パティ・スミスが歌う「はげしい雨が降る」
ものすごく感動的でした!!
途中、緊張のあまり歌が中断したのですが、それもまたパティ・スミスの謙虚さの表れだと、彼女のFacebookのコメント欄では絶賛されていました。
会場では、この歌を聴きながら涙ぐむ人の姿もありました。
ボブ・ディランの詩は難解だといわれるけど、もともと英語の詩は私にとっては理解するのが難しいことなので、曲調と、簡単な単語の意味から類推するしかない。単純な意味しか受け止めきれないので、かえってすんなり「戦いの歴史」と「それを拒否し、悼む男」の歌、として心に入ってきました。
反戦歌と言えば簡単なんだけど、単純に「反戦歌」というラベル付けをしたくないなあ。なんでかというと、、、なんでかな。反戦歌という言葉は、なんだか手垢にまみれた感じがするんですよね。すごく声高な感じもするし。
でも、この曲はそんな声高な感じはしない。メロディが哀愁を帯びていて、穏やかで、しかも毅然としていて。
これをパティ・スミスの声で聴くと、本当に心に沁みる…。
ボブ・ディランは授賞式は欠席して、スピーチが代読されました。その全文が公開されていて、これもまた感動的でした。
スピーチ全文(日本語訳)
スピーチ全文(英語版)
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