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報道無罪

05/05/05/木曜/晴れ
福知山線の事故によって、JR西日本の体質がいろいろ暴露されてきました。

死者107人。大惨事です。
その大事故の車両に乗り合わせていたJRの運転士二人が、救助活動を手伝わず、自分の仕事場に出社し、そのまま運転を続けた、ということがニュースになっていました。

このニュースを報道する各メディアは、その運転士二人のことを責めるような言い方をしていましたが、私はそれより、救助活動より列車の運転を優先させたJRの体質が問題だと思います。
それと、この二人の運転士が救助活動に残った場合、彼らが運転するはずの列車をヘルプする人がいないという、この余裕のなさも大問題ではないでしょうか。
 
会社の目標の第一位が「稼ぐ」だったということも、なんだかもう、何もかも根っこは同じ。

友達のブログで、500人以上もの命を23歳の若者一人に任せるのは無理があるのではないか、とありました。他の鉄道会社は26~28で運転手になるそうです。
飛行機でもロケットでも船でも、副操縦士っていますよね。
1000人も乗っていたという電車です。若者一人にまかせっきりにするって、やっぱり無理があるんじゃないかなあ。

保険をかけるにしても、若い人は事故が多いという統計上の事実があるから、若い人は掛け金が高いんですよね。若いからダメ、年取っているからいい、という単純な話では全然ないんですが、やっぱり経験の浅い23歳の若者たった一人に命を預けるシステムに無理があるんだと思います。

こういうシステム上の問題点に言及するメディアは今のところ少ないような気がします。

ご遺族の方たちの心情を、悲しさを、根掘り葉掘り聞くのって、報道じゃないと思います。
報道無罪、という姿勢はひかえてもらいたいです。
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by akaboshi_tamiko | 2005-05-06 02:06 | 時事 | Trackback | Comments(0)