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オニババ化する女たち

05/01/13/木曜
やっと「オニババ化する女たち」を読んだ。
なるほど。なるほど・・・。

確かに、ジェンダー差別をナチュラルでコーティングしているような部分もあるなあ。
しかし、前半部分は、私がなんとなく感じていた疑問が、なんとなく解消するような、なんとなく腑に落ちる感があった。
ただ、それが100%の回答ではなく、そういうことも原因の一つとしてあるよね、なるほど~、というもの。

後半の、女性はなぜオニババになるのか、という章が、誤解を生みやすい章だと思う。
女性が定期的な性生活をもたないと、行き場のないエネルギーが女性をオニババにしてしまう・・・と単純に読んでしまうと、すごく失礼な話になってしまうわけだが・・・。そういう話ではない、のだと思う。

まあ、私は一応結婚しているのだが、子供がいない。
子宮がないから仕方がないのだけど、こういう女性でも、子孫に知恵を残すことは出来る。
最終章で、三砂ちづるさんが「斜めの関係」として書いているようなことだ。

私自身も「ろくでもない女性」として、次の世代に伝えていけばいいのか、と思うと、ちょっとほっとしたりする。

でも、この本を斎藤美奈子風のフィルターをかけて読むと、いや、突っ込みどころ満載!!

しかし、こういう話を書くのって、勇気あるなあ。絶対、誤解される。
私も読んでいて、そこだけ読むとすごく不愉快になる部分もあったし。(でも、全部読むと、そうではないということがわかるんだけどね)

おそらく、三砂さんは、ウーマンリブの後から出てきた世代だからこそ、上の世代が「闘争」によって獲得してきた女性の権利の素晴らしさを認めつつ、それによって失ってきたものを感じているんだと思う。私も同じ世代だから、共感する部分もあるのかもしれない。

今回、本を読んでいない人にはなんのことやらわからない話でしたが、まあ、率直な感想でした。
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by akaboshi_tamiko | 2005-01-13 21:56 | Trackback | Comments(0)