なんちゃってお節
2004年も最後の日だ。
雨が降っている。静かな年の瀬。
ここ5年くらいは、毎年友達を呼んで、大掛かりな宴会をしていたのだが、今年は雑用に追われて、そういう計画をせずにいた。
静かな年末で、ちょっ寂しいが、これはこれでいい感じである。
おせち料理を作る気にならなかったのだが、やっぱり気分のものだからと、なんちゃってお節を作った。

この中でちゃんと手作りしたのは鶏の煮物と大根なますの二つだけ。あとのは全て、かまぼことか昆布巻きとか、市販のものだ。
黒豆は、水煮のものを買って来て、さっき、砂糖を入れて煮てみたものだ。ふっくら煮上げるのが大変なのに、水煮の黒豆はすでにふっくらしている。こんなに手抜きでいいのだろうか、と思うのだが、まあ、何にもやらないつもりだったんだから、これでもよしとしよう。
栗きんとんと黒豆を仕切っているのは竹の皮である。
アルミホイルやラップを使わなくても、こういう仕切りはできるんだなあ。
経木を丸めたものとか、ちょっとした仕切りにはそういうものを使うと、コンポストにすぐ入れられて便利。プラスチックやアルミのものは注意深く省かないといけないんだけど、これならそのまま入れられる。超便利!
昨日は障子を張り替えたし、なんとか新年を迎える気分になってきた。
今年一年をあらわす漢字は「災」だった。
確かに、災害が多く、いやな事件もたくさんあり、気持ちがふさぐ一年だったような気がするが、気を取り直して、新しい年を迎えたい。
昨日、ギョロテツがドアを自力で開けたのを書いておいて、としんちゃんに頼まれたんだった。
ギョロテツ、生後半年でドアノブにジャンプしてあけることを覚えました!
昨日がギョロのドア開け記念日です。ちょっといい話でしょ。