漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

病院との相性

骨折して近所の病院に行ったけど、近所の人から「え、K病院? 何で行ったの?」とか、名前を聞いたとたん、ふっと笑われたりした。
何があったのかというと…。

まず初日。
とにかく、レントゲン写真を撮ってから待つ待つ。
締め切り真っ最中だったので、途中で帰ることにした。
看護師さんは、骨折していることが明らかな患者を、全然引き止めなかった。

後で写真を見たら骨折していることは素人の私でもわかるくらいくっきり写っているし、変色部分は打ち身などとは明らかに違う色なのに。

医師法とかあるから、看護師さんが「診断」を下すことは出来ないだろうけど、明らかに骨折している人が帰ろうとしているんだから、もう少し待ったほうがいいですよ、とか、後何分くらいで順番ですから、とか、そんなことくらい言ってもバチはあたらんと思うけど。

まあそれも患者の甘えかもしれない。
医師法を遵守することのほうが大事ですからね。

が、その後、2回目に行った時は、なななんと、順番をスキップされたのだ。3時間も待って。ああ、不愉快。
私も3時間も黙って待たずに受け付けに言えばよかったのだ。患者もちゃんと受付の人に気を使わねばならないのだ。

そして、3回目。これはレントゲン写真をもらいに行ったときのこと。
まず、電話をして、レントゲン写真はもらえるか聞き、「今から来られますか?」というので、「20分くらいでいけます」と答えた。

「それだと午前の受付が終ってますので、1時に来てください」というので、1時に行ったのだが、このときも2時過ぎても呼ばれない。
それで、受付にどうなっているのか聞いたら、裏に引っ込んで、しばらくして戻ってきたら、「今日の最後に診察して、それから紹介状とレントゲン写真を渡すことになってますが?」と言われたのだ。

「え? じゃあなんで1時に来るようにって言うんですか?」と言ったら、また裏に引っ込んで、しばらくして戻ってきて、「電話を受けた人がいないので今確認しています」と。

「確認はいいから、レントゲン写真だけください」と言って、写真だけもらって帰ってきた。

これって、もしかしたら、7時に来るように、と言ったのかもしれない。
シチジをイチジと、私が聞き間違えたのかもしれない。

それにしても、受付に行ったとき、「イチジに来るように言われたんですけど。レントゲン写真をもらいに来たんですが」と言ったら、受付の人は「じゃあ診察券を出してください」と、何のためらいもなく、誰にも問い合わせずに普通の診療のようにやっていた。 その時点で、「やっぱり、レントゲン写真をもらうだけだから、1時でもいいのね」と私はうっかり思ってしまった。これが間違いだったのだ。

この病院の受付時間は午前中は12時まで。午後は2時から。
だから、普通は1時に行くと、「2時からです」と言われて、診察券を受け取ることはしない。「その箱に入れて置いてください」と言われる程度。でも、私の「イチジにきてくれと言われたので」という言葉に何の反対もせず、診察券を受け取るから、きっと話は通じているんだろう、なんて思ったのだ。

しかし、話は全然通じていなかった。

レントゲン写真を撮りに来る患者さんがいる、ということが伝わっていなかったとしても、そこで「1時に来るように言われた」という患者さんに対して、それは不思議だ、と思わない、という受付のシステムがまずいと思うのだ。

こんな細々したことが積み重なって、この病院にはもうかかりたくないなあ、と思った。

そして、K病院で撮った写真を持って、近所のY病院に行く。

このK病院が、また驚愕の病院だったのである!!
続く!! 乞うご期待!!


な~んて、続き、今書いちゃうわ。明日は忙しいから。

Y病院では、9時半に行くと、30分ほど待ったところで名前を呼ばれる。
ここは、まず問診票を渡されて、それにいろいろ記入するというシステムだった。その後20分くらいして診察室へ呼ばれる。

そうしたら、医師は私を見て、「外科のタカハシです」と名乗るではあ~りませんかっ!!
先の病院では医師は名乗りもせず、ダイレクトに「骨折ですね」と言っただけだったよ。

Y病院ではちゃんと名乗ってくださったわ! なんてステキな先生(はぁと)。
私が持って行った前の病院で撮った写真と問診票を見ながら丁寧に説明をしてくれて、「時間が経ってますから、もうくっついている頃ですね。曲がっているかどうか、写真撮って見ないとわからないので、レントゲン撮ってきてください」とおっしゃるのですわ。
んも~~~、なんて丁寧な説明なのかしら! 感激ッ!!

そしてレントゲン室へ向い、これも20分くらい待って、撮影。レントゲン室の方たちも、ほかの患者さんを大きな声でキチンと呼び、説明がてきぱきしているの。

出来た写真を見ながら「まっすぐくっついていますね」とか、今後の対処法とかまたいろいろ説明してくれる先生。不安材料を質問してもてきぱきと答えてくださって、んもう、私の不安はすっかり雲散霧消!!
なんてステキな病院なのかしらっ!!

そして、会計を済ませるまでの時間、ここにもまた素晴しいシステムが!!

会計で患者さんの名前を呼ぶとき、「一度お呼びした方をもう一度お呼びします」と言って呼んでいました。これはいいシステム。前の病院では、トイレに行ってしまうと、戻ってきたときに「私呼ばれたかなあ?」と不安になるんだけど、もし呼ばれていたとしても、「一度お呼びしたかたをもう一度」呼んでくれたらそれはそれでありがたいし、「一度呼ばれた方」の中に自分がはいっていなければ、まだ一度も呼ばれてない、ということがすぐわかる。

とにかく、9時半に行って、支払いを済ませたのが11時半という、前の病院から比べると驚愕の速さ!! しかも診察は丁寧!! 看護師さんも感じがいい!! 連絡連携がうまく行ってる!! 

結局、病院と患者にも相性というものがあるんだと思います。
私と前の病院、ものすごく相性が悪かったんだと思います。
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by akaboshi_tamiko | 2009-04-29 00:46 | Trackback | Comments(5)
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Commented by yuria at 2009-04-29 21:33 x
まずは赤星先生が相性の良い病院に巡り会えて何よりでした。^^
忙しい事が慢性化している病院では患者がどう頑張っても満足のいく結果は得られませんものね。
後は、先生の足が完治してK病院の事なんか一日も早く忘れてしまえますように!(いや、忘れてはいけないのかな?‥)
Commented by akaboshi_tamiko at 2009-04-30 00:41
★yuriaさん
いい病院が近くにある、ということは生きるうえでものすごく大切なことですね。Y病院も、近所の人の評判を聞くと、昔はダメだったらしいんです(ちょっとびっくり)。 でも、企業努力したんでしょうね。
ちゃんと目を見て名乗って挨拶するお医者さんって、初めてでした。外国の医療ドラマだと必ず名乗りますよね。あんな感じ。これはいいことですね!
Commented by Wolfen at 2009-04-30 12:00 x
最初の病院はほんとにひどいところのようでしたが、命に関わらないことでそれが判明してよかったですね。いい病院にも出会われたようですし。
しかし、我慢強い人は割食うことが多いみたいで大変です。
うちは田舎で病院が選べないので困りものです。とほほ
Commented by ちゃーちゃん at 2009-05-01 15:28 x
赤星先生、トンデモ病院は各地にありますよー。
ダンナが土曜の夜に救急車で運び込まれたことがあるのですが、救急医が頭部打撲は異常なしと診断してから放っておかれ、骨盤骨折だったのに整形外科医がCTを撮ったのが月曜の午後でした。
それまで痛み止めの飲み薬だけで寝かされていました。
翌々日に自宅から一番近い転院させてもらいましたがあとで評判を聞いたら、トンデモ病院だったようで、よい評判は聞きませんでした。

いい先生にかかれば、回復も何倍も早いと思います。
お大事になさってください。
Commented by akaboshi_tamiko at 2009-05-02 01:49
★wolfenさん
ホント、周りの評判を聞くと、すごい話がどんどん出てくる病院でした。
夫の実家のある旭川市は病院が多いところだそうで、競争原理が働いて、どの病院も評判がいいらしいです。
そういうところにすみたいですね。

★ちゃーちゃんさん
トンデモ病院というのは、本当に困ります。
骨盤骨折を見逃すとは、すごい病院でしたね。
いい先生のいるいい病院が近くにあるといいのですが、今の日本、医師不足は深刻らしいですから、なかなかいい病院にめぐり合うのは難しいですね。