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赤星たみこの戯言・放言・虚言日記♪ akaboshi.exblog.jp

漫画家・赤星たみこの日記です。 


by akaboshi_tamiko

オーストラリアの家

楽しかった旅行は終わってしまったけれど、思い出に残ることをあれこれまた出してみます。
日本の家と、オーストラリアの家は、いろんなところで違いがありました。
一番大きな違いは、その広さ。
ゆとりあるなあ。

滞在させていただいたBIGMUMさんのお宅には、メインベッドルームのほかに、ゲストルームが3つありました。
その3つに、ちゃんとベッドが備えてあって、まるでペンションかプチホテルのよう。
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写真は私と姉が泊まった部屋。シングルベッドが二つ。
ほかのゲストルームにはキングサイズのベッドがありました。
そのほかにもリビングルームが二階に一つ、階下に一つ。階下のはファミリールームとか言うのかな~。

こちらがメインのリビングダイニング。
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玄関ドアが木製というのは日本でも見かけるけれど、雨が多い日本の場合、木が雨と紫外線でやられてしまうことが多く、日本ではアルミ製のドアも多いようです。
木製のドアを長持ちさせるには、
・庇を深くして雨を当てないこと。紫外線も当てないように。
日本では北向き、オーストラリアでは南向きだと日が当たらないので、木製ドアも長持ちすると思います。(風水や家相的にはどうなのかはわからないけれど)
・ときどき木肌にオイルを補給すること。(ワックスよりもオイル。レモンオイルなどの、家具用オイルは海外のほうが多く売られています。日本って木の文化なのに、一般家庭で木製品を手入れする技術がなんだか廃れているような気がする・・・)

台所も広々。
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こちらは貸し別荘の台所。こちらも広々していて、L字のコーナー扉がまた私の憧れ。垂涎の的。
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棚がL字になっていると、日本ではその角に回転式の収納棚が設置されていたりして、調味料を入れたり、こまごましたものを置けるようになっているのをよく見かけます。だけど、奥の奥のほうは、丸い回転式棚だと、デッドスペースが必ず出ますよね。

それよりこの別荘の扉のようにガバッと開いてくれたほうが、物が取り出しやすいし、デッドスペースが出来にくいと思う。
こういう風に曲がるちょうつがいも、日本ではあまり見かけない。鳩山総理の家(現・鳩山開館)の扉のちょうつがいが360度開くのが珍しいと、ニュースになっていたくらいで、ちょうつがいの種類は日本は少ないようです。

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ちょっとしたことだけど、水道栓の形も日本と違います。こっちのほうが可愛いと思うけれど、これは好みだから、なんとも言えないですが。

しかし、洗面台の幅と栓。これはちょっと日本と考え方が違うのかも。カウンターの幅が狭いのは、お化粧するとき顔が鏡に近くなるのでとても使いやすい。
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別荘の洗面ボウルもこれと同じ栓でした。
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鎖でつながれたゴムの栓しか見たことなかったから、このタイプは「無くしてしまいそう」と思ってしまいました。うちは何でも無くすから・・・。でも無くさないためのホルダーもあるのがすごいなあ。置く場所がある、ってことだもんね。

そして、海外に行くといつも思うのが、シャワーヘッドの違い。
形のことではなく、角度が全然違う。
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角度が変えられるっていいなあ。日本の民家ではたいていホルダーにシャワーヘッドを差し込んで、角度は変えられない。角度が大きいのと小さいのでは体に当たるお湯の面積が違ってきます。
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日本のシャワーは斜めにお湯がかかるので、全身に当たらない。真下に向かってお湯が出るほうが、全身にお湯がかかるので暖かく感じます。海外と日本、という分類では正確じゃないのかもしれないけれど、少なくとも私が体験した日本の民家のシャワーは角度が大きかった。海外ではほぼ真下に向いてお湯が出るものが多かった。(または角度が変えられるタイプ)

ただし、椅子に座ってシャワーを浴びるときは角度が大きいほうが全身にお湯が当たるような気がします。膝が曲がっているし、実際暖かいし。
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はっ、やっぱりしゃがんでシャワーを浴びるって、日本だけ、、、ですよね?
椅子に座っていると、真下に落ちるお湯だと使いづらいかも。やっぱりシャワーの角度が大きいって、日本式なんですね、きっと。
Commented by まつぼっくり at 2009-11-05 22:23
漫画家さんが一緒で、今回の旅行日記は、みなさん、よいものができましたね。大事な記念ですね。
BIGMUMも、こんなふうにお宅拝見記ができて、どんな感じかな?

我が家のゲストルームは、畳2畳でござる。寝れればいいのよ(笑)
Commented by ちゃーちゃん at 2009-11-06 11:46
いいなーいいなー行きたいなーと思いながら毎回拝見していました。
外国のお宅を拝見して、尺貫法とメートル法の差が微妙な室内のゆとりに現れるのでは…といつも思います。
日本はもともと一尺単位(家具とか)のモジュールでただでさえ小さめなのに、最近は公団サイズとか…もっと小さい。勢いせせこましいインテリアになりまする。

赤星先生、トイレの座面の高さは大丈夫でした?
どうも外国の方は足が長いのか、子供のように足をぶらぶらさせて用を足した覚えがあるのですが。
Commented by akaboshi_tamiko at 2009-11-06 23:12
★ちゃーちゃんさん
尺貫法とメートル法、確かに違いが出るかもしれないですね。
あとは国土の広さですかねえ…。とにかく広い国土で、家の面積の概念も日本とは全然違うようで、ため息が出ます。

あ、トイレは、今回はとりあえず足がぶらぶら、と言うことはなかったのですが、アメリカに行ったときは確かに床に足が届かなくて困ったことがありました! 今回は気にならなかったですが、なんでだろう? いろいろな大きさのトイレがあるんでしょうね。たまたま今回はラッキーでした。
Commented by ゾエ at 2009-11-06 23:27
すっごい~♪

なんと素晴らしい旅レポート。
それに細かな考察。
これぞまさに、後輩に対してリスペクトである。

本当に楽しい、楽しい旅でしたねぇ・・・改めて。
Commented by akaboshi_tamiko at 2009-11-07 18:46
★ゾエさん
本当に楽しかったです! またどこかご一緒させてくださいませ。
by akaboshi_tamiko | 2009-11-05 00:24 | オーストラリア旅行 | Trackback | Comments(5)