丁寧な暮らし2
が、最近(ここ1か月くらい)、私は一つものすごく丁寧にあることをやっている。
トイレットペーパーを丁寧に・・・
というと、こういうことを思い浮かべる人も多かろう。
トイレットペーパーの三角折り。こうやって折ってあると次の人が使いやすい。ちょっとした気遣い、心遣いという風にとらえる人が多いと思う。
しかし、最近はこれは手についた菌をペーパーにくっつける行為だ、ということが知れ渡ってきた。
そうだ、ほんとに、排便して、手を洗ってから三角折りをする人はあんまりいないと思う。やっぱりやらないほうがいいよね。
もともと私は、若いころ、この三角折りに関して、「人が触って三角に折ったトイレットペーパーなんて、使いたくない」という人がいる、ということを雑誌で読んで、なるほど!と思い、やらないことにしていた。
というわけで、トイレットペーパーを丁寧に、というのは三角折りにすることではない。ではどうしているのかというと。
その前に、トイレットペーパーって、フラップのところできれいに切り取ってあるものって、次に使うときはがれにくくて使いにくくないですか?フラップから端が全然垂れてない状態。これってロールを回しても端がはがれて垂れてこないことがあるんですよね。
ちょっと紙が前に垂れていると取りやすいんだけど、これでもぴったりくっついてはがれにくいこともある。特に指が乾燥しているとシングルロールの紙はなかなかはがしにくく、外のトイレだと何度もロールをくるくる回しても垂れてこないこともあるので、爪でひっかいてようやく紙の端を見つけることもある。
というわけで、私は家のトイレでも外のトイレでも、常に端っこが垂れている状態にしておきたいと思い、丁寧にこんな風に紙を切っている。
はい、まずペーパーの半分くらいまで切ります。
そしてペーパーを少し引っ張り出します。
その状態で紙を最後まで切ると、こんな感じに。
なんて丁寧な切り方でしょうかっ!
こうやると、次の人が紙を引っ張り出しやすいんですよ!! 丁寧で親切!!
・・・・ただ、・・・
欠点があって・・・・・・
これって、ただのずぼらなちぎり方にしか見えない、ってことである。
がさつに切り取っただけ、に見えるよね。でも、本当な何段階かの手順を踏んで、丁寧に切ってあるんだけど。次に使うとき絶対使いやすいんだけど。
どう見ても丁寧には見えないので、手順を増やしてこんな風にもやってみた。
ちょっと切っては引っ張り出し、また切り、引っ張り出してはまた切り、と繰り返して階段状のフォルムに。
・・・・・
でも三角折りはしない主義なので、やっぱり最初の、がさつに千切りました感満載のやり方にしよう。これで今、うちのトイレは次の人が使いやすくなっているのである。(夫と義母しかいないけど)
外のトイレでもこれをやっているので、私の後に入った人は、きっと使いやすいはず!!! なんだけどね・・・・。でもきっとそういうこと気づかずに「ずぼらなちぎり方してるなあ」なんて思われるんだろうな・・・。
ま、いっか・・・
こんなことで「丁寧な暮らし」と言われたら、きっと本来の意味の丁寧な暮らしをしている方からおしかりをうけるかも…?
かも…。かも……。
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