自分に正直すぎたかも
その1
(その9まであるので、ぜひご覧ください)
(個人的にはその4が、ストックホルムに行った理由がよくわかるのでお勧め。あと、着物ネタがその5とその8です)
で、夏のスウェーデン、ストックホルムは、さすが北欧、さわやかでした!
北国だから日本のみたいに30度越えとか、ムシムシ、ジメジメとか一切無くて、カラッとさわやかな気候。
でも、真夏なので日中は暑く、みんな半袖やタンクトップなどの、普通の夏服でした。
さて、そんな夏のストックホルムで、私は冬のモコモコしたコートを買いました。厚手だけど軽くてあったかそうなコートが安く売られていたのです。
モコモコでカワイイし、あったかそうでしょ?
北国のコートだから、絶対あったかいだろうし、寒さ対策は万全のはずだし、この冬はあったかく過ごせそう!
と思って買ったのでした。
・・・・・・
ところが…。
これがね、着てると寒いんです…。
なぜか。
これを買うとき、サイズを見ると、S、M、Lがありました。
私、自分を正直に振り返り、、、、
「ここで見栄を張ってSを買ったら小さくて入らないに決まってる。Mも見栄を張ってることになる。やっぱりここは正直にLを買って帰ろう」
そう思ってLを買ったらですね・・・
さすが、北欧。みんな背が高く、身体も大きい。そんな国のLサイズは、、、、
私にはブカブカだったのです・・・
試着はしました。Lだけ。そして、冬は厚着になるし、ちょっとブカブカだけどLにしておこうと決めたのでした。
なぜMの試着をしなかったのかというと、だってこの店、若いコ向けのお店だし…。若いコ用の服なんて、絶対細くつくってあるんだから、見栄はってM試着して、キツキツだったら悲しいし。
そんな思いが頭をよぎってLを買ったわけですが、、、
やはり大きすぎた。
真冬の東京で、風がビュービュー吹くと、おなかのあたりに風がブワ~~ッと入ってきて、寒い寒い。
やはりMでよかった。北欧のサイズならMでした…。
それと、このコート、デザインとして、大きめのがっちりした金属のファスナーとスライダーが付いていますが、、、
これがね、冬の冷たい空気で冷やされて・・・。
冷たい金属が直に手や首に当たるんですよ! さ、、、寒ッッ!!
北欧のコートなのに、なんでこんなに寒いの!? と思ったのですが、よ~~く考えると、これ買ったのは8月です。
真夏に売られていたこのコート、真冬用ではなかったのかもしれない。
北国で湿度が低いところだと、夜になると結構冷えることがあります。だから、夏の終わりとか、初秋に着るコートだったのかもしれません。気候が違うと、着る物と、それを売る時期も日本の常識とは違ってくるんですね…。
それにしても、自分に正直すぎるのも考え物でしたね……。
まあ、腹巻と手袋と襟巻で風の侵入を防いであったかく着ようと思います。