信じられな~い!!
六本木を超えて、高速道路下の橋桁に囲まれた一本車線を走っていたときのこと。
赤信号でタクシーが止まりました。
私の乗っているタクシーの前には5~6台いたかなあ。
この数台の車が、青になっても全然動かず、信号はまた赤になってしまいました。
一番前のミニバンが全然動かないので、後続の車からは数人が降りて前の車の様子を見に行っているようです。
私の乗ったタクシーの運転手さんも「エンストかなあ」と言いながら車を降りて手助けに行きました。エンストだったら後ろから押して助けてあげよう、というわけです。
一車線しかない場所で車が一台動かないのだから、後ろからどんどん車がたまり、この車線だけ渋滞です。しかもこの車線、高架のせいで横の車線に移れないんです。
とにかく先頭の車を動かさなければ! 困っているなら手助けしなければ! というような使命感に燃えているようでした。
私も「あのドライバー、もしかしたら車の中で心臓発作でも起こしているのかも?」なんて、心配していました。
しばらくして運転手さんが「信じらんねえ!!」と言いつつ戻ってきました。
な、なんと、先頭の立ち往生していた車のドライバーは、サイドブレーキの解除の仕方がわからなかったんだそうです!!
そ、それで何分も立ち往生!! し、信じらんねえ!!
新しい車なのか、レンタカーなのか、初めて乗った車だったのでしょうが、初めての車を運転するときは、動き出す前にブレーキやハンドル操作やレバーの位置確認をするのが常識でしょうがっ!! なんて人騒がせなっ!!
で、その人騒がせなドライバーは、50代くらいの男性だったそうです。
信じられない話、でした。

本当に「信じられない!」ですね。
サイドブレーキは昔のように、手で引くものもありますが
最近は足で踏んでブレーキ、解除はもう一度踏むか手で解除、とか
いろいろあるみたいなので、確かに戸惑うのはわかりますが・・・。
若葉マークでなかったら、一体この人は普段何を考えて
運転されているのか非常に気になります。
ホント、びっくりしました。そのドライバー、パニックになってたんでしょうねえ。
でも、すぐ後ろの車の若い人に助けを求め、解除の仕方をその若い人もいろいろやってたそうなんですよ。それでもすぐわからなかった、というのは、すごくわかりにくいデザインの車だったのかも。
それにしても、大都会の道路でこんなことが起きるなんて、事故にならなくて良かったです。