弾丸美術ツアー歴博、&ごはん
へ「夷酋列像 蝦夷地をイメージをめぐる人・物・世界」展を見に行きました。
その時の印象などはこちら。
写真は歴博の玄関にいた猫、
黒猫かと思ったら、錆が入った猫でした。
さて、この日の動きは、展示を見る前にまずは食事をと、併設されているレストランへ。
このレストランの名物料理に古代米を使ったメニューがあります。さすが歴博。歴史を感じるメニューですね!!
と思って、古代米って正確にはどういうものなんだろうと検索してみると…
古代米とは、古代から栽培されていた、古代の野生種の形質を残している、と言われている品種を指す言葉。販売上の宣伝文句として使用する用語で、農学上の用語ではない。いわゆる「バズワード」だそうです…。
えっ、バズワードって何?と検索したら・・・
バズワード・・・人に関心を持ってもらうため、もっともらしい説明が付けられた専門用語のこと。だそうです… な、なるほど…
まあ、でも、古代人ももしかしたら栽培していたであろう品種のお米です。赤紫の色がなんとなく栄養価高そうですし、実際、食べてみたら美味しかったですよ。
メニューは古代米のおろし豚カツセット、魚の紙包み焼きセット、古代カレー、古代カツカレー、古代ハヤシなど。
(古代米は白米にも変えられます。
と、ここまで説明して、古代米のカレーを頼んだと思ったでしょ⁉
じゃーん、意表をついて、今回、私はジャージャー麺にしました。これもおいしそうだったのでね!
やっぱり印象通り、温かくて美味しかった~!
新野は古代米のカツカレーを頼んでました。何口かもらって食べたけど、相変わらず美味しかった!!
こちらは古代米のハヤシライス。ajiさんとM子さんが頼んでました。
赤紫のごはんが古代米です。普通の白米とはちょっと違って、白米よりちょっと柔らかいかな。圧力釜で炊いているのかもしれない。甘みとコクがあります。カレーとかハヤシライスみたいに、何かをかけて食べる方式が合うお米なのかも。
「歴博」は、うちの近所なのでちょくちょく出かけて広い庭を散歩したりします。企画展が面白そうだとふらりと入ったりすることも。
ここの収蔵物は質、量ともすごくて、いろんな時代の暮らしぶりを再現したジオラマもたくさんあり、これがまた素晴らしい!
ストロボを使わなければ撮影可能なので、今回はこのジオラマの写真を撮ってみました。
田植えの時期のある田舎町のジオラマです。精巧に作られていて、普通の民家や農家だけでなく、神社やお寺やお墓も緻密に出来ていました。
こちらは河童を民俗学的な見地から考証してある展示パネル。
これを見て、思い出しました! 私の故郷、宮崎県では河童のことを「ひょうすんぼ」と言ってたことを! ひょうすんぼ、ひょうすぼ、とか言ってたなあ。すっかり忘れてたけど。
ここは企画も常設もすべてを見て回るには丸一日必要なくらい。千葉市美術館にも行きたかったので、この日はとりあえず企画展だけで弾き上げました。
外にでるとエントランスへ続く広い階段に猫が!最初に出した写真の猫ですね。
私がしゃがんで手を出すと、一直線に私の方へやってきて、手に顔をすり寄せる猫。
ほかの人も手を出していたのに、私のところへくるなんて、やはり猫好きとわかるのでしょう。ああ、カワイイ。
この猫としばし暖かな交流をして、我々は千葉市美術館へ向かったのでした。
千葉美では初期浮世絵展-版の力・筆の力―展をやってました。
これがまた素晴らしい!ので、それはまた明日!