2010年 11月 28日
団地、集合住宅、集落
でも、「団地」とは、大辞泉によると「住宅を計画的集団的に建てた区域」のこと。つまり、マンションだけでなく、一戸建ての家が建ち並ぶ区域も指す。
これは、地方在住の人にはけっこうなじみのある言葉だ。
私の家が建っている地域も、周りは一戸建てばかりだが、ここも「○○団地」と呼ばれている。
住宅だけでなく、工場や特定の業種を計画的・集団的に建てた区域に、「工業団地」「流通団地」などがある。千葉県内を車で走っていると、「○○工業団地」という標識をよく見かける。
地方に住んでいると、団地とはマンションが集団で建っている場所だけではない、ということが体験としてわかってくる。
でも、都心に住んでいる友達に、私の住んでいる場所を説明するとき「○○団地」と言うと、みんなマンション群だと思うので、車で来るとき迷ってしまう。
迷わせないようにしようと思って「集落」という言葉を使ったことがある。「集落」のイメージは一戸建ての家が複数建っている場所、だと思う。
集落も団地も民家が複数建っている場所なんだけど、イメージ的には密度が違う。
「集落」は「村落」とほぼ重複する、と辞書にあった。
団地は民家が「計画的、集団的に建てられた区域」で、計画的・集団的だけあって、高密度。
村落は、昔からの地域で、計画的に作られたわけではない。過疎となり、人口密度の低いところが多くなった。山のふもとに民家が点在する、という風景を思い浮かべる人が多いだろう。
団地は、山を切り崩して宅地を造成して、民家がぎっしり並んでいる場所、と言うとイメージが沸くと思う。
私の住んでいる地域はまさにそういうところだ。村でも集落でもなく、団地なんだけどなあ…。なかなか伝わらない…。

勉強になりました。
私の住んでいるところは田舎でもないと思うのですが都会ではないので、団地イコールマンション群というイメージは無いです。
wikiによると、団地の語源は、「一団の土地」または「一団の地域」だそうです。ミクシーのほうでもレスがつきましたが、人によって「高層マンション群」「戸建て住宅群」とイメージが違うみたいですね。

なんか、東京は『東京団地』と呼んでもいいくらいですね。