アクアアドバイザーへの道その2 エパー鍋
まだまだ付け焼刃ではありますが、ミネラルウォーターのことに詳しくなりました。
日本の水はほとんどが軟水で、日本人は軟水の味に慣れています。なんといっても軟水は飲みやすく、硬水は文字通り「硬い」ような味がしたり、苦みやえぐみを感じるのでちょっと苦手、という人も多いようです。
アクアアドバイザーの講義の中で、いろんな硬水を飲ませてもらいました。
その中で、この二つ。右側のボトルのコントレックスは日本でも売っているお店があるので飲んだことがありますが、エパー(HePAR)(左の青いキャップのボトル)は初めて。
エパーはもっと苦くて、なんと硬度1849.0mg/L 苦味とえぐみがあって、これをおいしいと感じることはあるのだろうか…?と思うくらい。
でも、硬水は肉料理に合うといわれています。マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが肉のアクをとっておいしくしてくれるらしい、、、というのを聞いて、ふと思いました。
エパーで肉を煮たらどうなるんだ?
はい、やってみました。豚しゃぶをエパーでやってみたんです!
最初は、「あれ? いつもとちょっと違う?」と思いつつ、どこが違うかわからない。でも、白滝が全然臭くなくて、いつもより美味しいと感じる。だけど肉の味はどう違うのか、よくわからない。おいしい気がするけど、それは肉の良しあしなのかもしれない。
というわけで、比較のためにふつうの水道水でも作ってみました。同じ材料で。
これと、エパーで作ったのと、食べ比べたら…
いや~~~、全然違う!! エパー鍋、旨い!! 美味い!!
なんでもそうだけど、その場で比べないと、違いがよくわからない。
その場で食べ比べると、違いがほんとよくわかります。
エパー鍋のほうが、肉が柔らかく、臭みがなく、甘みが出てました。
水道水で作ったほうは、やや硬いような…。そして、煮汁の味が違う!エパー煮汁のほうが甘い!
この鍋、ポン酢しょうゆで食べていたんだけど、「エパー鍋のほうは、塩だけで食ってみたい」と夫が言い出して、小鉢に取った肉と煮汁に塩をちょっと振って食べたら…
なんだろう、この味! 塩味なんだけど、甘みがあって、まろやかで、なにかすごい出汁がでていて、超うまい!
いやな臭みは全くないし!
ポン酢しょうゆもいいけど、塩だけもうまい!
エパー鍋、またやろう。よくわからないけど、おいしいんだもん!!
みなさん、これ、おすすめですから! エパーを買ってきて、豚しゃぶやってみてください! おいしいですよ! 味の新たなステージが広がります!!