2015年 06月 09日
目の曇りが晴れたのか
ギョロは11歳のおじさん猫、空吉も10歳のオヤジ猫ですが、見た目は可愛く、まだまだ子猫(に、私には見える)です。
小町は二歳。キジトラで尻尾が短くてカワイイ女の子です。
どの猫も可愛い猫ですが……。
いや、最近、友達の猫とか、ネットで見かける猫の写真を見ると、、、、うちの猫よりカワイイ猫がいるんですよ…。
こんなことはなかった、少し前までは。
(と、うっかり吉田拓郎のリンゴの歌詞が出てきます)
ホントに、こんなことは無かった、少し前までは。
猫の写真を見ると、どの猫よりもうちの猫が一番かわいかったし!
世界一カワイイ猫が、なぜうちに5匹もいるの!? 世界一カワイイ猫は、誰がどう見てもうちの猫だよ!と、思ってました。
特に、2013年になくなったコマちゃん【本名・小毬(こまり)】は、誰がどう見ても可愛くて素晴らしい猫で、世界中のどんな人でも、コマちゃんの前ではひれ伏すに決まっている、と思ってました。
こういうこと、本気で思っているのがばれるとちょっと恥ずかしい(と思うだけの理性はちょっとだけある)ので、冗談めかして「うちの猫は世界一カワイイし~」と言ってましたが、あれは冗談ではなく、本気の本気だったのです…。
ところが、このコマちゃんが亡くなってからは・・・・
よその猫を見ると、あれっ、うちの猫よりカワイイかもしれない…と思える猫がちらほら出てきたのです。
コマちゃんが生きていたころは、ほんとにコマちゃん以上にカワイイ猫なんて見たことが無かったと、ええ、本気で思ってます。
でも、それはやっぱり目が曇っていたのでしょうか…。
今は、うちの猫たちって本当に可愛い、とは思うけれど、ほかにもカワイイ猫がいると気づいてしまって、ちょっぴりつまらないです…。
あっ、今、思ったんだけど、これって、いつかは来る別れに対する防衛本能なのかもしれない。世界一の猫を亡くすと、ダメージ大きすぎるのでね…。
ほかにもかわいい猫はたくさんいるよ、と、今から言い聞かせているのかもしれません。