漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

カテゴリ:トイレアレコレ( 6 )

ちょっとトイレの話が続いているので、この夏、ストックホルムで体験した、ショッキングなトイレの話をひとつ。

そのトイレというのが、ノーベル賞受賞式や晩餐会の会場となった建物のトイレです。
ノーベル物理学賞の梶田隆章さん、ノーベル医学生理学賞の大村智さんがストックホルムへ行ったこと、受賞パーティでのことなどがニュースで大きく取りあげられてましたから、その会場の豪華さ、出席している人たちの衣装の華麗さ、みなさん見ましたよね?

私もそれと同じ会場にこの夏、行ってきたのです! その様子は、→こちら をお読みください。

その豪華な会場のトイレで、私が体験したショッキングな出来事とは…

まず、その前に、会場にいらした方々の様子を。
b0019674_348032.jpg

男性はタキシード、女性はイブニングドレスか民族衣装。
インドの衣装は華やかで美しいですねえ。
b0019674_3485550.jpg


入り口でセキュリティチェックを受ける私。いや~、もう、こんな正式な場って、本当に、一般庶民の私が出てもいいのですか、と思うくらいの、、、、まるで映画の登場人物になったような気がしたものです…。
b0019674_3503279.jpg

さて、こういうゴージャスでフォーマルな映画みたいな雰囲気の中、長時間にわたる式典と晩餐会で、私たちは誰もがある場所へ行く必要があります。
そう、トイレです。

それで、ですね、長い前振りでしたが、ほとんどの女性がロングドレスをお召しになっていたことを思い出してください。

ロングドレス、しかも、とっても正式なイブニングドレスで、靴が見えないくらいの長さ・・・。いや、それだと床すれすれ、ということもありますが、そんな生易しいものじゃなくて、裾が床にくっついて、引きずるくらい長いんです。

その状態でトイレに行くわけなんです。

私はトイレの前で並んでいる女性たちを見て、中に入ったらきっと裾を持ち上げるんだろうな、と思っていました。





と、こ、ろ、がっ!!

彼女たちは誰一人として裾を持ち上げず、裾が床にべったり着いた状態で中に入っていくではありませんか!!

この場合の「トイレ」とは、個室がたくさん並んでいるトイレです。まだ個室ではありません。

さすがに、ここまではまあ床についていてもいいけど、便器のある、個室に入るときは裾もちあげるよね、持ち上げないと、便器周りの床にドレスがくっついちゃうよ、絶対、持ち上げるよね、ね、ねね???

と思って並んで見ていたら、、、、

な、なんと!
ロングドレスの後ろの長い裾を床につけたまま、彼女たちは個室へ入っていくのでした!!

ええええ~~~っ!! 裾に何かがくっついたらどうするの!!?? 濡れたらどうするの!!!???

そう思ったけれど、ストックホルムのトイレの床は、カラリと乾いていたのです、どこもかしこも…。
臭いもないし、キレイなトイレではありました・・・。

で、でも、トイレの床に着ているもの(それも高価な正装であるイブニングドレス!)をくっつけたまま歩くって・・・びっくり。

ショッキングでしょっ!? ショックだったなあ…

こんな状態だとノロウイルスどうなるんだろう?とか、クリーニング屋さんはどう考えているんだろう、とか、いろんなことが頭を駆け巡りました。

ストックホルムは乾燥しているしね、湿度が低いとニオイも出にくいし、イブニングドレス姿の人が来るような場所なら掃除もきっちりやってるだろうし、きっと大丈夫!ノープロブレム!! だと思います!!
(でもショックでした…)
[PR]
by akaboshi_tamiko | 2015-12-20 04:40 | トイレアレコレ | Trackback | Comments(0)

手洗いのセンサー

今のトイレにはいろんなところにセンサーが付いています。

昨日は、とあるビルのトイレのセンサーが調子悪くて水が流れない、、、という悲劇体験を書きました。センサー部分をほとんど触らんばかりにすると、ようやく反応して流れてくれましたが、それって触ってしまうのならセンサーじゃなくてスイッチと変わらないじゃん、ねえ。

ところで、最近は手洗いの水栓にもセンサー付きが増えました。手を蛇口の前に出すと水が自動的に出てくるという、アレです。

あんまり増えたので、手洗いのとき、ただ手を出してじっとしていた、、、ということも多々あります。

こんなにセンサーに頼り切ってしまう人間じゃない、と思っていたのに、どんどんセンサーを受け入れているなあ。そのうち、何でもかんでもセンサー任せになるかも・・・と、自分がちょっと怖いです。

そのうちセンサーでトイレの鍵もかけてくれたり、鍵を外してドアを開けてくれたり、というトイレも出てくるかも。どこにもさわらなくていいので、清潔! かもしれないけど、それが壊れたら怖いなあ。
入っているのに鍵がかかってなくて、あとから来た人がドアを開けたり、まだ用を足しているときに勝手にドアが開いたり・・・とか。怖っ!!
[PR]
by akaboshi_tamiko | 2015-12-19 00:13 | トイレアレコレ | Trackback | Comments(0)
先日、渋谷の某ビルでトイレに入ったときのこと。

個室に入ると、センサーが反応してフタが開きました。

腰かける前にちょこちょこ動いていると、今度は別のセンサーが反応して音姫(流水音の機械)がジャーっと水を流す音を出してくれました。

用を足してから、さて本物の水を長そうとすると、フラッシュ用のレバーは無く、便器の後ろ側にセンサー的な物がありました。

でも、そこへ手をかざしても全然流れません!

こ、困った!! いやもう、いろんなところに手をかざしたり、目に入るボタンはすべて押してみたり!
b0019674_1231711.jpg

壁についているトイレのリモコンボタンにはたいてい「大」「小」とか、水を流すためのボタンが付いているはずです。
とにかくこのリモコンボタンを押せば水が流れるはず!! そう思ってボタンを押してみました。
b0019674_0575064.jpg

ひ~~~~~!!
便座なんか上がらなくていいから、流れてくださいよ~~~~!! 
でも、どのボタンを押せば流れてくれるのよ~~~~!!!??

リモコンに顔を近づけてよ~~~く見ると、こんな感じ。
b0019674_1251660.jpg

流水ボタンついてない!!

そのうち、トイレのドアが開いて、誰かが入ってくる音が。
そして、その人は洗面台で歯磨きを始めたもよう。

私は意を決して個室のドアを開け、その人に声をかけました。

「すみません…、このトイレ、水を流すセンサーはどれですか?」
「あー、これです、下のほうの」
な、なんですって??? さっきから何度も手をかざしていたのに!!
b0019674_1514100.jpg

「これ、ときどき調子悪いんですよねー」

ええっ!! センサーの調子が悪いときってどうすればいいのよ!!
「何度かやってみてください」

何度もやったのに~~~~;;
と思いつつ、さらに何度かトライしたところ、、、



はい、ようやく流れました。

ああ、よかった… 人に聞いてよかった、小でよかった… いろんな面でよかった~~~…と、安堵のため息をもらしましたよ。


それにしてもセンサーに慣れきってしまうと、いざそのセンサーが働かないときに焦りますね。
何でもかんでもセンサーにするのは考え物だと思いました。
ああ、疲れた…。
[PR]
by akaboshi_tamiko | 2015-12-18 00:50 | トイレアレコレ | Trackback | Comments(2)

音姫の国の人だもの

以前、mixiの日記にアップした記事をちょっと編集しました。
日本のトイレ、特に女子トイレはなぜ臭いのか、を考えたときの日記です。

最近はかなり改善されましたが、昔は渋谷駅のトイレのニオイ、強烈でした!これは私だけの感想ではなく、イギリス人の友達(女性)も、日本に来てすごくびっくりしたのは渋谷駅のトイレのニオイだった、と言ったくらいです。

渋谷駅に限らず、公衆トイレは、昔はホント臭かった。今もまだ臭い所が多いのですが、それはほとんどが和式トイレです。洋式トイレでも臭い所はあるけど、それよりももっともっと臭いんです、和式は。

海外の(と言ってもアメリカとヨーロッパの一部しか知りませんが…)トイレは、臭くないところがほとんどでした。
なぜ欧米のトイレは臭くないのか?

考えられるのは、日本は湿度が高いので、どうしてもニオイやすいことがあります。欧米は日本に比べると乾燥しているし。

でも、私が考えたのは、湿度だけでなく、日本の和式の女子トイレは、そもそも床がびしょぬれで、それがにおいの原因だと思います。

これは、私がいろんなトイレに入って感じたことで、女子トイレは洋式より和式トイレのほうがニオイます。

男子トイレで和式の便器はにおわないのか、というと、なんと!! 男子トイレは臭くないのだそうですよ!!

これは、昔、警備ののバイトをしていた夫からの情報です。
そのバイトのとき、女子トイレを点検に行くとそのニオイと汚れには閉口した、と言ってました。男子トイレの大用(和式)は臭くないそうです。しかも便器の周りの床がぬれていることはないそうです!

女子トイレの和式タイプは、たいてい便器周りの床がぬれています。
自宅トイレで和式のとき、洗浄水が飛び跳ねて床がぬれるということはなかったので、あれは・・・やはり、尿だと思うのです。

しかも湿度が高い日本……。

臭くならないわけがない!!

で、女子の和式トイレの床はなぜぬれるのか???

これは、日本女性が放尿音を聞かれるのが恥ずかしい、と思うからではないか、と思うのです。おしっこをジャージャー出している、と思われるのがイヤ、あの音を聞かれたくない、と大多数の日本女性は思っています・

とにかく、放尿する音を聞かれるのが恥ずかしい、という日本文化。

和式トイレに座ると、放尿の放物線は、便器の前方の水がたまっているところへ落ちていきます。そうすると、ジャボジャボという水音がします。結構大きな音になります。

これを回避するために、放物線が水の溜まりに落ちないよう、便器の肌に沿うようにちょっと斜めに放尿する人がいるのです。または、尿がダイレクトに水たまりに落ちないよう、少し後ろにしゃがんで放尿することも。

そうすると、便器に添わせるように排出した尿は便器からはみ出し、床に飛び散ります…。
後ろにしゃがんで放尿した場合は、水たまりには落ちないけれど、便器の浅い部分に当たるのでしぶきが外にはみ出ることも。どっちにしても尿が便器の外に出てしまうのです。

私は日本のトイレで、すごい状態になったのをたくさん見てきました。
どう見ても、床にたまっている液体が、水道水ではない、アレだ、というのも。
そういうときは、トイレットペーパーを丸めて床を拭き、それを流します。流しても床にその洗浄水は飛び出しません。やっぱりおしっこだったんだ…。

と思いつつ、便器のすぐそばに足を置くと、拭いたとはいえまだ湿っている床に靴の裏が付くことになるので、いったんトイレを出ることもあります。

オシッコはちゃんと便器からはみ出さないようにしてくださいよ~~(-人-) と思います…。

膝の関節に障害があって、和式便器にうまく座れない友達が以前言ってましたが、「子供のころ、和式トイレにちゃんと座れなくておしっこがはみ出すことがあったけど、それでもどっちにどういう風に飛ぶか、体の癖がわかっているので、はみ出さないように用を足すことは可能だよ」と。

オシッコがまっすぐ飛ばない方もいると思いますが、なるべくはみ出さないようにしていただければいいのですが…。

日本では放尿音を隠すためにわざわざ水を流しながら用を足す女性が多いので、トイレの水の使用量が倍になります。夏の渇水期には「二度流し禁止」の張り紙が出たりします。

二度流しをやめさせるために音姫が開発されました。
音姫というのは、女子トイレについている機械で、女性がトイレで放尿するときの音をごまかすための流水音のテープです。海外では見たことがありません。

放尿音を小さくするために放物線の軌跡をずらすという日本女性特有のテクが生まれ、そのおかげで尿が便器からはみ出し、女子トイレがにおうようになりました(これは赤星仮説で、決定ではないですが)

日本女性の、放尿音聞かれたら恥かしい症候群は、いろんなところに影響を与えているんですね…。
[PR]
by akaboshi_tamiko | 2015-04-21 14:51 | トイレアレコレ | Trackback | Comments(0)
和式トイレが使えない、使いたくないのには、いくつかの理由があると思います。

子供の頃から洋式トイレで、しゃがむという動作をしたことが無い、という子もいるでしょう。
最近は和式トイレ型のおまるも見かけなくなってきたし、赤ちゃんの頃から洋式の便座付おまるを使う子供がほとんどなのかも。

和式トイレを使ってきた世代でも、脚腰が弱ると洋式トイレのほうが圧倒的にラクなので、外でトイレに行くときは和式を避けるようになります。
私も外のトイレで和式しかないときはちょっとがっかりするしねー。

和式トイレを避ける理由は、「しゃがむ」のがイヤ、というだけでなく、和式のほうが臭い、というのもあります。床が濡れていたりするし…。こっちのほうが理由として大きいなあ、私は。(まだ、今のところしゃがむのは大丈夫なので)

なぜ和式トイレは臭いのか、ということを考察したことがあって、それはミクシーにアップしたら、コメントもたくさんつきました。
その記事、探し出して、またアップしてみようかな。

けっこうおもしろい記事になってたはずです。お楽しみに!
[PR]
by akaboshi_tamiko | 2015-04-20 04:19 | トイレアレコレ | Trackback | Comments(0)

和式使えないんでー

私が最初に和式トイレの順番を譲ってもらったのは10年くらい前だったでしょうか。

羽田空港のトイレで並んでいると、小学生の高学年くらいの女の子が、自分の順番になったとき、ちょっと困ったな、というような顔をして、後ろを振り向き、私に「これ、使えないんでー」と言って、並んでいる列からちょっと外れました。

しゃがんで用を足すことができない子供が増えている、というニュースを読んだのもその頃だったので、ホントにいるんだー、と思ったのを覚えています。

そして、先週のこと。
駅のトイレで並んで待っていると、和式トイレに当たった小学生くらいの女の子が、「和式、使えないんでー」と言って、私を先に行かせてくれました。

帰りの駅でも、やっぱり小学校低学年くらいの子が、「和式使えないんでー」と言って順番を譲っているのを見ました。洋式がなかなか空かず、二人に譲ってました。

和式トイレを使えない子が増えているんだなあ…。

という感慨とは別に、もう一つ、「でー」の使い方について、ちょっといろいろ考え込んでしまいました。

日本人は、最後まで言わないで結論を察してもらう、ということをよくやります。
その際、途中で切った言葉の語尾を伸ばします。

「和式使えないんでー
この最後の「でー」に、「今空いた和式トイレ、いやなんですよ、だから洋式が空くまで待つんで、お先にどうぞ」という意味が含まれています。

これが、トイレで並んでいるとき、前の人から突然、「和式使えないんです」ときっぱり断定的に言われたとすると、「えっ???そ、それがなにか?」となりませんか?

「和式使えないんでー」と伸ばすことによって、「私は和式トイレが苦手なんです、だから順番先に譲ります、お先にどうぞ」という意味が瞬時に相手に伝わると思います。

この、ちょっとした「でー」に、そこまでの意味を含ませることができる日本語はスゴイ言語だと思います!

が、どうせなら、「和式使えないので、お先にどうぞ」と言った方が、そのあとすんなり「あら、ありがとう」とつながると思いませんか?

だって、私は「和式使えないんでー」と、語尾を伸ばして言われたとき、うっかりいろんなことが頭の中に浮かんできて、「あら、私もなのよ」と言いそうになったんです。(いや、言ってないですけどね)

「和式使えないので、お先にどうぞ
「あら、ありがとう」
この流れの方が自然に「ありがとう」が言いやすいですよね。

(実は私だって洋式のほうがいいので、譲られても困るんだけどなーと、ちょっぴり思ってます。でも、「お先にどうぞ」と言われると、すんなり「ありがとう」と口から出てきますからね)
[PR]
by akaboshi_tamiko | 2015-04-19 13:42 | トイレアレコレ | Trackback | Comments(0)