帰国の日 最後の食卓
最終日の朝食はスコーン。BIGMUMさんの手作りだ。

海外でパンやスコーンやトーストを頼むと、ホテルのレストランなどでは冷めない工夫がしてある。トーストには最初からバターが塗ってあり、暖めたナプキンで包んで出てくることもある。布製のナプキンでなくても紙ナプキンで包み、冷めにくくしてある。
日本人がご飯を冷まさないよう、大切に扱うようにパン食文化の地域ではパンを冷まさない工夫をしているんだなあと思ったことがある。
BIGMUMさんのお宅でも、和風の手ぬぐいの上にスコーンがのっていた。皿に直接置くより冷めにくいし、湯気でスコーンのお尻がべたつかない。
スコーンにつけるクリームも和風のお椀に入れてだしてくださった。

このあと近所の散策をして、空港へ向かう。
空からは別れを惜しむ涙雨がポツリポツリ。BIGMUMさんとご主人、二人のお孫さんたちに見送られて機中の人となった。
さて、ジェットスターでは機内食は予約していないと出てこないはずだった。行きのフライトでは水が一本出ただけで、毛布も食事も予約してなかったので出なかった。夜9時発だし、すぐ寝てしまえばいいし。
帰りの便は午後1時15分発。お昼ごはんを空港で食べてのればいいか、と思い、搭乗までにあれこれ食べて準備をしていたのだが、なんと機内食が2回もでた。
搭乗してすぐに出た機内食。

これがサラダとパンとバターのセット。チョコレートも一個ついていた。
これにお好みでカレーか、照り焼きかベジタリアンパスタが付く。
私の頼んだのはベジタリアンパスタ。

うーん…これは…。
カレーのほうがおいしそうだったなあ…。
日本に到着する2時間ほど前に出た軽食。

ミートパイとソース。ソースはスィートチリソースのようなスパイシーな味で、これはパイにつけると美味しかった! 黒いナプキンに包まれたナイフとフォークのセットもある。
これに加えて、毛布、枕、アイマスク、耳栓のセットもくれた。しかもお持ち帰りしていいのだ。なんで? そういうサービスを省いて安くしている航空会社だと聞いていたのに。
よくわからないけれど、食事と毛布が出たのはうれしい誤算。帰りのフライトも楽しく過ごせたのだった。
明日以降は、書き漏らしたオーストラリアの家事情をお送りいたします。
お楽しみに~。

日本式てぬぐい・お祭りのがいろいろあるからBIGMUMに送ってあげよう~~っと。
しかし、毎回楽しい旅行記です。
行きたくなる旅行記ですよ。(めったに無いことです)
熟女4人だけでなく搭乗者全員に配ってました。
たまたまラッキーなときに乗り合わせたのかなあ? それとも日本行きのフライトは全部そうなのかな。日本からオーストラリアへ行く便は、夜だから食事要らないっちゃいらないし。
今度、ぜひ一緒にいきましょう!


ブランケットを配りに来た時も、食事を配りに来た時も、私はCAにこう言ったのです。
「I did not pay money. 」
「Is it free?」 おほほ。
その度ごとに、そのCAは気の毒そうな表情を浮かべ「サービス」と答えてくれるのでした・・・
さすがに3度目のミートパイのときには、何も言わずに受け取りました。
しかし、何故にさまざまなサービスを受けることが出来たのでしょうか?いまだ残る疑問。
もしかしたら、今話題のJALとのコードシェアー便だったからかなぁ。
誠にラッキーでありました・・・・ネ。うふふ。
I did not pay money.
Is it free?
「
そうでしたか、いい感じの手ぬぐいでした!
和ものの良さを年々感じます。
★ゾエさん
なるほど、そうやって聞いたんですね。前にいるお二人が聞いてくれたので、私たちはすんなり受け取りました。ありがとうございました!