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漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

カテゴリ:アート系( 47 )

パティ・スミスがノーベル賞授賞式で、ボブ・ディランの「はげしい雨が降る」を歌いました。
ものすごく感動的でした!!

途中、緊張のあまり歌が中断したのですが、それもまたパティ・スミスの謙虚さの表れだと、彼女のFacebookのコメント欄では絶賛されていました。

会場では、この歌を聴きながら涙ぐむ人の姿もありました。

ボブ・ディランの詩は難解だといわれるけど、もともと英語の詩は私にとっては理解するのが難しいことなので、曲調と、簡単な単語の意味から類推するしかない。単純な意味しか受け止めきれないので、かえってすんなり「戦いの歴史」と「それを拒否し、悼む男」の歌、として心に入ってきました。

反戦歌と言えば簡単なんだけど、単純に「反戦歌」というラベル付けをしたくないなあ。なんでかというと、、、なんでかな。反戦歌という言葉は、なんだか手垢にまみれた感じがするんですよね。すごく声高な感じもするし。

でも、この曲はそんな声高な感じはしない。メロディが哀愁を帯びていて、穏やかで、しかも毅然としていて。
これをパティ・スミスの声で聴くと、本当に心に沁みる…。

ボブ・ディランは授賞式は欠席して、スピーチが代読されました。その全文が公開されていて、これもまた感動的でした。

スピーチ全文(日本語訳)
スピーチ全文(英語版)


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by akaboshi_tamiko | 2016-12-13 15:38 | アート系 | Trackback | Comments(0)

若冲の色使い

2009年10月に皇室の名宝展を見に行き、若冲の作品も間近で鑑賞した。
あの時すでに若冲ブームだったけど、でもほとんど混んでなくてすんなり見られて、本当によかった!

ソコソコの混み具合だったけれど、私と夫は単眼鏡か双眼鏡を持っていったので、大きな画面の一番上の筆致までしっかり見ることができた。

以前、友達と展覧会に行って、私と夫が単眼鏡で絵を見て、筆遣いの話で盛り上がり、友達にその単眼鏡を貸して「これで見るとよくわかるよ」と勧めたのだけど、その友達は恥ずかしがって使ってくれなかった…。確かに、その時の展覧会では単眼鏡とか持っている人は見かけなかったけど、皇室の名宝展では、いましたよ、ほかにも。

大きな絵の場合、上の方の筆遣いとかを見たい人たちが結構が単眼鏡使っている。若冲の前でもそういう人がいました。きっと筆遣いとか、色の組み合わせとか、下地の色がどれくらい見えてるのかを見たいひとなんだろうな、と思う。

最近、うちでは単眼鏡より双眼鏡にすることが多い。老眼と近視のミックスなので細かな筆致を見るのがつらくてね、単眼鏡より双眼鏡の方が目が疲れずによく見えるし。

あっと、話がそれてしまった。

さて、若冲はどうしてあんな色使いをしたのだろう?
若冲が生きていた当時の江戸の画風は、もっと地味なわびさびの色使いが多かったはずだ。派手なものもあるけど、その派手さは金箔を使ったりしたもので、黒と赤、緑など、補色を使ったカラフルさではなかったように思う。

若冲の派手さは補色が効いているから、かなあ?70年代のポップアートに似ている気がする。

なんにせよ、若冲は当時の画風とは異質な絵を描いていて、異端視されていたとのこと。確かに、ほかの絵師とは違う画風だと思う。

若冲の鶏の絵を見ると、赤や黒がくっきり入ったカラフルな色使いで、ちょっと70年代の漫画雑誌の色使いを思い起こさせる。雑誌全部が全部、赤黒じゃないけど。あ~、これは横尾忠則の少年マガジンの表紙のイメージがどこかにあるのかも。

で、ふと思ったのだけど、伊藤若冲と横尾忠則は色味が似てない??
と、ちょっと検索。
伊藤若冲検索結果
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横尾忠則検索結果
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まあね、「似ているかも?」と思って検索したから、色味が似ている部分を切り取ってしまった。
昨日検索した若冲の画像はどうだろう?
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うーん、似てるといえば似てるかな。

夫は若冲や尾形光琳や俵屋宗達を象徴主義だと言う。この件はとても面白いので、またいずれじっくり書いてみるつもりです。
よかったら、お待ちください。いつになるかわからないけど…



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by akaboshi_tamiko | 2016-05-24 20:57 | アート系 | Trackback | Comments(0)

伊藤若冲展行列長し

話題の伊藤若冲展、きょうは210分待ちだったとか。
すごい人気だ。
生誕300年記念 若冲展The 300th Anniversary of his Birth: Jakuchu
数年前は「いとうじゃくちゅう」と打っても正しい漢字が出てこなかったけれど、今はちゃんと「伊藤若冲」と変換できる。「じゃくちゅう」だけ打っても「若冲」と変換できるので、文字を打つだけでも楽になった。

以前はサンズイじゃなくてニスイの漢字はなかなか出てこなかった。
若冲の「冲」、山岸凉子先生の「凉」も、IMEパッドでニスイの漢字を検索して出したものだった。
あっ、ニスイの漢字の話になってしまった。若冲の話だったのに。

伊藤若冲は色味が独特で、江戸時代の絵師とは思えぬポップな色使いだと思う。ちょっと検索したらこんな色味。補色、多いなあ。
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2009年、東京国立博物館で「皇室の名宝―日本美の華」という素晴らしい展覧会があった。

皇室が所蔵している美術品、名宝を惜しみなく見せてくれる展覧会で、これもそこそこ混んでいたけれど、何時間も並ぶというほどではなかった。

このとき、若冲も出品されていたので、今思うとすごくラッキー。あんまり混んでいない状態でじっくり見られたし!!
ほかの絵画や工芸品も素晴らしかったし、さすが皇室の名品展!!

こんなに素晴らしい美術品を、散逸させることなく、きちんと保管してくれて、ありがとう!! と、皇居と正倉院のあたりを(方向音痴なのできっと方向間違ってたとは思うが)向いて、心の中で手を合わせたのだった。(いいの、気持ちだから。方向が間違っていても)

皇室の名宝展は、並ばず見られて、しかもどの作品も間近で見ることができて本当によかった。あの時も若冲ブームと言われていたけれど、今年はそれ以上のブームだったのね。混んでると近くで見られないのと、並ぶと今病み上がりの私としてはつらいので、今回はいけそうにないかも。

皇室の名宝展見たからいいや、と、負け惜しみ言いつつ、次回は若冲の色味考を書いてみようかな、と思ってます。よかったら、お楽しみに!


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by akaboshi_tamiko | 2016-05-24 00:56 | アート系 | Trackback | Comments(2)

盛り方のスタイル

ジョルジョ・モランディ展を見てきました。

モランディの作品は、ほとんどが静物画と風景画。
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大げさなところがなく、落ち着いた色と、静かな構図。こけおどしもなく、静謐な世界。
モランディ、何も盛ってない。
そう、盛らんでいい。盛らんでぃ・・・

はっ、またしてもダジャレを・・・。

しかし、絵を描いたり文章を書いたりするとき、私はやっぱりちょっと盛ってしまうわけですが、モランディの描く絵は、何も盛ってない。ホントに。

いや、彼なりの盛り方をしているんだろうけど、それが普通の盛り方とは逆方向に働いています。
もっと静かに、もっと静かに、もっと静かに・・・
筆のタッチも年代によって多少の違いはありましたが、そんなに大きな違いではなく、静かな筆遣いでした。

それより、エッチングの線が多彩。ただ線の重なりだけでなく、細か~~~~~な鹿子模様のような、丁寧で静かな線と点の絡みあい、白と黒の画面なのに、いろんな色や質感の違いが表現されていました。なるほど、今度カケアミをこんな風に描いてみるか!とか思ったり。漫画家はどうしても自分の仕事に結びつけて考えてしまう。

見終わったあと、ショップへ行くと、「こ、これはモランディっぽい!!」と思うものを発見。
モランディ印のオリーブオイル。

これをお土産に買って、さっそく写真撮影。モランディっぽく。

左端の取っ手のついたビンがモランディ印のオリーブオイルです。
あとのはうちにあるビンやグラスや器。
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普通のグラスやビンが普通に並んでいるだけの構図で、右側をあえて空けてみました。モランディの絵に、右側が空いているのが多かったので。

この写真をもとに、絵を描いてみようかな、、、と思ってます。いい展覧会だったなー。



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by akaboshi_tamiko | 2016-03-13 21:22 | アート系 | Trackback | Comments(0)
1月10日にギア市美術館で開催中の「初期浮世絵展―浮世絵の力・筆の力」を見てきました。
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この日は川村記念美術館のと国立歴史民俗博物館にもいくという、弾丸ツアーの日。

一日に3つの展覧会を見て、どれもこれも筆の線が変幻自在でカッコイイなあ、と感じました。
上のポスターの絵もそうだけど、太い線、細い線、勢いのある線、柔らかな線、固い線、丸みのある線、どんな線も自在に描いているのが浮世絵や日本画の人たち。

あんまり筆の線がカッコイイので、ちょっと真似してみました。
千葉美で見た中に、確か着物姿の男が寝っ転がっている絵があったので、記憶で描いてみたら・・・
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うーむ......。 
やはり筆ネイティブの人の線とはまったく違います。

あ、筆ネイティブとは、生まれて初めて持った筆記具が筆だった人、子供の頃から筆で線を引く、文字を書く、絵を描く、という訓練(というか、そういう生活)をした人のこと。
と、美術史家の山下裕二さんの本で読みました。

そりゃ、江戸時代から幕末の絵師は全員、筆ネイティブですよね。

それから、この時代の人たちは、着物ネイティブでもあります。
着物ネイティブとは、今、私が思いつきで作った言葉ですが、着物しか知らない時代の人のこと。

着物ネイティブの人が描く着物姿は、袖や襟のたるみ具合、裾の開き具合、模様のつき方などが、正確。着物しかないから普通に描くだけで正確になってしまう。

今は、洋服の感覚があるから、例えば縞模様を描く時、うっかり洋服と同じように縞を入れて、あわてて消す、なんてこともあります。
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着物の縦縞は、着物を広げて見たとき、袖の縞は垂直(縦)になっています。
洋服の場合は、縦縞の服でも袖の縞は水平(横)になっています。

着た姿を描くと、洋服は袖も身頃も縦。でも、着物の場合は袖の縞は縦にはならない。

横縞もまたちょっと難しい。
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広げてあるところは袖も身頃も水平の縞だけど、着た姿だと袖の縞が垂直に落ちるし、肩とのつながりとか、結構難しいです。

そういうのが、浮世絵や日本画を見ると、軽々と、何のためらいもなく、自然に模様が描いてあって、昔の人は本当に着物ネイティブだなあ、と思います。

そうだ、筆ネイティブに話を戻すと、山下先生の本によると、筆ネイティブ最後の世代が鏑木清方と上村松園であり、鏑木清方が1972年に亡くなってから、日本では筆ネイティブは絶滅した。そして、今、ほとんど筆だけで原稿を描いている漫画家の井上雄彦さんが、筆ネイティブの領域に近づいている、とのこと。

うーん…。
何万本、いや、何千万本、数億本の線を引けばあの領域に近づくことができるのか。
今回、ちょっと張り切って筆で描いてみたけど…。どんだけがんばれば近づけるのか…

最初からあきらめちゃダメだから、毎日、筆を使って何か描いてみようかな…。

美術館に行くと、やっぱり絵を描くことを頑張ろう、という意識が出てきます。
それはとても楽しくて嬉しいことです。ときどき、あまりの道の遠さに、あきらめの気持ちもわいてくるけど、ま、将来、何かキレイな線できれいな絵を描いてみたいな、と夢だけは大きく持つことにしよう、と思います…。
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by akaboshi_tamiko | 2016-01-17 10:57 | アート系 | Trackback(1) | Comments(0)
今日は渋谷で打ち合わせの後、元町・中華街で友達の榎本由美さんがやっているグループ展 冬の鴉を見に行きました。
Facebookでも紹介しています。

★開催期間 1/11(祝)~16(土)で、明日までです。イベント以外は入場無料
★開場時間 1/16はAM11:00~PM21:00
みなさん、ハリーアップ!! 16日、間に合う人はぜひ!!

★場所はギャラリーソコソコというところです。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町81-6 ギャラリーソコソコ

TEL:045-232-4980
みなとみらい線「元町・中華街駅」3番出口から徒歩2分。ソコソコのサイトにある地図を見ていけば大丈夫!ワタシでも行きつきました!!

展示してあるのは、もう、緻密なイラストたち。精密な指(本物と見まごうばかりの樹脂製の)。などなど。
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ほかにもたくさんのイラストたち!

ここには出せないイラストもありましたよ…!!

ぜひ、ご覧ください!!

それから、久々の中華街なので、謝甜記でお粥を食べて帰りました。
美味しかったな~。それはまた明日以降に。

あ、紅白の話の続きと、美術弾丸ツアーの千葉美の話もあるんだった。書く前に新しい体験が出てくるので、記憶が上書きされないよう、忘れないうちにアップしなければ・・・。
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by akaboshi_tamiko | 2016-01-16 02:03 | アート系 | Trackback | Comments(0)
1月10日、国立歴史民俗博物館
へ「夷酋列像 蝦夷地をイメージをめぐる人・物・世界」展を見に行きました。
その時の印象などはこちら。

写真は歴博の玄関にいた猫、
黒猫かと思ったら、錆が入った猫でした。
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さて、この日の動きは、展示を見る前にまずは食事をと、併設されているレストランへ。

このレストランの名物料理に古代米を使ったメニューがあります。さすが歴博。歴史を感じるメニューですね!!

と思って、古代米って正確にはどういうものなんだろうと検索してみると…

古代米とは、古代から栽培されていた、古代の野生種の形質を残している、と言われている品種を指す言葉。販売上の宣伝文句として使用する用語で、農学上の用語ではない。いわゆる「バズワード」だそうです…。

えっ、バズワードって何?と検索したら・・・
バズワード・・・人に関心を持ってもらうため、もっともらしい説明が付けられた専門用語のこと。だそうです… な、なるほど…

まあ、でも、古代人ももしかしたら栽培していたであろう品種のお米です。赤紫の色がなんとなく栄養価高そうですし、実際、食べてみたら美味しかったですよ。

メニューは古代米のおろし豚カツセット、魚の紙包み焼きセット、古代カレー、古代カツカレー、古代ハヤシなど。
(古代米は白米にも変えられます。

と、ここまで説明して、古代米のカレーを頼んだと思ったでしょ⁉
じゃーん、意表をついて、今回、私はジャージャー麺にしました。これもおいしそうだったのでね!
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やっぱり印象通り、温かくて美味しかった~! 
新野は古代米のカツカレーを頼んでました。何口かもらって食べたけど、相変わらず美味しかった!!

こちらは古代米のハヤシライス。ajiさんとM子さんが頼んでました。
赤紫のごはんが古代米です。普通の白米とはちょっと違って、白米よりちょっと柔らかいかな。圧力釜で炊いているのかもしれない。甘みとコクがあります。カレーとかハヤシライスみたいに、何かをかけて食べる方式が合うお米なのかも。
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「歴博」は、うちの近所なのでちょくちょく出かけて広い庭を散歩したりします。企画展が面白そうだとふらりと入ったりすることも。

ここの収蔵物は質、量ともすごくて、いろんな時代の暮らしぶりを再現したジオラマもたくさんあり、これがまた素晴らしい!
ストロボを使わなければ撮影可能なので、今回はこのジオラマの写真を撮ってみました。
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田植えの時期のある田舎町のジオラマです。精巧に作られていて、普通の民家や農家だけでなく、神社やお寺やお墓も緻密に出来ていました。

こちらは河童を民俗学的な見地から考証してある展示パネル。
これを見て、思い出しました! 私の故郷、宮崎県では河童のことを「ひょうすんぼ」と言ってたことを! ひょうすんぼ、ひょうすぼ、とか言ってたなあ。すっかり忘れてたけど。
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ここは企画も常設もすべてを見て回るには丸一日必要なくらい。千葉市美術館にも行きたかったので、この日はとりあえず企画展だけで弾き上げました。

外にでるとエントランスへ続く広い階段に猫が!最初に出した写真の猫ですね。
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私がしゃがんで手を出すと、一直線に私の方へやってきて、手に顔をすり寄せる猫。
ほかの人も手を出していたのに、私のところへくるなんて、やはり猫好きとわかるのでしょう。ああ、カワイイ。

この猫としばし暖かな交流をして、我々は千葉市美術館へ向かったのでした。
千葉美では初期浮世絵展-版の力・筆の力―展をやってました。

これがまた素晴らしい!ので、それはまた明日!
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by akaboshi_tamiko | 2016-01-12 14:45 | アート系 | Trackback(1) | Comments(0)

美術弾丸ツアー、歴博

千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館
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1月10日はものすごくいい天気。雲一つない青空、空気もキリッとしていました。

ここで、今、「夷酋列像 Ishuretsuzou the image of Ezo 蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界」が開催中。(2月7日まで)

江戸~幕末にかけての蝦夷地=北海道のイメージを見渡す展覧会です。
フランスのプザンソン美術考古博物館からの帰国作品と、日本各地の蝦夷関連の資料が展示してあります。

この資料、カビにやられることもなく、保存状態がすごくいいのは、乾燥しているフランスで保管してあったからでしょうか?
浮世絵とか、日本の美術品が海外に流出したことを悔やむ人も多いのですが、乾燥している海外で保管されているほうが状態がいい、という場合もあります。美術品保管に関しては、日本は湿気とカビとの闘いだし。
何が幸いするかわからない、この世界。

保存状態のいい、その肉筆画、あまりの細かさ、あまりの精密さに驚嘆!! 
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江戸時代~幕末の蝦夷地に実際にいた人たちの精密な絵、着ていた衣服、靴、道具類、一級品の資料がたくさん展示してありました。

アザラシの毛皮の靴が、今、こんなデザインのブーツがあったら欲しい! と思うようなカワイイもの。
当時の靴はちゃんとかかとが付いているんですね。
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左がアザラシの毛皮の靴。フェイクファーとか、ムートンとかでこんなブーツできないかな。あったら買うのに!!
右のもちゃんとかかとが付いている靴で、下駄や草履とはまったく発想の違う履物でした。

衣服もやはり大陸風。
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江戸~幕末の蝦夷地の風俗がよくわかる、面白い展覧会でした。
歴博は常設展でも、蝦夷との交易を詳しく紹介している展示室があり、それと合わせて見ると、また興味がわきます。

歴博は他にもいろんな展示物があり、これはもう、ぜひ来ていただきたい。
あと、レストランもなかなか。

古代米のカレーとか、、、、明日また紹介します。
さて、仕事に戻らねば。
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by akaboshi_tamiko | 2016-01-11 19:00 | アート系 | Trackback(1) | Comments(2)

ちょいと弾丸美術館巡り

今日は川村記念美術館と歴史民俗博物館と千葉市美術館を巡ってきました。

川村記念美術館では「絵の住処-作品が暮らす11の部屋-」と題した展覧会が開催中。と言っても11日までだったので、今日、駆け込みで間に合いました。M子さんありがとう!
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川村は常設の所蔵作品をまず見てもらい、そのあと特別展を見る、という構成になっています。いつものあの作品を見に行く、という気軽さがあります。
(いや、うちから近いのでね。気軽に行けるけど)

印象的な作品、、、というか、いつ行っても同じことを思ってしまうのがマーク・ロスコ。
正方形の大きなキャンバスに赤系の二色の色が面構成されているもの。
これを見るたび、、、

ああ、こんなラグが欲しいな、と思います。
広いリビングに大きなラグだとカッコイイと思う。

でも、多分、結局、うちだとこんな感じになるんだろうな...
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こたつ布団とホットカーペットカバーをロスコにしてみました。カッコイイ!! のか??

ジャクソン・ポロックを見ると、これもまたいつも思うのは、、、、
高校の美術部で油絵を描いていた子たちのパレットとか、筆洗器みたいだなあ、ということ。
パレットはうまく使うとこんな感じじゃないんだけど、筆洗器は絵の具が飛び散って、まさにポロック。
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だから、私に取ってポロックは、高校時代の美術室のニオイとか雰囲気を想起させてくれる画家なんです。

そして、今回はジャスパー・ジョーンズの作品も展示されていました。
その中の「ハイスクールの日々」は、60年代くらいのアメリカの高校生が履いていたような靴がレリーフになっています。
リアルなレリーフで、靴の形はちょっとくたびれたような感じ。
そのつま先に丸い鏡がついていたのです。

いろんな解釈ができると思います。いかにも高校生が履いていたような靴。その靴に鏡。高校生が鏡を見ては自分の髪型を直したり、自分を見つめたりする、肥大しつつある自意識を鏡に象徴させている、、とかなんとか。

でも、私は靴の先に鏡をつける、、、、というところで
ほかの想像も…
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ま、多くは語らず、次に行きましょう。
川村記念美術館では、お茶室があって、お茶と和菓子をいただくことができます。
窓からは庭が見えて、落ち着いた雰囲気。
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あっ、キレイな池や芝生の庭が映ってない! ホントはもっときれいな庭園です。

今回のお茶菓子は、鏑木清方をイメージした、簪と銀杏の生菓子でした。
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私は銀杏と煎茶のセットにしました。抹茶と組み合わせてもOK.

こちらは簪。
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お茶室に入る前に鏑木清方の絵を見て、それからこのお菓子とお茶。
ぜいたくな時間でした。

このあと、歴博と千葉美へ。それはまた明日!
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by akaboshi_tamiko | 2016-01-10 23:59 | アート系 | Trackback | Comments(0)
今度の日曜日(5月31日)友達のアートギャラリーRom maai(ロムマアイ)で、和田多聞さん&The Raw Soundsのライブがあります!

「The Raw Sounds 」 salon concert

2015.05.31(sun)
12:30 open
13:30 start
Fee : ¥2,500

和田多聞
さだまさしファンだった父の影響で音楽に目覚めた、というだけああって、ちょっとフォーク調の曲を作る、シンガーソングライター。

これがね、いい声なんですよ、多聞さん。いろんなこと、いろんな曲を多く聞いているからでしょうか、作る曲も、歌詞も、深みがあります。声にも。

というわけで、牛込神楽坂のロムマアイにぜひどうぞ!
開演、午後一時半から、2500円です!

ロムマアイ
〒162-0836 東京都新宿区南町17 
 牛込神楽坂A1出口から徒歩5分
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牛込神楽坂A1出口を出たら、右へ。最初の信号、牛込北町の交差点を左折。
升本酒店の角を左へ。
大きなイチョウの木が目印の瀟洒なギャラリーです。
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さて、そのロムマアイで、ライブやってる片隅で、ブーツピアス、人形のバッグなど、今、赤星コムで作っている作品のプチ展示会もやらせてもらいます。

リカちゃんが立つ靴とか、ブライスが履ける靴とか、ミニチュア籐家具とか、ライブを楽しみながら見ませんか?

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ライブ2500円、そして目を楽しませるミニチュア小物&アクセサリーのプチ展示会。お得です~♪
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by akaboshi_tamiko | 2015-05-27 00:16 | アート系 | Trackback | Comments(0)