2016年 12月 19日
ウールのセーター
新幹線の中は暖かだったが、最寄り駅から東京駅までの電車が寒かった。
暖房は入っているのだが、効きが弱くて冷え冷え。その状態で一時間…。寒かった…
静岡から牧之原市へ行き、浄化槽のパネルディスカッション。これは楽しく有意義な講演だった。が、帰ってきてから寒気がして、風邪の症状が出てきた。
寒気がするので、ウールのセーターを着たら、、、、
あったかいなあ、セーターは。
いつもはフリースとか裏起毛のシャツとかばかりで、それであったかだと思っていた。確かにそれで充分暖かいんだけど、ウール、、、いや、純毛のセーターのぬくもりはまた格別。
さすが「汗をかくほど暖かい衣服(汗=sweatをかく衣服、sweater)だ。着ていてちょっと汗ばんできた。
でも、化繊のセーターと違って純毛のセーターは湿気が抜けていくので着ていて快適。
ここ何年も純毛のセーターを着ていなかったので着心地を忘れていたなあ。
子供のころ着ていた純毛のセーターはもっとチクチクしたような記憶がある。首がチクチクするので、朝、母が着せようとしたのをとんきろ起こして、泣いて嫌がったのを覚えている。(注・とんきろ、とは、日之影の方言で、かんしゃくを起こす、というような意味)
今は昔みたいなごわごわチクチクするセーターは全然見かけない。子供のころはまだアクリルとか出てきてないので、持っていたセーターはどれも純毛だったはず。なのにこの手触りの違いは、何が違うんだろう?
羊毛を紡いだり撚ったりする技術が変わってきたのかもしれない。柔らかな手触りの純毛のセーター、今は案外安い値段で手に入る。ウール100%、ウールマークのついたセーターが2千円台で売られていたりする。ありがたいけど、いいのかな、採算とれるのかな、なんてこともちょっと思うのだった。
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