2013年 10月 06日
ジンギスカンはレアが美味い!
近所の大きな肉屋さんで買ったマトンが冷凍庫にずーっとあったので、さすがに早く食べなきゃと、昨日、冷凍庫から出して味付けをしておいたのです。
旭川出身の夫の話では、ジンギスカンのタレは、昔はどの家も自宅で手作りだったそうです。
タレは醤油をベースに、お酒、玉ねぎなどの香味野菜、梨やブドウやリンゴなど果物をすりおろしたもの。これにマトンを一晩くらい漬け込む。美味しそう!!
昨夜、夫は梨と玉ねぎをすりおろし、醤油、酒、その他色々入れたタレを作り、真トンを漬け込んでいました。ブドウがあれば入れたのになあ、とちょっと残念そう。
で、今晩、そのタレに漬け込んだマトンを焼いて食べましたよ。
焼き加減はレア。絶対レア。ちょっと炙る程度でOK!
マトンって、焼きすぎるとかえって臭みが出る。これ、ホントよ。
なぜか「ジンギスカンは臭いからよく焼いて食べる」という人がいるんだけど、いやいや、焼きすぎのほうが肉の臭みがでるから!
牛肉でもレアのほうが甘みがあって美味しい、という経験は無いですか?
マトンも同じ!
レアのほうが甘みがあって臭みもなくて柔かくて、すごく美味しいから! ぜひ、レアで食べてください。
マトンは臭くてイヤだ、という人は多分焼きすぎていると思うなー。
それから、一緒に焼く野菜はモヤシとカボチャ、玉ねぎニンジンなどが定番。
野菜の焼き方は、本場北海道では「焼く」んじゃなくて、煮るんです。
特に、カボチャは、網で焼くのではなく、帽子みたいな形のジンギスカン鍋のツバの部分、あそこに溜まったジンギスカンのタレで煮るようにして火を通すんです。
そうしたらすごく柔かくホクホクになりますから! タレを吸って味も付きますから! これがまた、めっちゃ美味しいから!
モヤシやニンジンや玉ねぎも同じようにタレで煮込む感じ。そうすると焦げもなくてほっこり美味しくなります。
旭川で教わったやり方でジンギスカンをやると、今までとは違う美味しさでびっくりです!
マトンが臭いとか、カボチャを焼くと焦げてパサパサになると思っていた方、考え方とやり方を変えて、ジンギスカンを楽しんでくださいね。