人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ホオズキってなんですか?

ホオズキってなんですか?_b0019674_23252695.jpg

昨日、7月10日は浅草の鬼灯市と六本木朝日神社の鬼灯市に行ってきた。
浅草のほうが有名で、人出も多いのだけど、六本木朝日神社のは私の出身地である日之影町がからんでいて、実は隠れた人気がある。
日之影町HP
http://www.hinokage.jp/web/osirase/ropponngi_hoozuki.htm

今年は私もちょっと顔出しして、売り子の手伝いをしてきた。
朝日神社の前を通る人たちに「ほおずき市やってま~す、よかったらご覧くださ~い」と声をかけると、大きな鬼灯にびっくりして足を止めてくださる。

高校生か大学生くらいの女の子3人組が通りかかった。アニメ風のコスプレの子たちだった。
「ほおずき市やってます、よかったら見ていってください」と声をかけたら、女の子の一人が
「ほおずきってなんですか?」と質問してきたのだ。

うっ。

六本木は外国人も多いし、英語で鬼灯の説明はいろいろ考えていたけど、日本語で鬼灯の説明をすることは想定していなかった。鬼灯の説明をせねば、と思った瞬間、This is Chinese lantern、have you ever seen such big ones?...と出てしまい、自分でもびっくり。

鬼灯って、英語でチャイニーズランターンって言うんだよ、ほら、赤い実がランタンみたいでしょ、と説明したら、「え、ランタンってなんですか」と言われてドツボにはまった。

本当に彼女たちは鬼灯の実物を見たことがなかったらしい。
赤い皮(本当は愕=ガク)の中にある赤い実も知らなかった。

鬼灯を見せて、「この中に赤い実があって、提灯みたいに見えるでしょ、ご先祖様がこの提灯を下げてやってくるんだって」と説明したら、目を丸くして「へ~~~ッ」と驚いていた。

驚くのはこっちだよ・・・と思いつつ、でも確かに、最近は鬼灯で遊ぶこともないし、お盆の時期に飾る家も見たことないし、子ども達が知らないのも仕方がないことかもしれない。

北海道出身の夫も鬼灯市で売り子の手伝いをして、鬼灯の説明がまったく出来ないことに気付いたそうだ。
そもそも、オットは鬼灯を何のために売るのかわからん、と言う。食用になるわけじゃなし、何のために栽培するのかもわからん、と。

品種によっては食用もあるんだけど、日本でメインに栽培されているのは観賞用。鬼灯はまず鑑賞用であり、この時期に飾るのは厄除けだったりお盆のとき帰ってくるご先祖様の道案内用だ。

ご先祖様がこの鬼灯の灯りで黄泉の国だか天国だか、三途の川を渡るとか、とにかく暗い中歩いてくるときの提灯代わり。そういう言い伝えがあるのだ、と説明した。


オットですらこうだから、高校生が知らなくても仕方がないと思う。

だけど・・・・・・。
鬼灯の説明を日本語でしなければならない日が来るとは・・・。ちょっと寂しい話ではある。
トラックバックURL : https://akaboshi.exblog.jp/tb/13581522
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by at 2010-07-12 08:20 x
確かに・・・・
浅草のほおずき市、今は真っ赤になる丹波ほうずきが主流ですが、本来は草丈も実も小さく、赤くならない『千成ほおずき』だったそうですね。
私も9日に浅草に行き、『千成』を買って来ました。
Commented by 黒豆 at 2010-07-12 09:05 x
上田の辺りだと、まだ道端に鬼灯が生えてるのを見かけますが(わが家の庭にもあちこちに生えてます)、都会じゃそんなことないですもんね。
今の子供たちは、
「鬼灯を鳴らす」
なんてことももちろん知らないのでしょうねえ。
鬼灯の実の中味だけをうまく出して、残った丸い皮をキュッキュッと鳴らすっていうのは、主に女の子の遊びでしたが…。
そうか、ということは「海ほおずき」も当然知らないわけかあ…。

鬼灯は、食用でないものは、アルカロイド系の毒(特に根には)があって、江戸時代には堕胎薬として用いられていたほどですから、やたらに口にしない方が無事ではありますけど…。
Commented by kuunuu at 2010-07-12 10:38
それはびっくり! もちろん、ほおずきを口で鳴らす遊びを知るはずもないのね? 子どものころ、ほおずきの実に種をそうっとつつき出してはよく失敗したもんです。ローラ・インガルスの本にはさやトマト(だったと思うけど、草トマト、房トマトだったかも……)として食用のほおずきが出てきますよね。蒸し暑い毎日です。
Commented by はるな at 2010-07-12 17:30 x
アサガオもバラも食べられないけど、売ってるし買う人がいるのに、なんでほおずきだけ不思議に思われるのか。
植物好きからすると、そっちの方が不思議です。
幼いころからツボな実でしたけどねぇ、ほおずき。
Commented by BIGMUM at 2010-07-12 19:06 x
ほうずきを口でならす、海ほうずき なんと懐かしい!
今の若い子ってそんなことも知らないんですか?? そうか 私の日本の時間は 祖国を離れた35年前で止まってるんですね。
Commented by akaboshi_tamiko at 2010-07-12 22:13
★一括レスです
★杏さん
浅草に行ったのですね! 私は10日に行きました。一日早めていたらすれ違ったのかも!

★黒豆さん
そうそう、食用の鬼灯もありますが、どうも、昔は堕胎に使われていた、というところから口にするのがためらわれます。品種が違うから安全なんだけど、ねー。

★kuunuuさん
そうそう、食用の鬼灯は英語ではストロベリートマトで、ローラの本に出てきたね! 忘れてたわ~。小粒で赤いトマトのことだと思ってたから、プチトマトとどう違うんだろうと不思議でした。

★はるなさん
ですよね、観賞用としてもきれいなのに、なぜ不思議がるのか。ま、うちのオットの場合は、この時期にわざわざ売るのはなぜ? という疑問だったみたいですが。それにしても「きれいだから飾るんだな」と何故すんなり思えないのかなあ。

★BIGMUMUさん
今の日本の若い子たちは、ホント、かわいそうになります。昔の楽しいことを全然知らないで大人になっていくんですねえ…。
by akaboshi_tamiko | 2010-07-11 23:27 | ふるさと関連 | Trackback | Comments(6)