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赤星たみこの戯言・放言・虚言日記♪ akaboshi.exblog.jp

漫画家・赤星たみこの日記です。 


by akaboshi_tamiko
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専門家の言うことをどう聞くか

今回のネットを使ったカンニング事件について、専門家といわれる人がこんなことを言っていた、、、とジャパンタイムスに出ていた。

「ネットで得た答えが正しいかどうかの確証もないし、その応えは誰でも見ることが出来る。
受験生は本気でネットカンニングで本気で受験にパスしようと思っていたのだろうか? 受かりたかったら、携帯で投稿する時間を使うより自分で答えを出すほうがいいのに(大意)」


この専門家達は、10代の子たちがどれだけ早く携帯のキーを打てるか、ちゃんと認識していないと思う。

それと、専門家という人たちが文科省のお役人だったり、大学教授だったりするので、彼らはちゃんとお勉強が出来て、自分で問題を解いてきた人たちだから、「そんなことで時間を使うより自分で解いたほうが(早くて)いい」と思うのも当然だろう。

でも、自分で問題が解けなくて、携帯でものすごく早く打てるスキルがあって、しかも他の人たちはこんなリスキーなこと今やってるわけない、という確信がある受験生ならやっちゃうだろうなー。

(この場合の「リスク」は、試験会場内で携帯を使っているのがばれる、という程度のリスク、だと思う。この受験生はその程度の認識なんじゃないかな)

実際、私自身も脚の間に携帯を置いて、片手でいつも書いている文章を打ってみたら、普段入れている言葉が予測変換で出てくるから超早く打てた。これくらい早く打てたら、最後の問題をパッと投稿してみよう、という気にもなるだろう。答えが出るまで自分は1問目から解いていけばいいんだから。そしてネット上に答えが出たらそれを写す、という時間配分をしたりして。

いや、だからと言ってその受験生がやったカンニングを容認するわけでは全然ないんだけど、動機と手順はよくわかる。

動機もわかるし、単純な欲望(受かりたい、答えを早く知りたい)で投稿した考えの浅さもよくわかる。

考えの浅さというか、若さ、というか・・・。このことがどれだけリスキーかを考えていない若さ。というか、想像力のなさ。
(この場合の「リスク」とは、ネット投稿したらあとで必ずばれること、IPアドレスから個人の特定が出来ること、などなど。そっちは全然考えてなかったのが子供っぽい)

専門家って、自分にはもうそういう若さがが無いのか、若いときからちゃんと考えて生きてきたからなのか(多分、後者)、なにも考えずにパッとやっちゃう若い子への理解が浅いような気がする。

私なんて、考えの浅い人生を歩んできたから、こういう考えの浅い子の気持ち、なんだか手に取るようにわかる。全然擁護はしないけど。
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by akaboshi_tamiko | 2011-03-04 23:55 | 時事 | Trackback | Comments(0)