2012年 04月 23日
高千穂神楽at明治記念館
さて、今日ご紹介するのはイザナギ・イザナミがどぶろくを作る舞からです。
★酒こしの舞い

もろみを漉して、どぶろくを作る二人。

楽しくお酒を作り、飲み・・・・次第に夜がふけてきます。
実際に夜神楽として高千穂で舞うときは、午前3時ごろ。観客も眠くなってくるし、子どもはもう寝てしまったし、ここから先は真面目な神話の舞いだけでなく、ちょっとエロティックな踊りも。
二人仲良くいちゃいちゃしたり

酔いつぶれたイザナギの股間にザルをかぶせるイザナミ。
(下の二つの小さい写真は、ツイッターですぐ出そうと、ケイタイで撮ったもの。ちゃんとデジカメで撮っておけばよかった!)

ざるを取って股間を見せると観客から笑いが出ます。夜中だし、お子様いないし、あけっぴろげで猥雑な大人の時間。

場が温まったところで、観客をいじるために客席へ向うイザナギ、イザナミ。

客席では観客に抱きついたり、パントマイムで会話したり、観客と舞い手が一体になって大笑いしながら楽しく神楽を舞うのです。地元ではもう、すごい歓声や笑いがわいて、すごい熱気になります。
明治記念館でも、観客の方たち、ノリがよく、大笑いと大歓声の嵐でした。
さて、この方たちが神楽の舞い手と楽師さんたち。可愛らしい踊りもあったのに、こういう頑丈なおじさんたちだったとは!(失礼!)

いや~、ホントにいいものを見せていただきました! この感動は、懐かしさだけではないと思います。
神楽のリズムって、なんだか日本人の心の奥底にある「なにか」を揺さぶるような気がする・・・。これが日本のルーツなのかも・・・。ありがとうございました!
おまけ
高千穂会の名物司会者二人

そして高千穂を愛するサポーターの若い子たちもいます。
(ホントは神庭(こうにわ)に女性が入ってはいけないのですが、今回は特別に許可をもらって入っています)

宮崎県北は日本のルーツ。老いも若きも、みんな高千穂へレッツゴー!
ご旅行のご用命はこちらへ⇒高千穂町観光協会神楽ツーリズム
とさりげなくCM。
隣町の日之影町もよろしく!(日之影町が私のふるさとです!)
日之影町では列車の車両を改造した宿泊施設「TR列車の宿」がありますからね!

高千穂は主人のお父さんの実家がありますので5~6年前に遊びに行きました。
調度岩戸温泉で『お月見のお神楽』がある日で美味しいお料理を頂きながら話に聞いていたお神楽を観る事が出来ました。
その時、息子が飛び入りで参加をさせていただき、貴重な写真も撮る事が出来ました。
当時はまだ『高千穂掲示版』のブログもあって読ませていただいていたのですが、そこで赤星先生のブログを知って今に至っています。
『横浜から客が来た』とブログに書いてもらったのが嬉しくて、プリントして取ってあります。
長閑な掲示板また復活してくれたら嬉しいな。
ご先祖様が高千穂という事も長野県生まれの私は凄く嬉しいです。
高千穂へまた行きたくなりました。
楽しい写真をありがとうございました。
高千穂掲示板は今動いていませんが、「宮崎県北・来て・見て・語ろや!」というサイトがあります。
http://jitto.org/
そこに「はなそや掲示板」というのがありますので、ぜひ、そちらにも遊びに来て下さい。
主にケンポクのイベント情報を出していますが、ホントはもっと気軽な話題で盛り上がりたいんです。よかったらぜひ!
高千穂、日之影、県北の神話と伝説を漫画にした本が延岡市役所から出ます。それもまた発表しますので、お待ちくださいね。
あ~、なんだかふるさと関連にこうやってコメントが付くと嬉しいです!ありがとうございました!

「はなそや掲示板」見てきました。
宮崎大好きな私ですから、時々覗かせていただきます。
ちなみに家の親戚は『もんじいさん』ですが
今はPC触ってないのかなぁ。
漫画にした本楽しみにしています。

なんだか 3時ごろが やたら もりあがってそうですが(笑)
私は お子ちゃまなんで そのころは 寝てそうです~
神楽って、実はものすごく楽しくて、猥雑で、昔の人の娯楽だったんだと思います。
私も子どもの頃はよくわからず、難しいもののような気がしていましたが、実は大人の艶笑小話みたいなところもあって(あ、そこが子どもには難しかったのか!)、興味を持てばほんとに楽しめると思います。
日之影も、大人も、宮水も、椎葉も、諸塚も、そのほかの市町村も、、、、とにかくケンポクは神楽の宝庫ですから、いつかきっと帰省して見て下さいね。私も次は神楽の時期に合わせて帰ろうかな。