06 21:48 | 更年期 | Comments(8)
結婚して20年。
20年間ずっと、夫の口調に慣らされてきました。
「○○しない?」と提案すると、「やめよ、そんなの」と言われてたいてい否定されます。
文章ではわからないと思いますが、口調はか~な~り~~~、きつい。
そのことに、私も夫も気づいていなかったんです。

先日、友達の前で私があることを提案したら、夫が「やめよ、それ」と言って、周りがシーンとなりました。
シーンとなったのはなんでだろう?と、私はわからず、「やっぱやめたほうがいいかな」と話を続けたら、友達が「あ~、よかった、どうやって返事していいかわからなかったよ」と言うのです。

夫の口調があまりにもきつく冷たかったので、これは一触即発、ケンカが起きる! と、周りは心配したのだそうです。

「ええっ、あれで? あんなの日常茶飯事、いつものことだよ。あの程度の口調でケンカなんか誰もしないんじゃないの?」と私は言いました。
そうしたら、「いや~、ああいう言い方されたら普通、ケンカが始まるよ」と。

周りからそういう風に言われたことは一回や二回じゃないんです。
同じようなことがここ半年の間に数回ありました。
だからようやく私も気づきました。

結婚して20年間、特に後半の10年は、ずっと、夫の口調に傷ついたりむかついたりしていたけれど、それは別に悪気があっていってるのではないんだからと考えて無理に我慢したりしてました。
確かに、夫の口調になんとなく不快感を感じても、まあまあ、悪気は無いんだから、怒りを押し殺して我慢していました。
それに慣らされていたんだと。

あと、何でもすぐ反対することも不快だったけれど、それも「慎重さの表れかも」と思って我慢していました。

が、姪っ子に「何でもすぐ反発するんだねぇ」と言われて、「ああ、そう感じているのは私だけじゃなかったんだ!!」と気づきましたよ。

それで私は夫に上記のことを全て話しました。

そうしたら、「え、そうなの? そんな気はなかったよ」と、自分が相手を傷つけていたとはまったく気づいていなかったと言うんです。 あと、何でも反対している、ということにも。

周りの人のやりやすいように、やりやすいように、と願いつつ話をしていた、と自分で思ってたんだって!! 知らなかったよ!! いつもなんでもかんでもとりあえず自分の気に入らないことばかりだから反対していると思ってたのに!!

結婚当初は、夫はかなりソフトな人当たりの人で、うちの父なんか「浮ついたところの無い男だ」とまで言ったくらいです。
私もね~、他人に接するときはしんちゃんの基準に合わせておけば大丈夫、と結婚当初は思っていたし。友達にも「しんちゃんの基準に合わせておけばソフトでいいよね」なんて言う人もいたくらい。

それが、思い返すと、ここ10年くらい前から次第に口調がきつくなっていったような気がします。徐々に徐々にきつくなっていったので、私も本人も気づかなかった。
しんちゃんの基準に合わせたらとんでもないことになる、と、最近気づきました。 実際、あわせていたので、夫ともども、夫婦してきつい口調になっていたわけです。

あ~、夫婦して、自分たちのきつさに気づいていなかったのかっ!!
そして、これって更年期のイライラと時期的にかぶるわけですが。

あ、更年期のイライラ、人当たりがきつくなる、ということに関して言えば、近所のあるお店で、奥さんが多分更年期で、ここ数年、どんどん奥さんの顔が険しくなっていってます。人当たりもすごくきつくなってます。

客あしらいがトゲトゲしくなって、ちょっと質問すると「その日はうち休みなんですよね!!」とか、「うちじゃわかりませんから!!」ときつく言われて、別の友達なんか「私もうあの店では絶対買物しない!!」とまで怒っています。

ああ、更年期って怖い…。
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by akaboshi_tamiko | 2007-10-09 21:43 | 更年期 | Comments(11)

更年期の特徴

05/06/28/火曜
最近、更年期のことでいろいろ質問を受けることがあります。
まあ、私の場合は医学の専門家ではないので、医学的な見地については、専門家に質問していただくしかないので、医学的なことは私に聞かれても困るよ~~~(T_T)と、ちょっぴり困っています。

しかし、更年期の対人関係とか、考え方とか、どれが更年期の症状なのか、ということに関しては、素人ながら観察を重ねてきました。
これも、私のホントに私見、私なりの見方ですから、100%正しいわけではなく、こういう傾向がある、という風に思ってくれるだけ、にしてくださいね。

さて、更年期の特徴の一つに、「カッとなる」「怒りが抑えられない」というものがあります。夫もその症状が出ていて、散歩に出たとき、田んぼの稲が曲がって植わっているのを見ただけで「どうしてキチンと植えられないんだっ!!」と、カアアアアッとなりました。

こういうものすごく理不尽なものに関しては、本人も、「ああ、これは更年期の怒りだな」とわかるようです。

ところが、もっと普通のことに関する怒りは、それが本当に怒るべきことなのか、ホルモンの影響でカッとなっているのかが判然としません。

これは友達から聞いた実例なんですが、A子さんは45歳。更年期になっても不思議はない年齢で、かかりつけの医者からも漢方薬を処方されています。

自分でも「私、更年期だからねー、あははは」と認め、笑い飛ばしています。

そのA子さん、最近ご無沙汰している友達に、自分の近況や季節の挨拶などをいれたメールを出したら、ちょっとそっけない感じの返事が来ました。

A子さん、このことがすごく気になり始めたんですね。
せっかく心配してメール出したのに、そっけない言葉しか返ってこなかったい。そういえばあの子は昔からそうだった、こっちが心配していろいろアドバイスしても、全然聞いてくれない、そういえば2年前にも似たようなことがあった、あ、そういえば5年前もそうだ、10年前もそうだ、、、。

と、A子さんは友達のことをずっと考え続け、どんどんイライラを募らせ、カアアッとなっていったんです。
そして、今ではその友達のことを「嫌な考え方、汚い考え方をする子だ、もう付き合いたくない」とまで言い始めたのです。

うーん、私はこれって、更年期特有の考え方なんだと思うなあ。

A子さんは自分が更年期だと知っているのに、そのイライラが募る、その感情のメカニズムが更年期のせいだ、とはわかっていないんです。

だって、A子さんにその「そっけない」メールを見せてもらったんですが、「え? そんなに怒るほど、失礼なメール?」と思うような、普通のメールでしたよ。まあ、バカていねいではないけど、怒るほどそっけなくはない、フツーのメールでした。

でも、A子さんはその友達の言動が気になって気になって仕方がないんですよね。
そして、どんどんどんどん古いことまでほじくり返してくる。その状態が、更年期特有のもの、なんです。

更年期=ホルモンバランスが乱れる時期 です。
ホルモンは本当に考え方や判断力に影響を与えます。
普段だったら気にならないことや人が妙に気になってきたら、「あ、これは本当に相手が悪いのではなく、ホルモンのせいで気になるだけなんだな」と、私は思うようにしています。

相手が悪い、と決め付けてしまうと、そういう決め付けをしてしまう自分も嫌になるし、出口の無い「自己嫌悪と他人嫌悪」のスパイラルにはまってしまいますが、「なんだ、ホルモンのせいか」と思うと、すごくラクになるんです。

イライラが募っている人、ぜひ一度、「これはホルモンのせいなんだ、相手が悪いのでも、自分が悪いのでもないんだ」と思ってみてください。
すこ~~~しだけ、イライラ解消しますよ。
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by akaboshi_tamiko | 2005-06-29 01:05 | 更年期 | Trackback | Comments(0)

男の更年期

05/06/01/水曜
夫しんちゃんは更年期です。ものすごくイライラしています。
実際に男性ホルモン・テストステロンの値を検査してもらったら、治療してもいいくらい下がっていました。

それを向かいのイシダさんちで話したら、「ええっ、そんなの測れるの??」と超びっくりされましたが、テストステロンの値は血液検査ですぐわかりますよ~。なんだかあの驚き方は、男性ホルモンの値というより、精子の数を測ったら、と間違えていたのではないか、というような驚き方だったなあ。そうじゃなくて、血液中のテストステロンの値を測るわけですから~。

余談ですけど、テストステロンとテトロドトキシン(ふぐ毒だ、そりゃ)とよく間違うんですけどね、私。

さて、夫の更年期症状のイライラですが、本当にものすごくものすごくイライラしていて、とにかく、私がちょっと言葉を間違うと、「違うだろっ!!!!」と激怒。
先日も、私が夫に「今日は火曜だっけ?」と聞いたあと、「月曜なら○○を見ようと思っていたんだけど、終わっちゃったから、再放送を見よう」と言いたくて、「月曜・・・」と言いかけたとたんに「火曜だよっ!!!」とまた激怒。

そんなことくらいでなんでそんなに怒らにゃいかんのだ!! と私が怒ると、「ほら、漢方薬飲んでないだろっ?? イライラしてっ!!」と、私の怒りがいかにも私の更年期の不当な怒りのように言うんです。んもーーーー・・・・。

そして、今日、夕方ちょこっと散歩に出て、田植えしてある田んぼのそばを通りかかったときのことです。
「いつの間に田植えしたんだ?」
「北海道に行ってる間じゃないの?」
と私が言うと、夫はイライライラッとした声で
「オレの知らない間に田植えしやがって!!」と怒るではありませんかっ!

な、なぜそんなところでイカル??
わ、わからんっ!!

「いいじゃん、イライラしてんだよっ!!」と、また怒りながら歩くしんちゃん。
そんなにイライラしたら、ホント、血圧上がるのにねえ・・・。

まあ、ここまで理不尽な怒りだと、本人も「これは更年期のせいでイラついているんだ」ということがわかるようですが、私が言葉を二度言うだけで「漢方薬飲んでないだろっ!! ほらっ!!」と、当帰芍薬散を持ってくるのは、本人の更年期のイラつきだとわかってないと思うな。

ちょっと心を穏やかにする、虹の写真でも出しましょう。
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以前、ハワイへ行ったときの写真です。
虹が二重にかかっています。
そして、虹って本当に円形なんですよね。下のほうにも出ていました。
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by akaboshi_tamiko | 2005-06-01 22:34 | 更年期 | Trackback | Comments(0)

お風呂に入る気力

05/04/23/土曜
いい天気。穏やかに晴れ渡って、気持ちのいい日でしたね。

自分の体調を見定めるのに、いろんなやり方があると思いますが、皆さんはどんなやり方をしているでしょうか。
朝起きるのがつらくなったら、ちょっと疲れているなあ、と感じる。とか、いつもよりビールの量が減ったら要注意、とか。
いや、これは単なるたとえで、私の例とは違いますが。

私の場合は、これはヤバイな、と思うのは、朝、顔を洗う気力がなくなったときと、お風呂に入る気力がなくなったときです。
毎朝、きちんと顔を洗う。たったこれだけのことが億劫になってくると、「ヤバっ! 当帰芍薬散飲まなくちゃ!」と思います。それと、もう一つが、お風呂に入る気力がわかない、というもの。

更年期の「なんだかやる気が起きない」症状の最初のものがこれなんです。

お風呂に入ってゆっくりのんびりするのは、本当に極楽気分。
でも、それをする気力がわかなかったんです。

顔を洗ったり、体をきれいにするのがよだきい・・・。ああ、もう、よだきい~~~~!!
「よだきい」というのは宮崎の代表的な方言で、面倒くさい、やる気が起きない、億劫だ、というような意味です。

とにかく、身体をきれいにする気力まったくわかず、そういうことがよだきいと感じるようになったら、かなりヤバイ。
普通はお風呂って「気力」が必要なものじゃないでしょう?
はいるのが楽しい、いい気持ちになって嬉しい、というようなものです。

それすらよだきくなってくる。やる気がわかない。
そういう状況が、実はずーーーーっと続いていたんです。

時間が無いわけではない。毎日お風呂を沸かすのに、入れない。それより布団に入ったほうがマシ。寝ていたい。

たかがお風呂なのに、入るのにものすごく決心が要りました。入るまではダラダラして、もう、本当に一大決心をしてお風呂場に行くんです。
そしてゆっくり入るのではなく、サッと出てくるだけ。髪も洗わず出てきてました。
(石けんで頭を洗うので、かゆくならないのが、いいのか、悪いのか・・・。お風呂に入る必然性が一つ減ることは確かです)

お風呂に限らず、このところ、いろんなことをやる気力が出ず、注意力も散漫になってました。
ルーティンになっている仕事は何とかやるんだけど、返事を書かねばならないメールは、1月から何通かあるのに、書けない。
なのに、重要度の低いメールとか、なにかわからないけど今あえて返事出さなくてもいいんじゃない?というものに限って返事出す。携帯をどこかに忘れてチェックしない、財布を置き忘れる、やらねばならないことを忘れる。

いかん、いかん。何が重要で何が大切で、なにが二の次か、判断力も鈍っている。

当帰芍薬散をまじめに飲み続けていると、こういう症状がぐっと少なくなっていたんだけど・・・。
あと、豆乳を飲むのも同じような効果があります。やや弱いとは思うけど。

最近、20品目野菜サラダをたっぷり食べていたので、豆乳を飲むのを忘れていました。
漢方薬も飲まず、豆乳も飲まないでいたから、無気力が増幅したのかも。

さっそく昨日から豆乳をガブガブ、当帰芍薬散も再開しました。
気力が出るといいなあ。
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by akaboshi_tamiko | 2005-04-23 23:12 | 更年期 | Trackback | Comments(0)

森昌子入院

05/02/02/水曜
昨日、森昌子さんが薬物中毒で入院! という誤報があった。まさに誤報
薬物中毒ではないのだと、今日の聖路加病院の担当医は語った。
インターネットのニュースやワイドショーでは、「担当医の歯切れの悪い言い方」などと書いてあるところもあったが、私は特にそんな感じは受けなかった。

それより、私としんちゃんは、森昌子が以前から貧血がひどくて倒れることがあったり、前にも貧血で倒れて救急車で運ばれたことがあったり、ということを聞いて、今回のも「更年期障害の一つなんじゃないの?」と言っていたのである。

そうしたら、やはり昌子さんは更年期障害の治療を受けていて、薬を処方されていたという
となると、ホルモン補充療法の薬だが、それは時間を決めてきっちり飲まねばならないものだ。
しかし、更年期障害の治療には他の治療薬がある。そっちかも。

ああ、自分が更年期で、薬のこととか調べて知っていると、手に取るようにわかるわ~~。おそらくあの薬だろう、とか、症状はこんなんだろう、とか。(まあ、憶測と大差ないんだけど)

でも、昌子さんと私は同世代。体の変化はきっと同じ。私の場合がんの手術で更年期が早く来たけど、先に体験しているからこそ、彼女の大変さがわかる。

貧血がひどかった、ということは、更年期の女性にはいろいろな原因が考えられる。

家事でも仕事でも手抜きをしそうにないタイプの女性は、一人でいろんなことを抱え込みすぎになるのかも。
夫の森進一さんは、レポーターの「昌子さんは最近、一緒にコンサートに出たりしているし、仕事が忙しすぎたんじゃないですか?」という質問に、「いえ、一月に一回くらいだし、日帰りできる場所ですから、そんなに大変じゃないです」と答えていた。
うーん、それはおそらく4年前の昌子さんなら全然問題ないスケジュールだと思うけど、今の体調ではハードだったんじゃないかなあ、と私は推測する。

とにかく体調が毎日毎日少しずつ悪くなっていく、という感じなのだ。だから、今日と昨日を比べると、そんなに悪くなっているとは思わないけど、半年前、1年前と比べると、がっくり体力が落ちているということだ。
45歳からの一年は、若いときの5年に相当する。と思う。 森さん、昌子さんの体をいたわってあげてね。

それから、レポーターたちの「更年期障害にはどんな薬を処方するのですか?」という質問に、担当医の方が「私は産婦人科ではないので・・・」と言葉を濁されていたが、まあ、確かに、内科の先生が婦人科の薬を処方することはないのだけど、でも、内科もわかる産婦人科医婦人科のこともわかる内科医という存在がないと、女性は本当に困る。

私の高脂血症も、内科で薬を出してもらうと、本当にコレステロール値を下げる薬しか出ない。でも婦人科だと漢方薬の当帰芍薬散も出してもらえる。しかしその当帰芍薬散は内科では出してもらえないのだ。

そのとき私がかかった内科の先生は「内科で精神科の薬が出せないように、婦人科の薬も出せないんですよ」なんて言ったのだが、コレステロールは女性ホルモンと深い関係があるのだし、当帰芍薬散は女性ホルモンの代わりをしたりするわけだ。実際に私がその病院にかかっていたとき、当帰芍薬散を飲みつつ食事療法をしたら、医師も驚くくらいコレステロールが下がったのだ。

そういうことを考えると、内科にも婦人科の薬がわかる医師がいて欲しいと思う。
まだまだそういう先生は少ないみたいだから、今日の森昌子さんの担当医も、まあ仕方のない、当然の答えだったのだと思うけどね。

それより、明日は節分。太巻き買ってきて食べるぞ~~!
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by akaboshi_tamiko | 2005-02-02 22:41 | 更年期 | Trackback | Comments(0)

更年期熱中症

04/12/22/水曜
風邪が長引いている。薬が効いている間はいいけど、効き目が切れるとのどがゼロゼロしてくる。のどが痛い風邪はつらいっすね。頭痛や筋肉痛があまりない分、いいけど。

さて、更年期熱中症だ。
更年期って、みんな「老化」だととらえているから、「あなたは更年期ですよ」と言われたらきっとムッとするだろう。
でも、私の考える更年期は、ヒトが女神になるためにいろんなものを脱ぎ捨てて衣更えの時期、だと思っている。
更衣室の 更 ね。

更年期って、いろんな症状がでるけど、私にまず出たのが、「夫のいやなところをじっくり考える」という症状。

とにかく毎日毎時間毎分毎秒、夫のいやなところを考えている。ものすごく熱中して。
そうすると、いやなところってずるずる芋づる式に出てくるんだな、これが。

毎日毎日そのことばかりに熱中しているから、ほかの事に気が回らず、だから「更年期には集中力が無くなる」といわれたりするんだけど、私の考えは逆。

一つのことに熱中してしまうから、ほかの事に気が回らなくなる。

その熱中症が、夫に向かうと、家庭は本当に暗くなるし、困ったことになる。

しかし、その熱中症がペ・ヨンジュンに向かうと、これはまたこれで経済波及効果もあるし、日本の経済を動かす原動力になったりするんだな。
古くは杉良太郎から、氷川きよし、今はペ・ヨンジュンなどの韓流ブームを支えているのはおばさまがたの行動力と経済力でしょ。

思春期もまたホルモンのバランスが乱れる時期で、そのときもアイドルに熱中してしまうが、それと同じホルモンバランスをちょっと乱したおばさまがたは、思春期のコドモと違ってお金を持っている。
家計をどう動かすか、意思決定できるのもおばさまがたの強みである。

今は更年期が早くなり、30代半ばからもうその症状が出る人が多いそうである。
そして、昔の「人生50年」という時代と違って、更年期を迎えても、そのあと40年は生きていられる時代だ。

更年期を健やかに楽しく乗り切るには、まず、自分が更年期である、ということを認めるところから始まる。
更年期はいい時代でっせ、奥さん。私は自分の体や心ががどう変化しているか、興味津々で観察してまっせ~。つらいこともあるけどさ、面白く観察したほうが、楽しく乗り切れまっせ~。
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by akaboshi_tamiko | 2004-12-22 21:34 | 更年期 | Comments(1)