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食器のニオイ

読売オンラインでコラムの連載をしていて、その中でとても興味深いコメントが付きました。
「石けんの能力、勘違いしていませんか?」
これのコメント欄に、「今年から食器を無香料の石けんであらっていますが、食器が妙にニオイます。香水のような…独特の臭い、元はこんな臭いしませんでした(大意)」という質問が付きました。

私も最初は原因がわからなかったのですが、とりあえず一般的なニオイの解決法を教えました。
熱湯をかけてみること、石けんをたっぷり使うこと、などです。

すると、「熱湯で洗って臭いがとれました、またクエン酸を使ってみると、陶器やグラスがツルツルになりました。何らかの付着があったのですね」というアンサーが付きました。

なるほど、あれこれ考えると、この「香水のような臭い」は、合成洗剤の香料だったのでしょう。食器にそういう香りが付くって、それ以外にはないですもんね。(わざわざ食器に香水を振りかける人なんかいないし)

その香料や、落ち切れなかった汚れや、洗剤の成分などががっちりと食器の表面に固く残留していたのだと思います。

それが、石けんを使うと、その固い汚れが緩み、中に閉じ込められていた香料のニオイ成分も出てきた、ということではないでしょうか。
それが「石けんを使い出したら香水のような臭いがした」ということなのです。

石けんって、やっぱり優れた洗浄剤です。
泡をたっぷり立てて洗うと、本当にきれいになります。
そして、ツルッツルのピッカピカになります。

表面に残留しないので、食器の水切れもよく、すぐ乾くと言うメリットもあります。
洗濯用粉石けん、なんでも使えて超便利だなあ。

※洗濯用粉石けんで食器を洗っても大丈夫なんですか?という質問には、明日お答えします。今日はこの辺で。
by akaboshi_tamiko | 2015-05-04 00:44 | 石けん/洗濯 | Trackback | Comments(0)