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ムーちゃんとそら吉

ムーちゃんは1994年5月20日に群馬県で生まれた。
私の友人の、そのまた友人の実家が獣医さんだったとかで、交通事故にあった猫を治療しているとき、手術台の上で3匹の子猫が生まれてきたのだそうだ。獣医さんたちが里親探しに奔走し、群馬県から東京、東京から千葉の私の家にも電話がかかってきて、もらってくれないかと頼まれたのだった。

伝手を頼って、三毛猫のムーちゃんがうちへやってきたのは生後7日目の94年5月27日。胸ポケットに入るくらい小さな小さな猫だった。

うちに来てから10歳を超すころまで特に病気もせず、健康に過ごしていたのだが、そのころからおなかが弱くてよく下痢をしたり粗相をするようになった。ほかの猫の餌まで奪って食べるくらい食欲旺盛で、食べ過ぎ(だとその時は思っていた)でちょくちょく下痢をし、トイレ以外の場所で粗相をするのでとても困った。

そのころはなぜそんなに粗相するのか訳が分からず、卑しいねこだなあ、とか、思っていたのだが、実はこれは甲状腺ホルモン異常という病気だった。
猫のホルモン異常http://akaboshi.exblog.jp/13692128/

この病気は、代謝が異常に活発になるので食べてもおなかがすぐ空くらしい。そしておなかが緩くなって便の回数が増える。食べるとものすごい下痢をする。下痢を止める注射をしてもらったり、ホルモン剤を飲ませたり、食事を変えたり、いろいろしたけれど、食べても食べてもムーちゃんは餓鬼のようにおなかをすかせていた。下痢しない程度の食餌では全然足りず、空腹のあまりトイレの砂(木製)を食べていたこともあった。

そんなにおなかがすいていたのなら、下痢してもいいから食べさせればよかった。でも、大量に下痢するし、それも怖くてできなかった…
病気が分かってからは、いろんな治療を受けさせたけど、2012年1月13日、17歳と8か月で亡くなった。

亡くなってから、うちはどの猫も庭に埋葬しているのだけど、お墓に毎日、好きだった猫缶を開けて、まるごと土に埋めてあげた。好きなだけ食べていいよ、もう下痢しないからね…と。人間の葬儀と同じ考えをしてもいいものかわからないけれど、四十九日がすむまで続けた。ムーちゃんの空腹が少しでも解消してくれたらいいな…と。これで気が済んだわけではないけれど、病気に気づいてあげられなかった数年があるので、その時の罪滅ぼしだと思っている。

そして、いま、そら吉が病気になった。血液検査の結果、コロナウイルスが陽性となった。コロナウイルスはたいていの猫がもっていて、発症する猫としない猫がいるらしい。

そら吉はすでに発症してしまった…。食欲がなく、ずっと食事をとってくれない。最初は右目だけ曇りが出ていたのに、今は左目も曇ってきた。インターフェロンの注射をして、ウイルスを抑制しているのだけど、めきめきよくなるというわけではない。今後、どういう治療をするべきか、どうしたらいいか、毎日、夫と二人で話し合っている。

そら吉は生まれたとき未熟児で、一日持たないのでは、と周りが恐れたくらい虚弱だったそうだ。
そら吉の生まれたときhttp://akaboshi.exblog.jp/25458533/
子猫用のミルクをスポイトで口に入れてもらって命をつないだという。

その話を獣医さんにしたら、「それだと初乳を飲んでいない可能性がありますね」と言われた。
人間も、全く何の免疫力も持たないまま生まれてきた赤ちゃんは、母親の初乳を飲んで、母親の免疫力をもらうという。自分の免疫力がつくまでの数か月は、それで感染症を抑えたりするという。

コロナウイルスは免疫力が落ちていると発症するという。初乳の持つ免疫力の効果はとっくに切れている時期ではあるけれど、やっぱり飲んでいないのは、ちょっと弱いのかなあ、、、なんてことも考えてしまう。

ムーちゃんも生後7日目でうちに来て、生まれたとき母猫は交通事故で手術中だったし、初乳を飲んでいないかもしれない。初乳の免疫効果は一生続くわけではないけれど、飲んでいたらちがっていたのかなあ、なんて、考えても詮無いことを考えている。

ムーちゃんのときは空腹で空腹でかわいそうだった。

そら吉は食べてくれなくて困っている。温めて匂いを強くしてみたり、好きなフードをあれこれ出しているけれど、なかなか食べてくれない…。何かいいアイディアはないでしょうか。



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by akaboshi_tamiko | 2016-10-13 00:05 | ペット | Trackback | Comments(0)