男性ホルモンと加齢臭
初めて男性ホルモンの注射を受けたとき、無性に眠くなったり、ウキウキしたり、イライラがなくなったり、激昂しなくなったり、とかいろんな症状が出てきたけれど、臭いが変ったのも大きな変化でした。
とにかく、男性ホルモンを補充したら、男子高校生のような臭いがし始めたのです。
その後、鼻の頭にニキビが出来たりもしました。脂の分泌が急に増えたのでしょう。
今日も病院で注射を受けてきたんだけど、帰ってきてから「耳の後ろが臭くない!」と言い出しました。「オレ、耳の後ろがときどきオヤジ臭いんだよ」と言うオットですが、それが今日はないのです!!
これってどういうこと???
オヤジ臭というのは、いわゆる加齢臭のこと。
加齢臭の主成分はノネナールという物質。皮脂が酸化してノネナールが生成されるので、加齢臭は皮脂の分泌が盛んな男性に多い、というような記述を読んだことがあります。
ということは、皮脂の分泌が多いほうがノネナールが出来やすいはず。でも、一番皮脂の分泌が盛んな高校生のころは加齢臭ではなく、青臭いというか、男の子臭いというか、年取ったオヤジのニオイとは違う匂いがします。
男性ホルモンの多い若い身体にはノネナール生成を阻む何かがあるのでしょう。
で、ホルモン補充を受けた今日のオットの身体の中では、ノネナール生成を阻害するなんらかの作用が起きたのかも。それで耳の後ろのオヤジ臭が無くなったのかも!
男性ホルモン、恐るべし!!
生物って、ホルモンにすごく左右されるんだなあ、と思います。

最近夜は少しずつ涼しくなってきましたね。
寝苦しい日々からやっと開放されそうですよ。
男性ホルモンについて勉強になりました。
ありがとうございます。