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ものは言いよう

05/02/20/日曜
リフォーム関連の番組を見ていると、ふと、家を建てたときのことを思い出しました。

家を建てて、しばらく住んでみると、ちょっとした不都合が見つかるときがあります。それを、住宅メーカーに電話して告げると、補修や修理をしてくれました。

一つ思い出したのは、釘の先が出っ張っていて危ない箇所があったときのこと。
確かに棚の上で死角になっているところだから、見えないんだけど、モノを置くときに、知らずにいると、手が引っかかって切れそう。とても危ないので、
「これ、危ないですよ、釘の先が出っ張ってるんですよ」
と苦情を言いました。
すると担当の人は
「うーん、ここをやったのはベテランの人で、うまい人なんですけどねえ・・・」

思わず、「うまくてこれかよ!!」と言いたくなったんですが、ことを荒立てるのもどうかと思って、その突っ込みはやめておきました。

他にも何か不具合があるところの苦情を言うと、ほとんど100%の確率で、「これをやったのはうまい人なんですけどねえ・・・」という答えが返ってくることに気づきました。
これは家関係に限らず、衣類や料理なども同じような気がします。

でも、うまい人がやったんですよ、という返事の仕方は、どうなんだろう?
私なら「うまくてそれかい!!(怒)」ってなるんだけどな。

「うまい人がやったんですけどねえ・・・」という、最後の「けどねえ・・・」というところが味噌だとは思うけど、でもやっぱり、「うまいひとがやったんですよ」というのは、私は返答としてはあまりいいとは思えないんです。

「うまい人がやったのにもかかわらず不具合があった」ということは、そのうまい人がうっかりしていた、ということでしょ? または、もしかしたらその人が手を抜いたのかもしれない。それは、私はちょっとムッとするなあ。

「あ、すみません、それ下手な人がやったんです」というのはどうかな?
これはにムッとする人も多いかもしれないけど、私は逆にこっちのほうがまだいいような気がします。

まあ、こんなにストレートに「下手なやつがやったんで我慢しろよな」というような、そんな言い方ではなく、
「あ、すみません、それまだ慣れていない新人の子がやったもので、すぐベテランのうまい人にやり直させます」と言うと、私はすごく気持ちがいいんですけど。

実際にうまい人、ベテランの人がやったとしても、「新人がやったので、すみません」と言ったほうがいいような気がするなあ、私は。

私としては「ああ、なれないひとがやったのならしょうがないかな。ベテランさんがやり直してくれるのなら、そのほうがいいわ」と思えるし。
ものは言いようだと思います。
by akaboshi_tamiko | 2005-02-20 21:01 | つれづれ日記 | Trackback | Comments(0)