高島礼子さんと汗
昨日、妻である高島礼子さんの記者会見を見た。
気丈にふるまっていて、かわいそうだった。
夫が覚醒剤を使用していることに気づかなかったのか、と何度も聞かれていたが、私はほんとに気付いていなかった、気づけなかったんだろうなと思う。
レポーターの一人が「(覚醒剤を使用するとかく)汗とか…」と聞くと、高島さんは「私も汗をかきます」と。
高島さん51歳。
ああ、そうか、、、更年期真っ只中だ…。
私は39歳の時に子宮と卵巣を二つとも切除したので、その瞬間から更年期だ。(更年期とは女性ホルモンのバランスが乱れる時期。卵巣切除で女性ホルモン分泌が一気に減ったので、激烈な更年期になった)
その時のホットフラッシュの凄まじさは、今もはっきりと覚えている。玉のような汗がいきなり首から噴き出してくる。
夜中にいきなり汗が吹き出し、顔の下半分、首、鎖骨のあたりまで、汗でびっしょりになって、暑い、暑い、と言って目が覚める。昼間もいきなり汗が出てくる。体のほかの部位からも汗は出るのだけど、特に顔周りがすごかった。
高島さんの「私も汗をかきます」と言ったひとことと、年齢で、ああ、その汗はホットフラッシュだとわかる。
自分がホットフラッシュの時って、ほかの人の汗に気づかないだろうな…。
ドラマの撮影に入ると長期間家を空けるし、普段から夫婦というより友達感覚だったというので、そんなにべったり一緒の部屋にずっといたわけではないらしい。
おまけに更年期のホットフラッシュ。そういう状況だと、夫の変化に気づきにくかったんだろうな…。ウソは言っていない、と思った。
パフォーマンス学の権威の教授が、「高島礼子はウソをついていない」との見解を示していて、高知東生のことは嫌な事件だけど、高島礼子さんに関してはちょっとホッとしたのだった。
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