電車の中で
先日、東京へ出たときの話です。電車に乗って、座席に座っていると、とある駅で子供が乗ってきました。4~5歳くらいの男の子です。
その子が、入り口からダダダッと走りこんできて、勢い余って、私の隣に座っていた50代後半くらいの女性の足を、見事に、思いっきり踏んづけて走っていったのです!
あっ、と思ったときにはその男の子はぐるっとまわって向かい側の座席に座ろうとしていました。その後に入ってきたその子のお母さんは、子供を見るとにこやかに微笑み、男の子をひざに乗せて座りました。
隣に座っているおばさんが、踏まれた足をさすっているので、「痛いのかな? でも子供の体重だからそれほど怪我するほどではないだろうし・・・」と思いつつ私も黙っていました。
一駅過ぎたころ、隣のおばさんがまた足をさするので、私は思わず「大丈夫でした? さっき踏まれましたよね」と声をかけました。
「見ててくれたんですね!」
「見ましたよ~~~。私も注意しようかどうか迷ったんですけど・・・」
というところから話が始まって、聞いたら、なんと、そのおばさん、足の手術をしたばかりで、今日がはじめての電車での外出だったんだそうです!
「普段だったら、あれくらい痛くもないんだけど、手術したばかりで、痛くてね」とおっしゃるので、うわ~~~~~、やっぱり、子供が足を踏んづけた瞬間に、注意すればよかった!!と後悔しましたよ・・・。
でも、その方は、「私もさっき踏まれたときは、あらっ、と思ったけど、そうやって見ていてくれた方がいただけで、気がすっとしましたよ」とおっしゃるんです。
踏まれた方の気持ちがすっとしたのなら、私もそれは良かったとは思うんですけど、人の足を踏んでそのままの行儀の悪い子供はなんにも感じないわけですよね。
それに、お母さんだって、あとから入ってきたので、子供がそんなことをしたなんて、思ってもいないでしょうから、子供に注意なんてしないわけですよ。
やっぱり、子供にはその場で注意すればよかった~~~!! でも、もう一駅、二駅過ぎているし~~~、今さら言っても、その子のお母さんも困りますよねえ、と私が言うと、そのおばさんはこんなことを言いました。
「私が子育てをしていたころは、子供から絶対目を離すな、って言われましたよ」
なるほど! 子供から目を離さなければ、子供が人の足を踏んだ瞬間も見ていられるわけです。そうしたら子供に注意したり、踏まれた人に謝ったりできるわけですよね。
危険だから目を離すな、という意味がメインだと私は思っていたけど、それだけではなくて、他人に迷惑をかけないようにするためにも、子供から目を離してはいけないんですね。
それと、電車の中で子供は走らすな!! と私は言いたいです。
子供が有頂天になって電車に走って入り込むのは、やめてもらいたい。
駆け込み乗車がよくないのは、ぎりぎりで入ってくるだけのことじゃないんです。公共の場では子供を走らすな!! といいたいです。
手術したばかりの人だって乗っているんだぞ!!
と、ココロの中で思って、その親子には何も言わず、黙って電車を降りたわたくしでした。
ああ、気弱。

電車の中で こういう場合 手術したばかりの足を踏まれたら痛いと思うし 踏んですぐ注意しないと 子供は理解できないと思うし こういうのって 難しいです。 だから 子供から目を離しちゃいけないのですよ。 よく言う ちょっと目を離した瞬間にですね。 公共の場での 子供とペットの(一緒にするなって)あつかいは 注意が 必要だと思います。 でも 子育て中の おかあさんで 気付く人は 少ないと思います。 何故なら 子供もお母さんも 視野が とっても狭くなってる時期だから・・・(苦笑) まぁ、注...... more