2011年 11月 03日
惨憺たるサンダル
靴箱の中でずっと眠っていて、最近出してはいてみたら、底がはずれてしまった。
今の体調みたい。(ちょっとボロボロなので)

実はこれ、一度はずれかかって、靴の修理屋さんで直してもらったもの。
それをはいていたら、またはずれたのだった。
こういうのって、ちゃんと直らないのかな。
樹脂製のものって修理がなかなかきかない。革靴のほうが修理がきく。靴底の張替えも皮のほうが楽に、きれいにいく。
そういえば、昔、ヨットをやっているという人に聞いたのだけど、最近はヨットの船体は樹脂製(FRP)ばかり。木製のヨットなんてほとんどない(自分が買える範囲では、とのこと)。でも、樹脂製だといったん穴が開いたら修理は困難なんだって。 軽いクラック程度なら直せるけど、穴となると無理らしい。でも、木製だと穴の開いた部分をはずして取り替えるとか、修理がきくんだって
なるほど、樹脂製ってすごく丈夫、木製って一見弱い、だけど修理がきくかきかないか、まで考えると、最終的な長持ち度はどっちが高くなるのだろう。ケースバイケースだけど、樹脂はいったん劣化すると一気にボロボロになるからなぁ・・・。
サンダルでヨットの話を思い出し、修理がきくって大切なことだと改めて思ったのでした。
上は何ともないのに、底だけが割れたり外れたりすると間抜けなものです(-o-)。
なんでも接着剤でくっつけていると、突然崩壊する事態が起きかねませんよねえ。
終戦直後、父親が靴底を変えてもらったら、ボール紙を固めたインチキもので、雨が降ったらたちまち崩れたということがあったそうですが…。
中には、するめを重ねたものもあったそうですけど…(^^;
靴底がだめになると、その話を思い出します。
この靴のメーカーは、修理をしてくれるそうです! 10年以上前に買ったので、忘れてましたが、そういえばそう言われたような...。こんな状態でも修理がきくのか、きいてから捨てればよかった・・・。
それにしても、ボール紙とかスルメの靴底というのはすごい話ですね。終戦直後って、ホントに混乱の時期ですねえ。