天使と悪魔
いや~、面白かった!! ダヴィンチコードより面白く楽しめた。
ぺダンチックミステリーというようなものではなく、単純に「追っかけ物」として面白かった。
追っかけ物とは、とにかく主人公が追っかける、追っかけられる。という映画。アクション映画とかぶるところもあるけれど、ちょっと違う。(あくまでも私の感覚で、だけど)
私が追っかけ物というくくりに入れる映画は、スピルバーグの『インディジョーンズ』がある。
でも、スピルバーグの追っかけ物は、『激突』は面白くて大好きだけど、それ以外は、ちょっと…。
はらはらドキドキのためのハラハラドキドキネタが多すぎて、ストーリーに絡まないところで物を落としたりそれがなかなか拾えなくてドキドキする、というような演出がどうも今ひとつだ。
さて、『天使と悪魔』は、トム・ハンクス演じるラングドン教授が、誘拐された枢機卿を追う、追う、追う。
謎解きをしながら、時間の制約があり、あおりたてる音楽、効果音で、本当にハラハラドキドキした。わざと物を落としたり、わざと足を引っ張るダメなやつも出てこなくて、ストーリーがさくさく進む。
追っかけ物としては純粋に楽しめた。
原作の冗長さがいい具合にはしょってあって、それもよかった。
キリスト教の歴史なんて、ほとんど関係なく楽しめた。追っかけ物として、その追っかける意味付けとしてキリスト教と美術史が使われている、という見方をしたので、「うまいこと使ってるなあ」という感じ。
本気でキリスト教を語る映画として見たら、また違う感想を持つのだろう(というか、見てられないのだろうけど)。
新作のプロモーションで、トム・ハンクスは「インディジョーンズにならぶアクションミステリーで、シリーズを5作くらいやりたい」と言ったそうだ。「インディジョーンズ」と比較しているけれど、私は「いやいや、『インディジョーンズ』より断然面白いよ!」と言いたい。
それにしてもトム・ハンクス。セクシーさがまったく感じられない、いい人キャラだなあ。元からそうだけど。
水泳シーンもあったのに、全然セクシーじゃないわ。デブ専があるように、アンチセクシー専があれば絶対人気出るはず。(あるのか、そんなのが?)
オリベッティ刑事役のピエルフランチェスコ・ファビーノはセクシーだった。
美人科学者役のアイェレッド・ゾラーは、細いハイヒールとシャツのボタンを三つはずすお約束の演出で、わかりやすいセクシーさを出していたのだけれど、下品にならず、なかなかよかった。(上から目線、というよりオヤジ目線だな、こりゃ)
人が沢山殺されすぎて疲れた部分もありましたが、最後のところなんかびっくりして楽しかったです☆
歴史探検物は面白くて好きなんですが、そうでなくても十分楽しめますよね^^
トム・ハンクス、セクシーじゃないけどいい映画によく出てるので大好きです♬
トム・ハンクス、いい映画に出てますよね。私はyou've got mail がすごく好きです。あと、めぐりあえたら、も好きです~。(*^_^*)