2011年 01月 09日
障子張替えました
去年の暮れに、障子紙を出してきて、張り替えよう!と意気込んではみたけれど、やっぱりやらずに年を越した。
一年以上、ガムテープの補修部分を晒しながら、取材の人も来たのになあ。写真撮るときは「このガムテープが映らないアングルでお願いします」とか言って、ホントお茶を濁していた。
今日、ようやく、懸案の破れ障子をすべて張り替えた。
全部張り替えたのではなくて、破れているものだけ張り替えたのだが、隙間風が入らなくなって、部屋が暖かい! すごいわ!!
それから、雪見障子は建具屋さんが入れてくれた時のままの障子紙で、これは化学糊が使ってある。水でぬらして紙を剥がすとき、すごく剥がしにくかった。
他の障子は、なんどか自分で張り替えて、すべてでんぷん糊で貼っているので、水でぬらしただけでスルスル剥がれる。大きな障子一枚の紙が、スルスルと全部破れずに剥がれて、ラクチンだった。
障子貼り用化学糊は、便利になるように開発されたのだろうけど、全然便利じゃない。でんぷん糊のほうが剥がすときも貼るときも断然便利! 簡単に手作りできるので、たまたま遊びに来ていた姪も驚いていた。ホント、こういうのって、簡単なのになあ。どうして廃れるんだろう。もったいない。

まさに、その話を昨日、姪に話したばかりです。
私が子供の頃、母に教わったのは、普通に立ててある状態のとき、上の紙が下の紙にかぶさるようにはってあると、継ぎ目の所にホコリがかからない、ということでした。そんな1ミリ以下の紙の出っ張りでも、ホコリがたまらないようにする、というのがびっくりで、覚えています。
障子をさかさまに立てて、上から貼っていくと、元に戻したとき上の紙が上に来るので、確かに、子供の頃、さかさまにして貼っていた記憶があります! 思い出すなあ~。