野菜に対する認識
忘れたのかと思ったら、「餃子の中に野菜入ってるからいいと思って」と言う。
そうか、こういう人(メタボで肉好きな人)にとって、野菜とはその程度の認識なのか。買い物に行くと、買うものがどうも違う、と思っていたのだが、野菜に対する認識が違っていたのかと、納得。
一回の買い物で数回分済ませたほうが効率いいじゃん。
餃子の中に野菜は確かに入っているけど、ニンジンや小松菜や水菜やセロリやレタスや蕪やナスや大根なんかが入っているわけじゃない。
餃子だけ食べるわけじゃないんだし、おひたしや野菜入りの味噌汁やサラダや煮物も作りたいじゃないか。そのとき同時に、じゃなくて、その日の昼食、晩御飯、翌日の朝食、昼食、晩御飯に野菜必要じゃないか。
昭和の時代、買い物かごをもってその都度その都度買いに行くような生活って確かにあったけど、今はそんな時代じゃないし、スーパーまで車で行くような地域に住んでいるんだから。遠いんだよ、スーパー。一回の買い物である程度済ませようよ。
という言葉を飲み込み、裏の畑からネギを一本抜いてきて、ネギぬたを作った。
餃子とそうめんだけで昼を済ませるのは、私の感覚ではマジありえねー。なにか野菜が一品ほしいのだ。
野菜に対する認識の違う人、しかもその人が料理上手で、作るものがものすごく美味しい、ときたら、野菜不足の生活になる。野菜がちょっと少ないな、と思いつつ、おいしいから、ま、いっか、となる。
野菜に対する認識が違う人と暮らしている、ということを改めて自分に言い聞かせて、野菜不足を何とかしなければと思う今日この頃。
コレステロールも体重も増えているしね。
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