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赤星たみこの戯言・放言・虚言日記♪ akaboshi.exblog.jp

漫画家・赤星たみこの日記です。 


by akaboshi_tamiko

あれから14年…

2011年3月11日14時46分、東日本大震災発生。

いろいろ書きたいことがたくさんあるけれど、悲しみがよみがえってきて、気持ちが塞ぎます…。
きれいごとは言いたくないし、忘れてはいけないこともあるし、何をどう書いていいのかわからない。

14時46分まであと少し。
そのときには黙祷を捧げます。

# by akaboshi_tamiko | 2025-03-11 11:40 | 時事 | Trackback | Comments(0)

駅の本棚

最寄り駅の改札口に「駅の本棚」ができていた。
近隣の人がいらなくなった本を持ってきて置いてくれる。
読みたい人が持って帰って読んでまた返す。家に置いてずっと持っていてもいいそうだ。
駅の本棚_b0019674_22025404.png
私も2冊借りて、また戻した。
うちにある本も数冊置いてきた。

ここに出す前に、内容を忘れている本はもう一度読んでから出そう。
そう思って、本棚から結構前に買った探偵小説を読み始めた。
初出が1996年、文庫になったのが2013年とある。

書かれたのはほぼ30年前。
私が買ったのは2013年だ。

ちょっと、ジェンダー的にも、女性の権利的にも、あまりにもひどい内容だったので、この本は捨てることにした。

駅の本棚に置く本は、みんなが見て楽しい本のほうがいいよね。

# by akaboshi_tamiko | 2025-02-25 22:31 | つれづれ日記 | Trackback | Comments(2)

DIC川村記念美術館

先日、友人と川村記念美術館に行ってきた。

私は家から車で20分くらい。
友人は東京駅から川村まで直通のバスで来ることになった。

そのバスは3台連なってやってきた。
すごいな、3台とも満杯!

ほかにもJR佐倉駅、京成佐倉駅から川村まで無料送迎バスがあるが、そのバスも満杯だった。
休館発表後は、駐車場がぎっしり満杯になった。

千葉に越してきて30数年、今までもちょくちょく来ているけれど、ここまで混んでいるのを見るのは初めて。

DIC川村記念美術館_b0019674_21135749.jpeg
写真は去年の3月のもの。

DIC川村記念美術館のサイトより

DIC川村記念美術館は1990年に千葉県佐倉市の緑豊かな北総台地に開館し、34年にわたり、移ろう季節とともに活動を続けてきました。

私が千葉に越してきたのは1993年。近くにこんな素敵な美術館があるのか!とうれしくなり、時々訪れては豊かな気持ちにさせてもらった。

本当に休館してしまうのか…。残念でならない。

都心に規模を縮小して移転するとのことだけど、この建物、広い庭園、周りの美しい風景、そういうものすべてが混然一体となって、いい美術館だった。

奇跡が起きて、このまま存続してくれたらいいんだけど…。
でも、観客動員数を上げるには交通の便のいい都心に置いたほうがいいのかなあ…。
でも、やっぱり奇跡を望んでしまうな…。

# by akaboshi_tamiko | 2025-02-15 22:20 | アート系 | Trackback | Comments(0)

心にホッカイロ

私のバッグにはヘルプマークがついている。
冠攣縮性狭心症という持病があり、発作が起きた時のためにつけている。
でも、発作が起きないときは、まあゆっくり動けば大丈夫。電車でも短時間なら立っていても全然大丈夫。

さて、毎週木曜日は二駅先の整形外科にリハビリに通っている。

昨日、病院の帰りに電車に乗って、私はスマホを見ていた。二駅だし、別に座らなくても大丈夫、と思ってThreadsの投稿を読みふけっていた。

すると、目の前に座っていた高校生か大学生くらいの男性がスッと立ち上がった。そして私に、「どうぞ」と席を譲ってくれたのだ。彼の目は私のヘルプマークに注がれていた。

え、これ、私発作が起きた時のためにつけているだけだし、すぐ降りるし、いいよ、悪いよ、そんな…どうしよう!?と頭の中にいろんな言葉が浮かんだけれど、せっかく譲ってくれたのに断るのは失礼だよね!

と思って「ありがとう、一駅だからよかったのに」と言いつつ席に座った。

そして重大なミスに気付く。

一駅じゃないよ、二駅だよ!! なんで一駅って言ってしまったのか!
多分、私の頭の中では10分程度の乗車時間、すぐ降りるから、という意味だったのだけど、つい一駅と言ってしまったのだった。

ど、どうしよう、次の駅に着いたら実はもう一駅先です、って言うべきか? どうしよう???
と、頭の中で焦りまくっているうちに次の駅についた。

すると彼は、ちょっと体を動かしてかすかに後ろに下がったのである。おそらく私が下りるためのスペースを作ってくれたのだと思う…。

いや、ごめん、ここじゃまだ降りないんだよ、次の駅なんだよ、ごめん!! 一駅って言っちゃったけど、ほんとは二駅なんだよ!!いや、焦る焦る。これはもう、降りるときにちゃんと説明しなければ!!
と思ってるうちにすぐに目的駅に着いた。(いやー、確かに短時間なんだよね)

目的駅に着いたらパッと立って、「ありがとうね、二駅だから立っててもよかったんだけど」とお礼を言うと、彼は  
いえ、すぐ気が付かなくてすみません」と言うではないか!

な、なんていい子!!!

こんないい子のこんな言葉、泣くよ、私!
ああもう、こんないい子が息子だったら!(いや、孫か)
親の顔が見てみたい!(いい意味で)
私はまた「ありがとう」と言いながら電車を降りたのだった。

あー、思い出すたび、心がホカホカになるわ。
昨日は寒風吹きすさぶ一日だったけど、本当に心にホッカイロが入ってくれた。

昨日の青年さん、席を譲ってくれただけでなく、私にホカホカをくれてありがとう!
私の心は今もホカホカしてまーす!

# by akaboshi_tamiko | 2025-02-14 23:52 | 健康/運動 | Trackback | Comments(0)

宮崎帰省

先週は日之影で講演と法事があり、帰省してきた。泊まるのは姉の家だ。

日之影の天候を調べると千葉より寒かったので、昔買った一番厚手のダウンコートを着て帰った。
しかし、それでも寒かった…。

高千穂神社と高千穂峡へ行ったときは、あまりの寒さにホッカイロを買って、コートのポケットに入れたのだが、
宮崎帰省_b0019674_00154287.jpg
それでもまだ寒く、ズボンの前ポケットに一つずつ、おなかに一つ、背中に一つ、ホッカイロを貼った。
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これでようやく何とかなった。とにかく寒かった…。

その日の昼過ぎから頭痛がして、キリキリと痛くなった。

宮崎帰省_b0019674_00155585.jpg
普段、ほとんど頭痛になったことがない私は、かなりビビった。風邪? いや、もしかしたら、コロナ???
(実は姪っ子がコロナで、回復したばかり。姉夫婦は陰性だったが)

やばい! 夫は持病がいろいろあって、担当医から「風邪をひいたら命とりですよ」と言われている。

姉の家に戻ってから、手洗い、鼻うがいをして、温かいはちみつ湯を飲んだりしてみたが、頭痛は治らない。
体温計を借りて何度も熱を測った。その都度、平熱だった。これなら大丈夫かも…。

と思っていたのだが、夜になって背中を触ったら熱い!
これはかなりの高温!!!
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やばい!! 姉に触ってもらうと、確かに熱い! これは高熱が出ている!!!

もう一度、体温計で熱を測らねば!!
慌てて体温計をわきの下へ…

あれ……35度6分…。
な、なぜ??? ハッ!

背中にホッカイロがまだついていた。
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おなかとズボンの前ポケットのホッカイロは外していたけれど、背中のは外し忘れていたのだった。

この熱は、ホッカイロのあったかさ! ほ~~~~~っ…。
ものすごい安堵のため息が出た。よかった…。

ちなみに頭痛は、晩御飯を食べて、身体がほかほかになったら治っていた。
冷えが頭痛の原因だったのだと思う。(寒くて体に力を入れすぎたのかも)

それにしても、ホッカイロすごい。あんな小さな熱源で背中がホッカホカになっていたなんて。
(低温やけどするほどの熱ではなかったので、ご安心を)

# by akaboshi_tamiko | 2025-01-20 00:49 | Trackback | Comments(4)