2005年 02月 02日
森昌子入院
昨日、森昌子さんが薬物中毒で入院! という誤報があった。まさに誤報。
薬物中毒ではないのだと、今日の聖路加病院の担当医は語った。
インターネットのニュースやワイドショーでは、「担当医の歯切れの悪い言い方」などと書いてあるところもあったが、私は特にそんな感じは受けなかった。
それより、私としんちゃんは、森昌子が以前から貧血がひどくて倒れることがあったり、前にも貧血で倒れて救急車で運ばれたことがあったり、ということを聞いて、今回のも「更年期障害の一つなんじゃないの?」と言っていたのである。
そうしたら、やはり昌子さんは更年期障害の治療を受けていて、薬を処方されていたという。
となると、ホルモン補充療法の薬だが、それは時間を決めてきっちり飲まねばならないものだ。
しかし、更年期障害の治療には他の治療薬がある。そっちかも。
ああ、自分が更年期で、薬のこととか調べて知っていると、手に取るようにわかるわ~~。おそらくあの薬だろう、とか、症状はこんなんだろう、とか。(まあ、憶測と大差ないんだけど)
でも、昌子さんと私は同世代。体の変化はきっと同じ。私の場合がんの手術で更年期が早く来たけど、先に体験しているからこそ、彼女の大変さがわかる。
貧血がひどかった、ということは、更年期の女性にはいろいろな原因が考えられる。
家事でも仕事でも手抜きをしそうにないタイプの女性は、一人でいろんなことを抱え込みすぎになるのかも。
夫の森進一さんは、レポーターの「昌子さんは最近、一緒にコンサートに出たりしているし、仕事が忙しすぎたんじゃないですか?」という質問に、「いえ、一月に一回くらいだし、日帰りできる場所ですから、そんなに大変じゃないです」と答えていた。
うーん、それはおそらく4年前の昌子さんなら全然問題ないスケジュールだと思うけど、今の体調ではハードだったんじゃないかなあ、と私は推測する。
とにかく体調が毎日毎日少しずつ悪くなっていく、という感じなのだ。だから、今日と昨日を比べると、そんなに悪くなっているとは思わないけど、半年前、1年前と比べると、がっくり体力が落ちているということだ。
45歳からの一年は、若いときの5年に相当する。と思う。 森さん、昌子さんの体をいたわってあげてね。
それから、レポーターたちの「更年期障害にはどんな薬を処方するのですか?」という質問に、担当医の方が「私は産婦人科ではないので・・・」と言葉を濁されていたが、まあ、確かに、内科の先生が婦人科の薬を処方することはないのだけど、でも、内科もわかる産婦人科医、婦人科のこともわかる内科医という存在がないと、女性は本当に困る。
私の高脂血症も、内科で薬を出してもらうと、本当にコレステロール値を下げる薬しか出ない。でも婦人科だと漢方薬の当帰芍薬散も出してもらえる。しかしその当帰芍薬散は内科では出してもらえないのだ。
そのとき私がかかった内科の先生は「内科で精神科の薬が出せないように、婦人科の薬も出せないんですよ」なんて言ったのだが、コレステロールは女性ホルモンと深い関係があるのだし、当帰芍薬散は女性ホルモンの代わりをしたりするわけだ。実際に私がその病院にかかっていたとき、当帰芍薬散を飲みつつ食事療法をしたら、医師も驚くくらいコレステロールが下がったのだ。
そういうことを考えると、内科にも婦人科の薬がわかる医師がいて欲しいと思う。
まだまだそういう先生は少ないみたいだから、今日の森昌子さんの担当医も、まあ仕方のない、当然の答えだったのだと思うけどね。
それより、明日は節分。太巻き買ってきて食べるぞ~~!