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第17回日本水大賞

今年の日本水大賞のグランプリは、「地形特性を反映した津波模型による疑似津波の実演活動~津波防災への啓発活動と津波模型製作の継承~」 岩手県立宮古工業高等学校機械科 課題研究・津波模型班でした。

岩手県立宮古工業高等学校機械科、課題研究・津波模型班の生徒の方たち、指導に当たった先生方、おめでとうございます!

この活動は、地域の人たちに疑似津波を体験してもらって防災意識を高める、という活動です。

どうやって疑似津波を体験させるかというと、高校生たちが、自分たちの住んでいる地域(最初は宮古湾)の詳細な模型を作り、それに水量や水流を調整できる機能をつけ、本物に近い津波を発生させ、水の動きを目で見てもらう、という仕組みです。素晴らしいことに、陸地だけでなく、海底の地形もちゃんとつながっていて、このおかげで津波の動きが正確に再現できるのです。

最初は2006年(平成18年)に宮古湾の模型を作り、次々にほかの地域の模型を作って、その地域の小学校へ出前授業を行ったり、模型を市役所に展示したり、地域の人の防災意識、危機意識を高める啓発活動に大きな成果を上げてきました。岩手県内だけでなく、大阪府、徳島県、兵庫県への出張実演会も開催し、大きな成果を上げています。

東日本大震災以前からこの活動は続けられていて、実際にこの出前授業を受けた小学校では、あの大津波のときに避難がスムーズに行われた、という話も伺っています。

何はともあれ、この素晴らしい活動、ぜひ多くの人に知ってもらいたいと思います。

ほかの受賞活動はこちらをご覧ください。

まだ詳細な活動内容が出ていないのですが、すべてアップされたらまたお知らせいたします。


追記
岩手県三陸地方は、明治三陸津波(1896年・明治29年/6月15日)、昭和三陸津波(1933年・昭和8年/3月3日)、チリ津波(1960・年昭和35年/5月24日)、そして東日本大震災による津波(2011年・平成23年/3月11日)と、大きな津波が襲ってきた地域です。

この津波の歴史、私たちも忘れずにいましょう。

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by akaboshi_tamiko | 2015-07-18 01:21 | エコ関連 | Trackback | Comments(0)