恋和神、音楽、風、笑顔
午前の部の紹介はちょいとはしょって、食事をしながら井上ファミリーバンドの演奏を聴く。
井上ファミリーバンドのリーダー、井上清春さんは、'75年ヤマハのポプコンで優勝したにもかかわらず、バンドを解散し、大学卒業後は郷里宮崎で仕事のかたわら、音楽ボランティア活動を長く続けている方です。

高千穂線が廃線になったあとも、残った駅でコンサートを続けてくれています。今回もケンポクのために駆けつけてくれました。ヤマハのポプコンと聞いて心がざわめく年代の人たちはもちろん、若い世代にも、もっと上の世代にも、深く柔らかな歌声は静かに沁みます。
そして、迫力のある演奏をしてくれた花人太鼓。

このほかに私の講演や、歴史的に貴重な見立の民謡、歌う介護師平井さんの演奏、大貫診療所榎本先生の地域医療と町づくりの講演、アンデス音楽INTiの演奏など。
INTIは南米エクアドル出身のエドウィン・ピチャンバさんと延岡市出身の妻、昌子さんのユニット。

竹製のアンデス楽器はまるで風の音や鳥の鳴き声のようで、日之影の山奥で聴くと、音が耳からも、目からも、肌からも、体に入ってくるようでした。

昌子さんのお父様が尺八奏者で、今回は尺八とアンデス楽器のコラボレーションもあり、竹の楽器同士、違う音色なのに、寄り添うように一つの音楽を奏でました。
終わったあとは好きなだけ花を摘んで持って帰っていいのです。
なんて贅沢な!

皆さん、いい笑顔でお開きとなりました。

なんかこの笑顔見てたら、泣ける。
美しいなあ。
こんなに美しく年を取れるだろうか、私。
恋和神コンサートの写真は、ほとんどが高千穂在住のカメラマン、藤木テツローさん撮影。中に私の撮った写真が少し。
見分け方は、きれいでクリアなものがテツロー君のもの。
私のはちょいボケ、ちょい暗い。
きれいな写真はテツロー君の許可を得て掲載させていただきました。
ありがとうございました!

たみさんの講演 話はうまくなっているし 貫禄?も出て来たようです
今後の 活躍祈ってます