トイレのフタ
今年になって、一つ決めたことがある。
それは、トイレのフタを閉めること。
今までもなんとなく閉めてはいたけど、忘れることも多かった。
私だけ閉めていて、それに気づいた家人も閉めるようになるかも、なんてことも思ったりしたけど、そんなことはまったく起きなかった。
それで、今年になって夫に「今年からトイレのフタは閉めることにしたから協力してね」と口頭で頼んだのである。
夫は快く承諾してくれた。
しかし、忘れるのだ、これが。
「しんちゃん、トイレのフタ、閉まってなかったよ」というと、「うるせえなあ、なんだその鬼の首を取ったような言い方して!!」と怒り出すのだ。
そういうことが何度か続いた後、私もフタを閉め忘れて出てきたことがあった。
そうしたら、しんちゃんは、ものすご~~~く嬉しそうな顔で、ニッコニコと満面の笑みを浮かべて、
「トイレのフタ、しめてないだろ!!」
と、私に注意するのだ。
そんな、本当に子供のような・・・。
まあ、とにかく、トイレのフタを閉めるということは、便座の熱効率がよくなるとか、あと、なんとなくちゃんとしている家庭、という感じがするので、とりあえず続けるつもりである。