ギョロの爪切り成功への道
手を触るだけでギャーギャー悲鳴を上げて暴れていた。
とにかく、手先を触ったら何か嫌なことがおきる!と思い込んでいるので、それから逃れようと暴れるのだ。
それで、手を触っても悪いコトは起きませんよ、ということを認識させようと、2年ほど前からギョロの手を少しずつ触ることにした。
最初はホンの半秒くらいから始めた。ちょっと長くなると唸るので、唸り始めないように、唸る前に触るのをやめる、という方式。
そして、2年ほど経って、ようやく手を触っても悲鳴を上げず、逃げなくなった。
その成果がこれ。
いやー、長かった。
2年ほどかけて、手を触っても嫌がらないようにして、この後から、ようやく爪を切ることが出来るようになったのだから。
手を触り、爪を出してもギョロがじっとしているなんて、本当に感慨深い。
でも、まだ成功したのは1回だけ。
次の爪切りはどうなるか、まだドキドキ物だ。
気まぐれギョロだから、いつ豹変するかはわからない。でも、このまま手を触っても嫌がらずにいてほしい。