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心の闇、無いほうが怖い

このところ、ニュースを見るたびに嫌な事件が必ず出てきます。

凄惨な暴力によって人を殺したり、小さな子供を虐待して殺したり、、、。そういう事件は本当に気持ちが塞ぎます。

そういう事件の場合、ニュース解説者などがよく、「○○容疑者の心の闇はどれだけ深かったのでしょうか」というようなことを言うのですが、私はちょっとそれは違うのではないかと思っています。

人の痛みがわからない、人を傷つけても心が痛まない、平気で暴力をふるい、人を殺してしまうような人物の心は、闇が一切無くて、何の遮蔽物もない平面なのではないか、と思うのです。

本来、人は誰もが心の中に闇を持っていて、その闇の中に、自分の醜悪な部分、凶悪な部分、残酷な部分を閉じ込めているのではないでしょうか。

でも、闇を持たない人は、その嫌な部分を隠すことができず、表にパッと出てしまうんじゃないかなぁ。

心の闇が大きければ大きいほど、自分の「凶悪さ」や「凶暴さ」が全部そこに沈み込み、闇の中で小さくなっていく。
闇は心の中の浄化システムかもしれません。

人は誰だって醜悪な面、不快な部分を持っています。そのドロドロした黒い腐臭に満ちたヘドロのような物を浄化するシステムを心の中に持っていないと、嫌な態度、とげとげした言葉、暴力が、身体からどんどん出てしまう。

凄惨な暴力で人を殺してしまうような人には、そういう浄化システムがなくて、思ったこと、考えたことがパッと表に出てしまうのではないか…。

人は、昼の明るい太陽の下だけで生きていくことはできません。暗い闇の中で身も心も安めることが必要です。
闇は誰もが心の中に一つ持っているべきもの。醜悪で非道で残酷な部分を、なだめて、小さく砕くためのもの。

闇が無いと、人間の非道さ残酷さが、そのまま出てしまうような、そんな気がしています。


えっと、私の心の闇は、ちょっと小さいのかも。嫌な部分がすぐ表に出るしね…。ガマンがきかないしね…。
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by akaboshi_tamiko | 2016-02-18 23:58 | 時事 | Trackback | Comments(0)