2004年 12月 28日
時代劇
年末になると時代劇を放送するテレビ局が増える。
うちは夫しんちゃんと、オータさんが時代劇マニアだ。
いろんな時代劇を見て、すぐに「お、これはウズマサのあのセットだ」とか「大覚寺だ」とかわかってしまうのである。
今日はフジテレビで「犬と呼ばれた男」をやっていた。
徳川綱吉をクサナギ君が好演している。
その画面を見ながら、しんちゃんが「おっ、これはあれだ、佐倉の」と言った。
画面を見て、オータさんも「ああ、レキハクの」と。
二人でツーカーなのである。すぐ分かり合えるのだ、時代劇のことになると。
私も見てみると、おお、言われてみればわかる!
綱吉が江戸の町をお忍びで散策していたシーンなのだが、夜の江戸の町並みが、佐倉にある国立歴史民族博物館の(通称・歴博(レキハク))江戸時代の街並みのジオラマだったのである。
江戸時代の街並みのジオラマ、というとちゃちな感じがすると思うが、そんなことないのだ。リンク先を見て欲しい。
そのページの下のほうに、その写真が出ている。江戸橋広小路復元模型・ 江戸時代の日本橋界隈を再現したジオラマである。
その日本橋界隈に綱吉と松子がたたずんでいる。(もちろん合成画面である)
夜のシーンだから、ジオラマの軽い感じはまったく消えていた。(合成のちゃちな感じも、最近のクロマキー技術はすごいので、気にならなかった)
もともとのジオラマがすごくよくできていて、私も歴博に行った時は、ほ~~~~っ!! と感激したものである。すごくよくできているのだ。
綱吉と松子が夜の江戸の町にたたずんでいたそのシーンを見て、しんちゃんとオータさん、盛り上がる盛り上がる。
しんちゃん・これから時代劇を作るテレビ局は、この方式を使うといいよな!
オータさん・ですよね、夜のシーンだったら、歴博のあのジオラマで十分まにあいますよね!
二人で時代劇のこれからを深く語り合っていた。
時代劇ファンは
いや、熱い!
追記
オータさんはドラマの途中で帰ったのだが、ドラマが終わったあと、しんちゃんはオータさんに電話して「よかったよな~、いいドラマだったよな~~」と感想を言い合っていた。
私はその間ずっとスパイダソリティアをやっていました。てへっ。