グランマ! 執筆中
掲示板にレスをつけねば、と思いつつ、まだやってませんが、この仕事が終わったら、キチンと書くつもりです。
今月は、ちょっとイレギュラーの1ページの漫画、更年期の漫画8ページという仕事があって、1ページのほうは入稿済み。8ページ+扉のほうは、グランマが終わってからペン入れします。
仕事中はどうしても体重が増えてしまうので(動かないで食べてばかり。ブロイラー状態)、朝のウォーキングをなんとか再開したいなあ。
RGBとCMYKの日記は、出版、印刷業界の友達から大変受けました。
印刷会社に印刷を頼むとき、RGBのまま入稿するのは、印刷所の方にとても手間をかけてしまいますので、RGB入稿をしているかた、ぜひともCMYK入稿してあげてください。
web上の仕事だけならRGBのほうがいいのですが、紙媒体で「印刷」という場合は、必ずCMYKで。
このCMYKも、フォトショップについているカラースライダーの順番がCMYKなので、うっかりCMYKと言ってしまいますが、印刷所では昔からYMCKって言ってたんですよね。
RGBで入稿してもいい、という印刷所は、印刷所の方がわざわざYMCKに変換してくださっているのです。
是非ともYMCKで入稿してあげてください。そのほうが、原画と印刷物の色味の違いが、RGBよりは少なくなります。
そして、CMYKで入稿したら色味の違いがゼロになるか、と言ったら、それもありえません。
特に黄色はスミ(黒)をかぶりやすくて沈む傾向があります。微妙な青もなかなか出にくいものです。
肌色は、私はいつもY20 M20くらいにしていますが、場合によってはY15 M15ということも。
日焼けした肌だとY25 M25 K5 なんてことも。
これも実際に印刷されたカラーチャートを見て指定すると、安心です。
(それでも印刷機によって違ったりするので、「絶対」はどんな場合もありえませんが)
印刷は、インクという物質を使うので、光を使った色使いであるRGBを紙の上に再現することは不可能ですが、YMCKなら、印刷機のくせを飲み込めば、限りなく原画に近くなります。(紙に描いたものだとスキャンするので、スキャナとの相性もあるので、そこも考慮しないと・・・と、ちゃんと説明しようとすると、どんどん長くなるなあ。今日はこの辺で)
なんか、日々の仕事を評価されたようで、泣きそうです(うぅ・・)。
現場としては、一言もRGBで入稿してもいいなどどは、うたってないのですが、何とかしてよっていう感じなんですよね。小さな印刷屋は、生き残りをかけて、どんなものでも、なんとか印刷するっていうスタンスでがんばってます。「この淡い色はとびますよ」「この茶色、紺は汚くなりますよ」「この紫は青紫にころびますよ」「データはA4ですが、B3にするんですね?」「裁ち落とすには大きめに作らないとだめなので、バックの写真102%にしますよ」これらの会話は実際に使っている言葉です。RGBデータを4色に置き換えて、PDFにして送信して確認など、仕事以外の仕事はどんどん増えています。印刷用にデータを調整するという行為は、世の中からすっぽり抜け落ちていて、数少ないソフトや手段を駆使して、日々工夫工夫の毎日です。
紙に印刷するっていうのは、純粋に、楽しいことなので、時々、印刷の話をしてもらうと、うれしいです。
昨日に引き続きありがとうございます!
そうなんですよ~、印刷所の方々の苦労、よく聞きます。でも、RGBで入稿するのが当たり前、と思っている人が、存在するんですよね。
そして、RGBの色を再現するために蛍光ピンク、蛍光グリーン、蛍光ブルーを加えることがいいことだ、と思っている人たちがいるんですって。印刷所の方も困るだろうなあ…。
印刷物を作る、ということは楽しいことだけど、基本的な技術がないと、なかなか上手く行かないですよね。
印刷所に印刷を頼むということは、それなりの枚数を刷るということだから、基本がわかってないと、お金も時間もせっかく作った原稿も、もったいないですよね。
今後も、印刷の話、折に触れて、私がわかる範囲で書きますね。
お楽しみに!