2011年 08月 12日
太陽熱温水器とソーラー発電は別ものです!
ソーラー発電、太陽光発電、ソーラーパネル、太陽光電池など、太陽の光を使った発電のほうに今目が行っているので、「太陽熱」とか「ソーラー」と付いただけで「電気」だと思うようだ。
知人に聞いて驚いたのは、太陽熱温水器の話をすると、太陽光で発電して、その電気でお湯を沸かすと思った人がほとんどだったそうだ。びっくり!
なんでそんな二度手間をしなきゃいかんのだ?
いちいち電気に変えなくても、太陽の熱は水をお湯に変えてくれるくらい熱いのだから。
太陽熱温水器の一番有名なメーカーが、おそらく朝日ソーラー。1980年代に菅原分太が「朝日ソーラーじゃけん」という広島弁で広告していたので覚えている方も多いことだろう。(ここは強引な売り込みで問題を起こしたけれど、太陽熱温水器自体は、80年代に技術革新があり、どのメーカーでも高性能です)
ここまで聞けば、「ああ、屋根の上になんか平べったいものが載ってて、太陽の熱でお湯を作るやつね!」と思い出す人(少なくとも40代以上なら)は多いと思う。
私の姉は20数年前に家を建てたとき、家の屋根に太陽熱温水器を取り付けた。おかげで夏は熱々のお湯が蛇口から豊富に出てくる。それはガス代のかかってない、太陽の熱だけで沸かしたお湯なのだ。もちろん足りなくなればガスも使うけれど、夏ならほとんどガス代がかからない。
真冬でも天気のいい日なら熱々のお湯が使えたそうだ。曇りの日でも暖かい温水が出て、食器洗いなんかはそれで十分暖かく出来ていた。それを見て、いいなあ、ねーちゃんとこは、、、とうらやましかった。
今、屋根に載せるとなると「太陽光発電」のパネルのことしか思いつかない人が多いのだけど、「太陽熱温水器」も、捨てがたい魅力がある。
太陽熱温水器は、複雑な機構ではないし、かなり完成されたシステムだから、ソーラーパネル(←これは発電のほう)のように「コストがかかる」などと批判する人はあまりいない。もちろん、設置やメンテナンスにお金はかかるけれど、その後のガス代削減で十分元が取れるのだ。
お風呂や洗濯に使うエネルギーが激減するのだから、省エネとしても大変優れている。太陽は、熱でも光でも、どっちでもいいからどんどん利用したほうがいいに決まってる、、、と思うのだけどね。
でも、ある知人がこの太陽熱温水器を勧めようと話をしたところ、、、、、この話、最初に戻るのだ。
なんと、相手は「太陽光発電で電気を作ってそれでお湯を沸かすもの」だと思い込み、「太陽光発電を入れるのは高価で贅沢だし、わざわざお湯を沸かさなくてもいいから、いりません」と断られたんだって!
それ、けっこうな年配の方だったらしいけど、「太陽」と付いただけで「発電」と思い込み、それでお湯沸かすのはもったいない、と思ったとのこと。
いや、確かにもったいないけどね、太陽光で発電してそれを単にお湯を沸かすだけに使うなんて。そんな無駄なこと、誰もしないって。
知人は「いえ、太陽の熱でお湯を沸かすんですよ、発電じゃなくて、、、」と説明しようとしたら、「あー、もういいからいいから、そんな難しい話はわからないからいいです」と、なぜか難しく難しく考えてしまったそうです。うーん。
太陽に利用法として、水を温めるだけ、というのが一番シンプルな活用法なんだけどなー。


(2台目ですが)
夏場はお湯が余って困るほど。
真冬だって、お天気が良ければかなり暖かくなります。
価格もそんなに高くないし、たぶん4-5年で元が取れると思います。
使った経験がある人なら次も必ず使いたいと思うはずなんですけどね。
太陽熱温水器、もっと広まっていいと思うのですが、なんと、どんどん廃れているんだそうです。
みんな発電のほうへ行き、まだ使える温水器を廃棄する家庭もあるのだそうです。理由はいろいろありそうですが、みんな「発電」のほうが役に立つと思っているのかもしれません。
もちろん、発電のパネルは役に立ちますが、省エネの観点から行くと、温水器もすごい省エネになるのに、使えるものを廃棄する家庭がある、というのがもったいないですよね。
もっと正しく理解してもらえれば、捨てずに長く使う家が増えると思いますが…。

発電との区別はついているけれど
ものによってはかなりな重量なので、屋根に負担がかかり 家全体に影響が出ることがあるんだそうです。
なのでガス代よりは家を選ぶ、、、って人もいるみたいですね。比較的新しいものだったりするとそれほど
屋根に負担にならずに済んでいる人もいるし
屋根じゃなくて庭先に置けるタイプもあるようです。
でも、そこまで話が広まってないと単純に「屋根に負担→と撤去して廃棄」って家庭も確かに多そう。
自分のところにあるものが重量最大何キロになるか
屋根にどれくらいの影響が出るのか?もとがきちんと
とれるか否か、等 一度くまなく調べてからにしないと
もったいないことしたなーって人も絶対いますね。


昔のは 温水に問題があったけど 今のは性能が良く
温水になっても大丈夫ですよ
それに 重さも大丈夫です 我が家は90年たって
いるけど なんともありません
太陽光発電は 重くて無理と業者が諦めました
と言っても 山沿いは曇りや雨が多いので 元は取れません 山の中は薪があるので 灯油と兼用で使ってますこれが 我が家では一番のエコかな
IHはWTOが警告してるけど 日本ではあまり話題にならないのは何故だろう 妊婦さんや子供さんは2m以内には近づかないほうが良いのに これも企業優先かな?