着物と洋服の着付け
でも、高鳥副大臣の着物姿は、着物ドレスコードという側面だけでいろいろ取りざたされているのではなく、TPPに絡む政治理念も関係して、話しが複雑になっています。
純粋に着物のことだけで評価するのではなく、顔とか雰囲気とか政治理念が混じりあって、なんだか批判が出ているような…。
ところで、昨日出した写真を見ると、高鳥副大臣以外の方たちはみなさんビジネススーツ。
このビジネススーツの方たちを見ると、私の好きな着こなし、着付けもあれば、これはちょっとワタシ的には好きになれない着こなしだな、と思う人もいました。
でも、そんなことわざわざ「何番目に立っている◎◎国の人の着付けを私は好きじゃないです」なんて、名指して言うことはありません。そもそもスーツの着つけって、あんまり気にしない人のほうが多いのではないでしょうか?(スタイリストとかファッションライターの方たちは別として)
ところが、着物となると日本中の人たちがファッションライター並に着付けを事細かく取りざたするような気がします。ビジネススーツの着付けに関しては誰も何も言わないのに。
それは、やはり、着物を愛するがゆえに、だと思います。スーツ愛より着物愛のほうが大きいんですね。
着物の話題は時に紛糾することがありますが、それはやっぱり愛ゆえに、なんですね。