日本水大賞審査部会でした
日本水大賞というのは、地球上の水をきれいにする活動をしている、個人・団体・企業・学校・自治体などを表彰するという賞です。
わかりやすい例は、河川の清掃活動を地域ぐるみで長く続け、その河川の水質が向上したという、結果を出している団体などが応募してくださっています。
あとは、例えば第一回の水大賞で奨励賞を授賞した
「水の消費量削減及び水処理剤の全廃と「一切の排水をしない」工場排水ゼロシステムの構築」
という活動。言葉は難しいけれど、「すっごい節水システムと、工場排水をきれいにする活動」と思えばいいかな。
詳しくはこちらhttp://www.japanriver.or.jp/taisyo/oubo_jyusyou/oubo_jyusyou__frame.htm
他に、私が印象に残っているのは第2回水大賞・奨励賞受賞の、八ヶ岳観光協会
「自然エネルギーを活用した山小屋し尿処理システム及び避難所機能確保のための活動」
があります。
これは山岳部(山小屋)から出るし尿・生活雑排水をきれいにするための浄化槽を開発した活動です。
これのすばらしいところは、自然エネルギーを活用させて浄化槽を運営しているところです。
これ、第2回の水大賞ですから、なんと2000年、13年前の話です。
詳しくはこちらを読んでください。
http://www.japanriver.or.jp/taisyo/oubo_jyusyou/oubo_jyusyou__frame.htm
あと、第六回日本水大賞の、大賞を授賞した
「宮古島の命の源である地下水を硝酸態窒素の汚染から守る保全活動」
も印象深く覚えています。
これもこちらを読んでください。
http://www.japanriver.or.jp/taisyo/oubo_jyusyou/oubo_jyusyou__frame.htm
こういう賞に第一回からかかわることが出来て、嬉しいやら、責任重大でちょっと重荷に感じるやら・・・。
今年もまた、いろんな活動があり、それを審査させてもらいました。
各分野の専門家の先生方が集まり、意見交換しながら内容を吟味し、各賞がほぼ固まりつつあります。
授賞作品や授賞式の様子はまたお知らせいたします。
お楽しみに~。
本当に、今は昔、って感じですね。
ペットボトルで水を買うようになり、震災やいろんな事件が起こると、安全も水もタダではないとつくづく思います。
しかし、イザヤ・ペン打算の名前、久しぶりに聞きました。
お久しぶりです。
日本水大賞の委員と審査員をもう15年もやっています。
日本の水環境に関しては最高峰の賞だと思いますが、それでもまだまだ知名度が低いのが悩みです。
水環境にかかわっている人には知られているけれど、関心の無い人にはまったく知られていないので、K君も、広める手伝いをお願いします。いろんなところで宣伝してください。
よろしくお願いいたします。